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はやいもので、あれから13年が経ちました。
あの時のことは、生涯忘れることはないでしょう。

本当に、前日にガソリンを満タンに入れておいてよかった…。
そのおかげで、1か月間耐えることができました。
でも、あの時のガマンに比べると、コロナ禍での外出自粛もなかなかキツイものがありましたが（苦笑）。


今回の「福島県 道の駅スタンプラリー」で、実に13～14年ぶりに、南相馬市以南～いわき市を通行しました。
国道6号線沿いからでもわかる、変わってしまった光景を目に焼き付けました。



その時の燃料危機？をきっかけに、バイフューエルに興味を持ち、今に至ります。

しかし、あれから何回聞いても、緊急地震速報やサイレンの音は、いい気がしないですね…。

1枚だけ、津波の写真があります。ご注意ください。

3月11日を迎えました。前のブログでもあげましたが、国道45号線（下道）をゆっくり走ることにしました。普段はプリウスαで動くところなのですが、末弟が「バネットさんを走らせてみたい」ということで、運転を交代しながら走らせてみることに。

朝一で訪ねたのが、釜石市。


各地を走って感じましたが、12年も経つと街の様子も様変わりしますね。
「SL銀河」も、今年で運転を取りやめるということで、残念なお知らせです。2015年のブログで撮影していましたね。


朝早くから営業している「駅そば」を食べに。


めかぶそば。ネバネバの納豆は嫌いなのに、その他のネバネバはイケるという、不思議なヤツでございます。
朝そばをキメた後は、バネットさんの腹を満たしにガス屋さんへ。

冒頭の写真も併せて、山が黄色いのは「花粉」です…。ぎぇぇぇぇ!!!!!!

宮古市。


交差点に残る、津波の記録。
道の駅にも、津波の記録が残っています。


高台から撮影された写真ですが…道の駅の建物を覆いつくすほどの津波が襲いました。現在は水門なども整備され、年々環境も変わっています。



そして、その時刻。
道の駅・のだ（三陸鉄道・陸中野田駅）で迎えました。ニュースなどでも流れましたが、各地でサイレンを鳴らして、黙とうを行いました。


翌日は東北町。朝早くから営業しているガス屋さん。


バネットさんはタンクの容量や燃費のこともあり、先代愛車・ハイゼットカーゴ同様、各地で燃料を充填する必要があります。土日という事もあり、スタンド探しに苦労しました…。
大きい街なら問題ないんですけどね、途中で切れたらアウトなこともあります。ハイゼットカーゴ時代よりも、これは大変になってきました。



もう12年、まだ12年…これからも、当時の被災地の街づくりは続きます。

新潟に向かう道中、先日のアクションカメラで道中を撮影してみました。
予想以上に…酷かったです。

以下、だらだらと流します。動画をタブレットで再生しつつ写真を撮ったので画質云々はご容赦。



山形側。路肩の崩落で片側交互通行。3枚目の所がちょっとだけ報道されたかな？応急処置して、なんとか通行できるようになりました。


JR米坂線、羽前沼沢駅。〇の所に列車がいます。今回の大雨で動けなくなってしまったものと思われます。片や鉄橋が落ち、片や土砂崩れ＆線路水没ですからね…。

先に進んで県境を越えると、山形よりも、新潟の方がひどい気がすると思った。
越後金丸駅付近。


右側が川（普段から見てると、大きい水たまりにも見えますが）、左側が線路です。増水して、道路が冠水。道路と川の境目に防雪柵があるのですが、そこに流木が引っかかってしまっています。泥水が引いた後なので、道路は砂っぽいです。





関川村から村上市へ入ったところ。土砂崩れが起きています…線路が泥まみれ。小さい鉄道トンネルがあるのですが、その中も泥に埋もれています。これを取り除くのは大変そうだ…。ちなみに、このトンネルは上部には何もなかったはずなのですが、土砂崩れにより、滝のように水が流れています。今までは無かったことです。




左上に線路がありま…した。土砂崩れで埋もれています。〇で囲った部分、線路があらぬ方向に曲がっています。
小さな鉄橋があるのですが、土砂で盛り土が流れ、浮いています。





積もった泥を取り除いて、「啓開」した道路です。この言葉、震災の時以来久しぶりに聞きました。よけた土砂が山のようになっています。
関川～村上でこの状態です。これは村上市内はすごいことになっているだろうな…。

先日、隣県のオートガススタンドでガス充填したときに、係員さんに地震時の状況を聞いてまいりました。

係員氏はご家族でテレビを見ておられたそうですが、突然の揺れでテレビと食器棚を抑えるのに必死だったとか。2回も立て続けに揺れが来たのは参ったと言っておりました。
揺れが収まった後、オートガススタンドに来てガス漏れなどがないか確認し、帰路についたそうですが、夜中にもかかわらず渋滞に巻き込まれたとか。行きは役所などの呼び出しなどで渋滞していたようですが、帰路はガソリンスタンドで給油するための渋滞だったようです。3.11のように、ガソリン不足になることを恐れたのかもしれません。供給自体は問題ないようです。

係員氏と四方山話しながら、その際にもう１つ聞いたのは、家具の転倒防止に販売されている「つっかえ棒」の存在。

画像はネットから拝借。
これ、今回の地震のように縦揺れ横揺れが断続的に続くとズレて外れてしまい、役に立たないそうです。１つの棚に、この商品を複数個買って隙間なく立てつけるのであれば効果はあるでしょうが、そこまでする？となりそうです。

オートガス充填後は買い物をしましたが、割引デーと重なったこともあってかなり混雑していました。
地震直後という事もあり、パックタイプのレトルトごはんの棚は空っぽ。我が家も非常食は一応備蓄していますが、買い足そうかな…と思いました。

眠ろうと布団に入ったときに、結構な時間揺れてくれました。震度5。

幸い停電もなく、落ち着いていますが、流通面でコンビニなど、仙台からの配送が遅れ（滞り）ているようで、コンビニに張り紙がされていました。
地震の日、福島～白石方面を走ったばかりだったので、まさかその地域がモロに被害を食うとは…と思ってしまいました。

被害も様々報告されているようで…1日も早い復興を望みます。