デッドニングへの考え 3
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
こんにちはshetakeです。
(一部誤字訂正)
最近投稿サボってました・・・
と、言うより実験や開発が多かったのですがあまり書ける程にまとまっていなかったので書けずにいてます。
色々と目処が立ったのかと言うとそうでもないです・・・頑張ります。
過去にこの手の記事を前編、後編と分けて書きましたが前後編だと完結しちゃいますねw
数字入れる事にします。
前編=1 後編=2 今回=3
当時書いた考えはその後変わるかも知れないw
今、どういう考えを持って臨んでいるか、そのあたりを書いていける記事にしたいと思います。
言葉がまとまって無かったり脈絡がよくわからんみたいなこともあるかもしれませんが察して頂けると幸いです。
2
最近ボクのミニのドアデッドニングをやり直しました。
詳しくは内容まとまってから別記事で投稿します。
インナーパネルが着脱式のクルマなのでこのようにアウターむき出しにできます。
なのでみっちり貼りました。
これに対する考え?感想ですが
ここまでやらなくてもいいんじゃないか?wwwって自分でも思ってます。
実際アウターパネルの制振はビビリが無いのが前提で最小限でいいとは思います。
ただし音漏れをできるだけ防ぎたい人はしっかり貼り込んで下さい。
防音路線と音響路線のデッドニングって似ていても厳密にはちょっと違います。
音響路線だとスピーカー背面の音ってなるべく室内には来てほしく無いんですよ。だからアウターでしっかり遮音してしまうと外に漏れ出るはずだった音がインナーパネルへ跳ね返りそれが室内に幾分か届く。
と悪影響が出る可能性は否定できないです。理屈の話です、実際気にならないレベルかも知れませんが、それこそ遮音の強さのさじ加減ですよね。
防音路線だけを求めるならひたすらガッチリいけばいいかなーなんて思わない事も無いです。
ほら?まだなんか白い隙間が見えてるでしょ?こういうとこも埋めていくんですよ(病気w)
ドアの防音は音漏れだけでなくロードノイズ対策等の「静音化」には非常に効果が高いです。タイヤハウスの次に効果高いんじゃないかな・・・
3
ドア内部に入れる吸音材
以前は考えが確立していないと書いてます。「吸音材」とひとくくりで書きましたが
正しくは
「吸音材又は拡散材」です。
少し耳の痛い事情もあるのですが
それはひとまず置いといて・・・
ボクの中では大前提として
「水を吸わないもの」である事です。
どうしても雨や洗車でドア内部には水が入ります、そこで吸音材が水を吸うと吸音性能が落ちるだけならまだしもドア内部には湿気が充満しスピーカーやバッフル、ケーブル、端子などにも悪影響が出ます。なので水吸っちゃう吸音材なんかはボクの中では絶対にNGです。中には撥水仕様の吸音材もありますのでそういったものを推奨します。
あとは素材ですがウレタン素材はできるだけ避けたいところではあります。
ウレタンは経年で加水分解を起こします、弾力なくなってベトベトしだすやつですね。
文献情報だと2~3年で始まるそうです。(実検証したわけではない)
ウレタンだと撥水加工されていればワンチャンいけるとは思いますが撥水効果はどれくらいなのか?とかその辺はまだ懸念があります。
ちょっと否定的な話になりかねないですがあくまで持論ですので人様に強制はしませんがボクはこう考えていると主張くらいはします。
4
画像暗くて見にくいですが
うちのフリードです。
これはレアルシルトディフュージョン使ってます。アマ時代に買ったやつですね。拡散材としては非常に普及しているものですね。コスパもよしで優れた商材なんだなと感心します。
これは水を吸わない硬質発泡樹脂なのでボク的には最低条件はオッケーです。
ヘタなスポンジ入れるなら無いほうがいい、無いよりはコレ入れる方がいい。とは思ってます。
発泡ゴム系の吸音材も世の中にはありますが性能はともかく(けなしてるのではなく未検証の為)水かけてみて
オッケーそうならいいんではないかとも思います。
発泡ゴムと言ってもエプトシーラーみたいなのは構造上水を蓄えてしまうのでNGかなーって思います。
5
で、防音性がアップしてしまったミニのアウターパネル。つまり室内へ向けて反射、音の透過を減らすためには
吸音材必須ですw
もうちょっと勿体ぶりますが
ボクの納得いく吸音材は今開発中ですw
もうちょっと突っ込めば
ドア内部での定在波がどんな状況でそれに合わせた吸音特性をもつ吸音材を等言えばキリがないですがだんだんとやってられなくなるのでここでは置いときます・・・・
6
インナーパネルやドアトリムへはこれまでに書いた通り。
制振・遮音・吸音をできるだけ行う。
ここに関してはあまり防音路線と音響路線に差は少ないかとは思います。
コスパや手間考えてどのくらいやるか、って所かな。
強いて言えば
音響路線独特のアプローチにあるものは「剛性」でしょうか。
剛性に関する一番ポピュラーなアプローチは
バッフルですね。
メタル系を用いたりウッドだとバーチ材などが主流でしょうか。
ここではバッフルの話は置いといて
制振材の厚みだったり素材だったりと追加加工だったりとパネルの剛性を上げるとこも有用な手段だと思います。
7
で・・・・・
そんな自分のやりたい事をやっていった結果
ドアめっちゃ重くなりましたwwwww
ここを気にするポイントとしては2点かな?
・ドアの開閉の重さ
デッドニングとは縁の無い人からすればボクのミニは引くくらい重いですw
自分でも重いなとは自覚ありますが音がよくなるなら個人的にはOKです。
・ドアの強度が耐えれるか?
これは車体側、ドア側の鉄板の剛性やドアヒンジの構造などに依存すると思います。画像はミニのドアヒンジです。
なんて言いますか・・・ブロックタイプのヒンジ?っていうの?
8
対してこちらは鉄板ヒンジ?(ネーミングはそっとしておいてもらおうw)
国産車はほとんどこれですね。
ブロックの方が剛性は高いです。
このあたりの剛性が低いと荷重に負けていわゆるドアが下がる、なんてことになりかねない。
一応ミニは今の重さでもセーフっぽいです。
この2点がまず物理要素でのお話。
9
さて、この重量増加は
音響的にどうだろうか?
いい加減な目算になりますが
アウター、インナー、トリムへの増加分概ね5kgいくかいかないかくらいだと思ってます。
デッドニングのやり過ぎで音が死ぬなんて言葉もあったりしますが
現時点ではボクはそうは思っていません。
以前にブログで書いてますがその時聴かせて頂いたホームの高級スピーカー
、マジコM3ですがこちらの重量は1本145kgらしいです。
その他のメーカーも高級モデルでは100kg超えなんてザラにある。その重量になったのは結果論だろうけど良くしていこうと研究しこのように重くなったのは事実。5kg増えたとて誤差よ誤差w
冗談半分でしたが
カーオーディオ目線で考えると振動が皆無(エンジンや走行)のホーム環境なのにカーオーディオより重量を求める。
重量って大事なんじゃないのか?って思います。
クルマとしての機能優先で重量を気にする人に対しての意見の押し付けでは無いですw
ちゃんと意見は聞きますからw
ちょっと話戻りますが
音が死ぬ場合
吸音のやり過ぎで音が死ぬ、
これはあり得ない話では無いと思います。
不本意な音まで吸われてしまったら死ぬだろうなとは思います。
だから色々試しながらその車、そのシステムごとに合わせて考えてやってます。
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