冬の電気予報はどうなってるの？

東日本大震災の影響から、原子力発電での電力供給が見直されてきて、昨年夏は各種報道でいわゆる『明日の電気予報』なるものが連日報道されていました。

秋頃には
『冬は夏に比べてピーク時間が長く、夏と同様節電に努めてほしい』
というような報道も多かったように思います。

そして本格的な冬を迎えた今。

報道等でそのような事を見聞きした記憶は最近では全くありません。

一体どうなっているのでしょう？

寒い地域に住んでいる私にとっては、供給不足でブロックごとに停電なんて事になると大変です。
石油ストーブを買ってきて、卓上コンロで料理をし、毛布にくるまってじっと耐えるくらいしか方法がありません。

そこで我が家の管轄の『中部電力の電力需給状況』を見てみました。（中部電力ホームページより）

これを見ると、結構ギリギリのところまで電力を使っているように見えます。

でも、周りでは誰もそんな事で騒いでいません。

職場ではエアコンの温度調節をしていますし、できる限りの節電はしています。
我が家では、このような事が起こる前から節電は気を遣っているつもりです。
これ以上の節電はかなり難しいでしょう。

東京などの夏暑い地域に住む方にとっては、冷房が止まると大変でしょうが、こちらのように寒い地域では、冬に暖房が止まると大変です。

夏と同様に、マスコミも冬の電気使用状況について、もう少し報道の機会を増やしたほうがいいんじゃないかなぁと思います。

今はまだ先が見えない状況ですが、とりあえずこの冬を乗り切り、これからも安定した電力が供給できる体制づくりが早く構築される事を望みます。