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この記事は、かなり長時間＆長距離運転してみたを見た後、書いています。

台風や大雨の被害が連日報道されています。
東北人として、そして旅人としては、過去に何回も行った岩手県の状況が非常に気になります。

通ったすべての道を記憶しているわけではありませんが、おおよそ妄想＆回想で旅することができる身としては…「あの道、山沿いの渓谷だったな…」「中心部のあの川が氾濫したのか」「あの道の駅も被害を受けたのか」…と想像してしまいます。

津波並みの威力で、川の流れ（というより、土石流？）が押し寄せた…と表現した某民放TVもありましたが、あの光景を見れば「さもありなん」…と思いました。
復旧を、そして、あの晴天の日見た各地の光景が再び戻ることを祈ります。




そして、北海道も…
「食べて」応援したいと思います。

あっという間の5年…だったと思います。

震災の後買ったデカいランタン、タフを売りにしたガラケー、このブログを打っている（故障だらけの）パソコン…、まだ現役です。
そして、冒頭の写真のTシャツ…どこで買ったのかは忘れました（似たようなTシャツを2か所の道の駅で買ったので…）が、ヘビロテで着用しています。


あの「時」を忘れないように…。

震災から5年になるのに合わせ…たわけでは特になく、某国営放送の番組で野蒜が特集されていたので、行ってきました。

データの古いナビは「野蒜駅（休業中）」のみ。新駅はデータにありません。
で、その休業中な所にセットし、行ってみると…。
駅の名称はそのまま、観光案内所とコンビニが入っていました。



以上の3枚には、震災時の津波到達高さが表示されています。


旧線は、線路がはがされ、ホームは立ち入り禁止になっていました。ホーム中ほどの小さく緑で囲った部分が、新駅です。


震災復興も道半ば、あちこち崩れているところもあり、休日にも関わらずダンプが行きかってました。
5年経つんですけどね…改めて被害規模の大きさを思い知ります。

久慈まで行ったあと、沿岸部を走りました。
こうやって見ていくと、少しずつ光景が変わっていくのがわかります。

2011年秋↓

右側が海です。まだ線路も引かれておらず、ガレキも…

2012年3月↓

ここからは左側が海です。線路が引かれましたが、まだ残骸が残っています。

2013年3月↓

見づらいですが、ガレキは撤去されました。

2014年3月↓

海側は多数のクレーン車が堤防作りの最中。道路右側は土が大量に置かれ、これから造成が行われるのかな？
間もなく、三陸鉄道が全線で再開します。冒頭の写真は、小本駅で撮影した試運転＆試乗会＆避難訓練列車です。

道の駅「南相馬」で見つけた一冊。

現場で、しかも最前線で動いた福島県の警察官の手記を集めたものです。生々しい、そして緊迫感を感じる内容となっています。


また、東北地区の某国営放送(笑)では、毎週木曜日に「被災地からの声」を放送しています（仙台局のホームページで文章を見ることができます）が、各地の様々な声を聞くことができます。
山形県にいてさえ恐怖を感じたくらいですから（当時仕事中でした）、3県では相当なもの…そして、地震・津波・原発の三重苦にみまわれた福島県浜通りでは……想像を絶するものだったと思います。


相当の時間をかけて、元通りになっていくのでしょうね…