カーナビ地図更新手順 (地図 SD カードの直接書換更新) - NSZT-Y64T 編 その1

この整備手帳は、トヨタ純正 ディーラーオプションカーナビ NSZT-Y66T の地図データ更新を直接地図 SD カードの更新で行う場合の手順です。

前提条件として Windows PC と SD カードリーダーライター※が必要です。

※SD カードに地図データを書き込むソフトウェア (以下 アプリ) はインターネット上のサイトからダウンロード後インストールするソフトウェアです。このソフトは Microsoft Windows ソフトウェアのため、Apple Macintosh (MacOS) では起動できません。(＝地図データの更新はできません。) また SD カードリーダーライターは PC に内蔵している場合があります。内蔵していない場合は別売の外付け SD カードリーダーライターなどが必要です。

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この整備手帳アップ日は 2023/07/29 ですが、作業自体は昨年 2022/10/07 に行っていますので、画面構成などが現在と異なる部分があるかも知れません。 また使用しているブラウザは Windows 版の Google Chrome ですが、どのブラウザでも同じかと思います。

(オマケ)
実は、この整備手帳とほとんど同じ整備手帳をすでに親の車のトヨタ・タンクでアップしています。(^_^;) カーナビのモデルが異なる (NSZT-Y66T) ので同じモデルを使われている場合はそちらがおすすめです。

【関連整備手帳】
・トヨタディーラーOP ナビ NSZT-Y66T の地図更新 その3 - 地図SDカードの直接書換更新
https://minkara.carview.co.jp/userid/381088/car/2608380/6107314/note.aspx

かなり手間と更新時間がかかるためおすすめはしないのですが、DVD-R などのディスクを用いた更新方法 (整備手帳) もアップしています。

【関連整備手帳】
・カーナビ地図更新手順 (ディスクを用いた更新) - NSZT-Y64T 編 その1
https://minkara.carview.co.jp/userid/381088/car/2292029/7437903/note.aspx

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まずは、ブラウザでマップオンデマンドのサイトにアクセスします。

https://mapondemand.jp/SiteTop.aspx

表示されたサイトのページから『自分で地図を更新する』(ページ左上付近のオレンジの表示) をクリックします。

『マップオンデマンドのご利用にあたり』が表示されますので表示内容を確認後『閉じる』をクリックします。

今回更新するカーナビはディーラーオプションなので、車検証は必要ありません。

(逆に車両に最初から備わっているメーカーオプションのカーナビの場合は必要ですが、この整備手帳の範囲外なのでこの整備手帳では説明致しません。)

最初に ①『はい、ナビゲーション画面の外枠やナビゲーション取扱書に型番が表示されています。』側のラジオボタンをクリックで丸を付けます。

②ハイフンを除いた型番 (ここでは NSZTY64T を入力) を入力し、③『次へ』をクリックします。

更新方法 (メディア) を選びます。

今回は SD カードを選びます。

PC アプリをダウンロードします。“ダウンロード”をクリック。

注意事項としてアプリが動作する PC 環境 (OS) が表示されます。

ちなみにこの時点で Windows 11 の動作確認は取れていませんが特に問題なく動作しています。

確認して、“ダウンロードを続ける” をクリックします。

ファイルのダウンロード開始されます。

ファイルのダウンロードが完了したら、Google Chrome の場合、左下にダウンロード完了の表示がでますのでダブルクリックして起動します。

(新しいGoogle Chrome の場合は、ダウンロード終了後に画面右上のダウンロードアイコンの色が変わります。ダウンロードアイコンからダウンロードしたファイルを保存したフォルダを開くことができますので、フォルダを開いたあとにファイルを開きます。)

ダウンロードの管理画面は Ctrl + J でも開くことができます。

ソフトウェアを起動すると地図データ更新アプリのインストール画面 (ダイアログ) が表示されます。

『次へ (N)』をクリックします。

マップオンデマンド PCソフトの利用規約をお読みになり、ラジオボタンの『使用許諾契約の全項目に同意します』の○をクリックして、『次へ (N)』をクリックします。

インストールしたいフォルダを変更したい場合は『変更(C)』をクリックして選択します。

通常は触らず『次へ (N)』をクリックします。

画面の指示のように『インストール』をクリックしてインストールを開始します。

インストールが終了するとこの画面になりますので『完了』をクリックしてください。

インストールが終わると、デスクトップまたはスタートメニューの中にこのアイコンが新しく増えていることを確認してください。

(Windows 10,11 などの新しいバージョンの Windows では文字検索で探すこともできます。)

次はカーナビから地図データの SD カードを取り出します。

エンジンをかけるなどナビの電源をオンにした後に、①『MENU』ボタンを押して『MENU』画面を表示したら、次は②カードを取り出すために『TILT・EJECT』をタッチします。

『地図SD』をタッチすると、地図 SD を取り出す動作が開始されますので画面の指示に従いしばらく待ちます。

取り出せる状態になればディスプレイが開きます。

ディスプレイが開いたら、矢印の部分のカバーを手前に引いて開きます。

一番下の地図 SD カード を軽く押すとカードスロットからカードが少し出てきますので、つまんで取り出します。

地図データの更新が終わって 地図 SD カードを戻す場合は、カードスロットに差し込んで軽く奥まで押すとロックがかかり固定されます。

ディスプレイを閉じる前にカバーを閉じます。(もしこの状態で電源を切った場合、ディスプレイは開いたままになり、開いているお知らせ音がなります。また電源がオンになっても自動で閉まることはありません。)

ディスプレイを閉じる場合は、電源がオンの状態でディスプレイ下部に並んでいるボタンのどれかを押してください。

エンジンを切るなどしてナビの電源を切ります。

地図データの SD カードをSD カードリーダーライターに差し込んでインストールしたアプリ (MapOnDemand2 for TOYOTA) を起動します。

地図 SD カードが差し込まれていれば各ドライブを検索して地図 SD カードが自動的に探し出されます。

この画面が表示されたら『次へ』をクリックしてください。

ちなみに、最終更新日が20**年**月**日になっているのは購入後1度も地図 SD カードを PC で直接更新していないためこの表示になります。

更新するエリア・県を選択します。

すべての県を更新する場合は、画面左下の①『全てを選択』をクリックすると一度に全て選べるので便利です。

更新希望のエリア・県を選択したら②『更新開始』をクリックします。

最新の地図データのダウンロードが始まります。

ダウンロード時間は (通信環境にもよりますが) そこそこかかりますので放置しておけばそのうち終わります…。

ダウンロードが終われば地図 SD カードへそのまま書き込みが開始されます。

この書き込みもそこそこ時間がかかります。このときの時間は約3分49秒でした。5～10分ほど見ておけば大丈夫かと思います。

更新が終わればこの画面になります。

地図 SD カードを差し込んだカードリーダーライターのアクセスランプが消灯していることを確認して、または取り出し手順を行って PC から地図 SD カードを取り出たあとは、エンジンをかけるなどしてカーナビをオン、上記作業 14 ～ 17 の手順でカードを差し込んでください。

(その2 に続く)