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es355のブログ一覧

2020年02月22日 イイね!

試験器 I-177

これは古い。
米軍の旧機材。1950年代前半ごろ?
付属するチャートには1952年の記述あり。
古いけどGm直読できるって奴です。
アダプターのMX-949A/Uってのも付属してきた。 

ジャンクに近いものだろうと思って勉強用に入手。
ちゃんと動く(凄) さすが、U.S.ARMY 
現役感があり、近年まで誰かが使っていたのかもしれない。
こういうのもアメリカでも「おじいちゃんの部屋から出てきました」的なのが多いです。
もちろんこれも115V駆動です。








メーターに表示される数値が思ってる値と違うので、
整流管をダイオードに置き換えてみた。
整流管も古い。
83という4本足のものと、5Y3GT(これはチャンプ用として有名)


これをダイオードのものに置き換えます。


なんか、寂しい?


外した83と5Y3GTを現在使用中の別の試験機TV7D/Uに掛けたら、
一応基準値内だった・・・・・
という事は整流管起因ではないわけね。
あとちょっとの所でうまく行くと思うんです。
う~~~ん、各所のチェックと校正が必要かも。
今日はここまで。
しかし、ケースからシャーシを持ち上げるとケースの内側に鉄板製の回路図が底にリベット止めされてます。
現場(=戦場)ででも修理することを前提にしてるんです。
風で飛んで行った、とか濡れて印刷が見えない・・・とかでは話にならないのですから。
道具の耐久性や整備性がひいては人の生死に関わるわけですから、そういう作りになってます。すごいですよね。

あと、家の中とガレージの蛍光灯追放作戦の一環。

中古入手の京セラ。日本製だ♪
あ、このテーブル。センの木なのですが、この部分柾目です。この写真に写ってるだけで100年分ぐらいの年輪あります。

点灯チェック。
片側給電っちゅう奴です。器具側の配線引き直して、管と器具側にマーキングしました。これもここまで。
白色(4000K~4200Kと思われる)なんですが、家で使うにはこれくらいの色がいいかも。あんまり青白っちいのもね・・・・ほのかに暖色なのでイイ感じです。
Posted at 2020/02/22 15:50:54 | コメント(0) | トラックバック(0) | 真空管 | 趣味
2020年01月25日 イイね!

真空管 2本をマッチさせるとは?

真空管 2本をマッチさせるとは?先日の続きなんですけど、マッチドペアとかマッチドクワッドとかマッチドオクタとか・・・・2本4本8本のマッチングが取れた奴を売ってますよ~~とか
中古だけど試験済みでマッチですよ~~~とか。

あれって、あくまで僕の考えでは。
「まあ、そんなに気にすんな」という事で。

日本人って真面目で、「マッチしてないとダメ」とか聞くと
厳密に合ってないと絶対ダメなのだ、と思い過ぎだと思うのです。
コンピューターのメモリー2枚挿す時みたいに思ってるんでしょうか?

真空管なんて、かなりアバウトなもので、誤差を受け入れる許容度があるわけで。
またその程度の誤差を受け入れる事が出来る回路設計にしか最初からできません。
だから、ほんの数%ズレてるからってアンプが爆発するわけもなく。

だから、あくまで「同一ブランドの同一銘柄で、とある時点で、とある条件で、こんな試験機で、こんな数値を取ってみました。で、その条件下でこの2本は似た特性を持っています」という事にしか過ぎない。

よく販売時に「○○ー○試験機で・・・・」と大層に書いてますけど、あれは米軍の放出品の試験機で(朝鮮戦争~ベトナム戦争の頃のです)
球ならぬ鉄砲の玉が飛び交う戦場で、ダメな真空管を手早くポイポイと廃棄するためのもので、まあ、目安を示しているに過ぎません。

たとえば、僕はライブにフェンダーのヴァイブロラックスリバーブというアンプを持っていきます。 ガンガン鳴らします。
2本の6L6GC真空管は消耗し、劣化します。 個体差があるので、同じようには劣化しません。 寿命に向かってなだらかにダメになってゆくのです。
つまり、買った時点でマッチ取れてたはずの管2本は、使ってる時点ではマッチしてないに違いない。
でも、音は出るし、燃えもしないし、爆発もしない(笑)
そんなもんです。

買った時点でこんなに揃ってる(笑)RUBYっていう管屋がプリントした中国製の6L6GC  ほんまか?
‐Cというのはチャイナって意味です。


アンプで結構使ってお疲れさんだろうと思ってリタイヤさせて、今は部屋のアンプで使ってます。(形状がオーディオアンプにはノスタルジックで雰囲気あるしw)

フェンダーのアンプはPP(プッシュプル)なんでマッチ必要ですが
部屋のアンプはシングル(モノラルアンプ×2みたいなもの)なんで、別にマッチしてる必要もなく、極端に言えば左右別の球でも構わない。

で、下駄履かせてカソード電流って奴を計ってみます。


ハイ左    

次 右

お~~~たまたまかもしれんが揃っちゃいましたね。
RUBYの仕事はまんざら嘘じゃないって事かも。

54mA×このアンプはプレート電圧350Vなんで、
この6L6は(このアンプでは)片CHあたり18Wぐらいのプレート損失(一般的に出力と言ってるものに近い)になります。

