
昨日こちらへ。
昨年8月から娘の車椅子乗り換えに向けて補助金申請等々も含めて活動中。
車は車ですが車椅子な内容なのでご興味ない方はスルーして下さい。
市から県に申請がなされて、県の機関でドクター、職員立ち合いの元に申請された車椅子の仕様が娘の状態にあっているか、の審査をやっと受けました。
で、結果は何シテル?にもアップしましたが、、、
グダグダ。
12年乗ってる娘の愛車。
争点はこれ、フットレスト。
ご存じない方には分かりにくいと思いますが娘のは左右が連結されたタイプな中折式。審査の結果は中折式は補助金の対象外で左右分離式が対象だそう。車椅子に乗っている時はフットレストに足を置きます。降りる時に中折式だと足をフットレストの前方に出して地面について立ち上がります。左右分離式だとフットレストを跳ね上げて真下に足を着地して立ち上がります。そう、中折式を使える状態の人の方が足の自由が利きます。
でも結果は足をフットレストの前に出して立ち上がる動作が出来る人は左右分離式(跳ね上げ式)は認定されるけど中折式は駄目。しかも左右分離式の方が価格は高いらしい。
なんのこっちゃ?????
そして何故我々が中折式に拘るか?
車がお好きな方ならお分かりになると思いますがそれは、、、
ボディ剛性。
そうなんです、左右を連結してるので左右が分離しているタイプより当然にしてボディ剛性が上がる。タワーバーみたいなもん。ボディ剛性が高いとトラクションの掛かりが良くなる。要は少ない力で前進する事が出来る。
意味不明な審査結果にこの事を説明すると、担当医も職員もボディ剛性については全く知識を持ち合わせてなくて、、、それに何の意味がある?
と担当医の馬鹿にしたコメントに家内が切れました。
そして何を言っても聞く耳はなく本当にそうならデータで示せの一点張り。
そう、なら示してやるよ。
って事で今朝早速実験をしました。画像は娘にとっては最大の難所の自宅前面道路から玄関までのスロープでのタイム計測。
結果は、、
フットレスト左右連結あり(中折式)
一回目:35.16
二回目:23.83
フットレスト左右連結なし(分離式)
一回目:1:16.83
二回目:途中で力尽きて登坂不能
直進する為の力が掛かりずらく左右に迷走、時間が掛かる、
もしくは玄関に到達出来ず
因みに連結された中折式のフットレストですが、ボルトを抜く事で左右分離の状態を再現して娘に登って貰いました。
はい、明快なデータが完成しました。
このデータを先程当該機関の担当課長に送信。
審査結果に従うと状況によっては娘は家に到達出来ない危険があるのに加えスロープを登れても余計な体力を必要とするし時間も掛かる。この不利益、不自由を強要するつもりなのかリアクション待ち。
車椅子の業者さんもこの基準はおかしいと昨日はっきり言ってくれたけど審査基準がそうだからしか言わない思考停止した人達。補助金なんかいらないのでこのアホな基準を撲滅したいのが正直な気持ちです。業者さんも、何であれそんな仕様の車椅子を作る気はないって仰ってますし。
反論があるならデータできっちり示して貰います。
データがお好きなようなので(笑)
Posted at 2025/02/08 14:48:48 | |
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