(スス掃除)インマニと周辺のパーツを外して洗浄してみる
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前回のEGRクーラーの洗浄の続きです。
手順が多すぎて、全てを把握する自信が無かったので
EGRクーラー側とインマニ側の
2つのパートに分けて作業が出来ないか?と
洗浄したEGRクーラー、その他を車体に戻し
バッテリー及びエアクリ、LLCを抜いた状態で
いきなりインマニを外そうと試してみたのですが
EGRバルブの配管が干渉して外すのは
無理っぽいので大人しく順番に外していきました。
※このページの作業の前に
前回のEGRクーラー外しの作業を行いました
https://minkara.carview.co.jp/userid/369999/car/1585564/7400333/note.aspx
今回はダイジェストとして
詳細を省いておりますm(_ _)m
作業スペースを確保する為、
クーラントのサブタンクを外しました。
サブタンクの凹みを通るハーネスを固定している
樹脂クリップを外してハーネスを下にずらし
サブタンク端のツメを解除して上に持ち上げました。
※画像は片側だけですが、
反対側も同様に外しました。
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インマニを外すのに運転席側から伸びるハーネス類が
物理的に干渉したりジャマなので
外していきました。
ハーネスをたどっていき、先端のコネクター類に
前回の作業と同様に取り付け忘れ防止の
黄色マスキングテープを貼ってマーキングしました。
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色んなパーツやホースを外しました。
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特殊なコネクターその1です。
他のコネクターに比べ、
ポッチの押ししろがほぼない上に
点検ミラーで見ると下側も同じ形状のコネクターとなっておりました。
押ししろがほぼないので
ピックツールでツメを解除して外しました。
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特殊なコネクターその2です。
コネクターのポッチが
黄色の枠で押せない様になっています。
1:両側をつまんで黄色枠のロックを解除、
手前にスライド
2:ポッチを押してコネクターを解除
という手順で外しました。
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インマニ下部のシャッターバルブに接続されている
インタークーラーのパイプなどを外しました。
シャッターバルブ下のホース解除にあたって
porigrassさんのyoutube動画が
非常に参考になりました。
ありがとうございます(*^-^*)
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周辺の干渉する部分を取り外し、最後にインマニを固定するボルト8本を外しました。
外す際は端から外しましたが、
取り付けの際は番号の順で
ホイールを取り付ける様に
内側から対角線に沿って手締め→仮締め→本締めと
締めていきました。
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ジャマな配線をよけながら、
ようやくインマニが外れました!
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あんまり詰まっていない・・・??
( ̄◇ ̄;)なん・・・だと・・・?
シャッターバルブがそこそこ詰まっていて
DPF再生距離40km~80kmなので
かなり詰まってる?
なんて思っていましたが、
エンジン側との合わせ目が少し堆積していますが
他はそれほど詰まっていませんでした。
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こっちはエンジン側です。
こちらも合わせ目に少し堆積しているだけで
あとはちょっとだけしか
溜まっていませんでした ( ̄▽ ̄;)
※入口の白い粉は外した際に上に堆積していた
ホコリが落ちた為です。
さらに想定外だったのは、ちょい乗りの個体は
湿ったススのパターンが多いと聞きますが
まつぼう号は元ディーラー試乗車で
納車から試乗で1回4kmほどチョイ乗り、
まつぼうがオーナーになってからも出不精な上、
毎日使用でも通勤片道2.5kmと
ちょい乗りしかしておらず
11年経過しているのにも関わらず
未だ5.7万キロしか走っていない
超シビアコンディションな個体ですが
シャッターバルブ接続口と
インマニの空気が当たる天井壁面以外は
湿っぽさがないカサカサなススと
思いもよりませんでした ( ̄▽ ̄;)
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今回の作業の一か月前に
シャッターバルブの煤取りを行って
ほとんど堆積していないので
外した当時の画像を掲載します。
ホース接続口周辺がオイル混ざりの様な
湿ったススで、シャッター周辺部分は
少し湿ったカントリーマアムの様な
ボソボソしたススでした。
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インマニとシャッターバルブを固定しているネジ4本を外し
分離させました。
画像はインマニ下部の通称:潜望鏡と周辺です。
周辺はボソボソしたススが
それなりに堆積していましたが
潜望鏡の穴自体はほとんど詰まっていませんでした。
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潜望鏡はそのままではススが干渉して外せないので
カニスプーンとパフェスプーンでススを掻き出してから
外しました。
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大まかにインマニとシャッターバルブの
ススを掻き出しました。
これで手で一握り分でしょうか?
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前回EGRクーラーを洗浄したメタルクリーンα液を
一斗缶+カセットコンロで70℃に温め直し
パーツを漬け込みました。
シャッターバルブ及びEGRバルブは
電動パーツが付いていますので電動パーツが付いていると思われる黒樹脂パーツが
漬からないように針金で縛って固定、
その上に風呂フタをして放置しました。
説明書に従い、アルミ製のインマニは
漬け込み4時間以内として
時々洗浄具合を見て、落ちていない部分を
ブラシで擦ってまた漬け込みを繰り返しました。
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漬け込んでいる合間に
エンジン側を掃除していきました。
こちらもカニスプーンとパフェスプーンで
ススを掻き出し
掃除機で吸いました。
これは使っていない
100Vのハンディークリーナー+他社の先端ノズル
です。
インマニを外す前は多分湿ったススで
掃除機が壊れるかもしれないけど
使っていないからいいや~と思いましたが
カラカラのススでしたので壊れずにすみました。
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スプーンを耳掃除をする様に
奥から手前にススを掻き出して
掃除機で吸い出しました。
燃焼室にススの塊を落とすと
煤噛みでエンジン始動が困難になるのが怖くて
燃焼室より少し手前で
とどめました( ̄▽ ̄;)怖いですから
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ススを掻き出してこんな感じになりました。
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洗浄が終わりました。
カラカラのススは漬け込みだけで
キレイに落ちましたが、
湿った部分は洗浄成分が浸透阻害されるのか
落ちが今一歩でパーツクリーナーで洗浄して
キレイになりました。
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シャッターバルブを取り付け
インマニと潜望鏡のみ
新品のガスケットに交換しました。
インマニ:SH01-13-111 1044円
潜望鏡:SH17-13-112B 394円
向きはどうなるのだろ?と思ったのですが
正しい位置じゃないと穴がズレる様です。
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全てのパーツを組み直し、
最後にLLCを注入・・・の前に、
ホースの付け忘れがないか
まずは水道水を注入し、満水になったところで
煤噛みせずエンジンがちゃんと掛かるか
ドキドキしながら掛けてみました。
キュルキュルキュル・・ブォン!
・・・いつも通りあっけなく
エンジンが掛かりました( ̄▽ ̄;)拍子抜け
エンジンルームを隅々までみて
漏れが無いことを確認してから
水道水を排出して、本チャンのLLCを注入しました。
※完全に抜けないので残留水道水と混ざって
LLCの濃度が薄くなりますが、
凍らない地域なのでヨシ!としておきます(^^;)
パーツを外して不動状態になって
2週間ぶりにようやく動く様になりました!
試走してみましたが、確かに軽くなったのを感じます。
あとはディーゼル2を注入して、
DPF強制再生を行ってDPF再生間隔が
どうなるか様子をみたいと思います。
自分ひとりでは、まずここまで出来ない&やる気が起こりそうにないところですが
情報や作業動画を発信してくださった
色々な方々に非常に感謝です。
ありがとうございました!(*^-^*)
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