ブレーキパッド張り付きによる破損クレーム

在庫ネタのアーカイブ。

現在はサービスパック点検時の洗車サービスはお願いしてませんが、当時は純正bremboパッドのブレーキダストの多さからホイールのみを洗ってもらってました。

それで新車6ヶ月点検は、こちらの都合とディーラー作業の混み具合から、代車は出せないとの条件で朝方に車両を預け、翌夕方の引き取りということに。

翌日ディーラーでアップグレードオイル代の会計後にカギを渡され車両保管場所へ移動、エンジンを軽く暖機後に発進しようとしたところ、前後どっちにも全く動けん…

早速セールスのところに行き状況を伝えたところ、「一晩しか経っておらずそこまで強く固着してないと思うので、もう少し強めにアクセルを踏んで発進してみて下さい。」とのことだったため指示に従い発進すると、バキッという音とともに固着が解け、以後は普通に動けるようになりました。

ここまで酷いパッド張り付きは、別車種の競技用メタルパッドで豪雨のなかを走行後帰宅し2周間放置した時以来。

そして出庫後そのまま遠出して家に戻り、後日ボディーカバーを掛けしようとしたところ、ふとブレーキローターをみると同心円状の傷がぁ！！

ブレーキパッドを外してみたところ、欠けた破片がパッドのスリット部に斜めに滑り込むように固定され、それがローター傷の原因になっていることを確認。

心配になり全輪チェックしたところ、パッドが破損したのは、この部分だけと確認できたのでディーラーに画像持参でクレームを申し入れました。

純正パッドが高価なためか少しモメましたが、結果的に固着時にディーラー側からアクセル強めで発進するよう指示があり、バキッという音をセールスが一緒に聞いていたことが決定打となり、特別にフロントパッドのみ後日新品交換してもらえることになりました。（消耗部品であり、因果関係が証明できないため通常はクレーム対象外とのこと。）

まさか純正パッドを2日間程度でここまで錆びて固着させるとは、どんな強力な業務用ケミカルを使っているのか逆に興味が湧いてきますね。
サービスは慢性的に作業が混み合い仕事を回すだけで精一杯ということもあるかと思いますが、いつもどおりすぐに出庫していくと思い軽く走っての乾燥はしていないなかったようです。

ということで、なかなかのレアケースとは思いますが、スチール成分多めの純正ブレンボパッドでディーラー洗車サービス後の出庫時に、パッド張り付きと思われる症状が見られた場合は無理に発車させず、ディーラー判断を仰ぐようにした方が無難という話でした。