
最近読んだ本で感銘を受けたのがありまして・・・。
『急降下爆撃』 ハンス・ウルリッヒ・ルーデル
というタイトルなのですがドイツ空軍の軍人でWWⅡの戦車撃破王にして撃墜王の書いた自伝です(=゜ω゜)ノ
この人の公式記録は
出撃回数 2500回
戦車 519輌 (戦車1個軍団に相当)
装甲車・トラック 800台
火砲 150門 (100mm以上)
装甲列車 4両
戦艦 1隻
巡洋艦 1隻
駆逐艦 1隻
上陸用舟艇 70隻
戦闘機及び爆撃機 9機
という冗談みたいな戦果。
逸話もかなり強烈で
・休暇を減らして出撃回数を増やす為に書類を偽造。
・対空砲に撃墜された事はあっても戦闘機に撃墜された事はない。
・対空砲で右足をふっ飛ばされた時に、病院で『足はまだ残っているからいいとして、祖国の危機にしばらく戦車を攻撃できない事が1番悔しい』と涙する。
・その6週間後に義足を付けてこっそり復帰。現在入院中と偽装して出撃。
・スターリンに『ソ連人民最大の敵』と名指しで言われた。
・ルーデルが戦死する事を恐れたヒトラーが飛行禁止にするも無断出撃を繰り返す。その無断出撃が後にバレるがその理由は『誰が破壊したかわからない戦車が多すぎた為。』
・そのヒトラーに『ルーデルの目を見ると私は何も言えなくなるのだ。』といわしめた。
等々。
このルーデルの愛機は『ユンカース・Ju-87』という固定脚の急降下爆撃機で大戦後期にはすでに旧式となっていた機体。
その両翼に37mm対戦車砲をぶら下げた『操縦が恐ろしく難しい機体』(本人談)でこの戦果は・・・。
興味がある人は一読されたし。
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Posted at
2010/07/06 00:41:44