ブランド商品のヒエラルキーと価格の関係

世の中の商品で、同ブランド内で必ずといって良いほどヒエラルキーが存在しますよね。
それが性能の違いだったり、材質の違いだったりするわけです。
そして、それらの差違は当然ながら価格に跳ね返ってくるわけです。

個人的にはオーディオ関連商品なんかが身近で、いろんなヒエラルキーがみてとれます。最近では各社の出すAVアンプなんか同ブランド内で微妙な値付けで差を付けてきてますね。

まあ、こんなのは価格差はそれほど大きくならないので、たいしたことはないです。

オーディオではスピーカーが典型的でしょうか。

スピーカーブランドとして有名なB&Wの製品では、結構きっちりヒエラルキーが存在してますよね（私は持ってませんが）。

先日、何気なくネットをみていたら、B&Wのスピーカーと価格に関して、どなたか存じ上げませんが面白くて興味深いブログを発見しました。おもわず「あるある！」とうなずいちゃいました(^0^;)

うまくできた話ではありますが、「価格設定が絶妙だね」というのは結構あります。スピーカーも最も高いクラスになれば、高級車どころかスーパーカーも買えそうになってくるから、怖い話です(^_^;)

もちろん車にも「いつかはクラウン」の例でわかるように、昔からヒエラルキーは存在してますし、今は目指す方向がいろいろあってぼやけてはいますが、まだそれなりには残ってますよね。
いまでは輸入車（特にドイツ系）の方がにハッキリしてますが・・・。

「そんなの関係ね〜」と言ってしまえばそれまでですし、もちろん高価なものが必ずしもいいものとは限りません。でも、その投じている物量の差というのはやはり無視できないところがあるのも事実です。

でも、メーカーの思惑にまともにつきあって、上記リンク先の話のように下から上を目指していくと、ドツボにはまってしまうのは目に見えてます(^_^;)。
結局のところ自分なりに価格と商品価値とのバランスを考えて、最高の満足が得られる価格帯に焦点を絞って選択するのが、精神衛生上もよろしかろうと思います(^^ゞ。

同じ会社の上のクラスとけっして比較しちゃ〜いけませんよね。
比較するなら、（少しは違っても）同価格帯の他社製品とすべきでしょう。
ただ、必要に迫られてというのでなければ、嗜好品では当然好みが大きなウェイトを占めるでしょうから、場合によっては理性を失って、結構振れ幅が大きくなっちゃうのは致し方ありませんが(^◇^;)。
まあ、物選びには所有できることの満足感、所有できないことのストレスという要因もありますしね。
そこが趣味の面白く楽しいところでもあり、怖いところでもあります(^_^;)
まあ、ほどほどに(^_^;)

スピーカーや車なんかは、高いのは基本的に物理的に大きくなるので、部屋や駐車場のスペースが実際上のストッパーとなり、現実に目覚めさせてくれるという効果があるかもしれません。

それに比べたら、腕時計趣味はもっと怖いですよね(^_^;)
値段差も、デザイン、機構、材質等いろいろ細かい差違がありますし、上をみたらキリがない（へたすれば億レベルにも達します）。

そして、大きさという物理的な制約は殆どがないも同然ですので。

恐ろしい世界です(◎-◎;)