部屋のアンプはこうやってちょっとした実機レベルでのテスター代わりになります。あくまでカソード電流レベルです。 下で「DC的な」って言ってるようなことです。

ま、僕の意見はここに書いてあることとほぼイコールです。
皆さま、あまり能書きたらたら書き連ねて高額で売ろうとする販売方法はご信用なさるな。
あと、ろくすっぽちゃんとした測定もせず、測定条件も明らかにせず、
「マッチ」とか書いてるのは最初から信用しちゃいけません。
「真彦」って書いとけよ(笑)

上のブログ、最後に書いてある一文が至言です。
ちょっと引用・・・・

「第一、タマをやってる人では私の場合も含め歳の行った人が多いが、タマの寿命より本人の寿命のほうが短いかも知れないのだ。
 朝には紅顔夕には白骨となれる身也   蓮如(浄土真宗中興の祖)」
 
最高です。まさにその通り。
Posted at 2020/01/25 09:30:41 | コメント(0) | トラックバック(0) | 真空管 | 趣味
2020年01月21日 イイね!

球転がして遊んでんじゃねーよ!

球転がして遊んでんじゃねーよ!タイトルは、先日言われたことのニュアンスでして
「真空管で遊んでたらあかんよ」と言われたのです正確には。

球転がしというのは真空管をとっかえひっかえして、ここがああだ、ここがこうだと、うだうだと遊んでいる様子で、これもまあ趣味の一つなので許してください。

でも、ライブ用に使ってるフェンダーのアンプなんかは「プッシュプル」といいまして、2本の真空管を180度位相反転させて押したり引いたり、行ったり来たりさせて大きな出力を得るアンプなので、そう簡単に球をとっかえひっかえ、とはいきません。2本の真空管のマッチとバイアス調整という関門があるのです。

世にあまた残ってる真空管がじゃあ全部マッチドペア、マッチドクワッドなのか?
そうもいかないわけで、1本だけはぐれたようなのもあります。
ペア管だったのに1本ダメになって破棄されて1本残ったり・・・・

で、この写真にあるのがTHDのユニバルブという奴です。



これ、その名のとおり
出力管は1本なんです。 シングルエンドとかA級とかいいます。
しかも自己バイアスになってるので、ほぼほとんどの出力管が差替え自由。
これ、結構便利なんですよ。
プレート電圧もHIとLOWがあって、HIは450V LOWは300Vかな?(6V6とか)
実機試験というのがあるのですが、試験機の数値だけじゃなくて、ホントにアンプに乗せてガサガサしたノイズが出ないか? 出力はちゃんと出てるか?というのを確かめるにはこういうA級アンプは便利。
出力は10W~25Wも出ないのですけど。
ちなみに下のブギーのローンスターというのは6L6が4本で100Wのアンプです。(そんな出力要らんっちゅうねん)
その下にあるグリルがボロボロのキャビは20年くらい前の作製。当時TWOROCKのキャビを作ってたNさんにお願いしてオリジナルで作ってもらったやつでJBLの15インチと10インチの2発で、どちらか一つを8オームで鳴らすことも両方を4オームで鳴らすこともできます。
裏から見るとこんな感じ。

右に見えてる小っちゃいアンプはSuhrのコルソ。これなんか5Wしかありません。
その下はそのスピーカーキャビになっちゃってるギブソンのゴールドなんちゃらというBC-60みたいなアンプ。

で、球なんですが。


もっとたくさんあるんですけど、とりあえず。

アンプに刺さってるのが
サングリル?のKT88 (これはロシアか東欧)
左から
シルバニア 軍用管 5932ブラックプレート(アメリカ)
RCA 6V6メタル管 (アメリカ)
ソブテック 6550 (ロシア)
シルバニア JAN6L6GA (アメリカ)
テレフンケン EL-34 (ドイツ)
RCA  6L6GB (アメリカ)

え?違いですか?
とりあえず全部鳴りました(笑)
Posted at 2020/01/21 21:27:28 | コメント(3) | トラックバック(0) | 真空管 | 趣味
2020年01月11日 イイね!

アンプシャーシフレーム 仮組み

アンプシャーシフレーム 仮組みこちらの続きです。


今日は仮組みまで。
これで寸法は出たので、あとは細かいところが残りました。
後はゴム足をジャストなのを探すのと(家の中に多分ある)
細かい部分の仕上げとか。 手穴もちゃんとしないと・・・・
とりあえず油を引いただけなので、もうちょっときれいにします。




丸みはとりあえずこれくらい。 もう少し削ってもいいかも。



トランスです。





パワー管 RUBYの6L6GC (ギターアンプ用のストックがいろいろある)
プリ管 VALVOのEF86メッシュ



(1月13日)
ゴム足のちょうどのを見つけた。こういうクリアランスにしたかった。
前板は2000番の耐水ペーパーで磨きました。あんまり鏡面みたいにはしないでマットな感じの方が良いと思います。オイルフィニッシュ。


Posted at 2020/01/11 23:46:49 | コメント(0) | トラックバック(0) | 真空管 | 音楽/映画/テレビ
2020年01月10日 イイね!

木工趣味+真空管趣味 再燃

木工趣味+真空管趣味 再燃今夜は満月です。 ワオ~~~~~~ン♪
例のリフレックスニッコールで撮りました。 
500mm(換算1350mm)F8 
シャッタースピードは1/1000です。



いやね。 断捨離だ。とかいって片付けをし出すと、昔凝ったものが出てくるじゃないですか。
それを「もういらないから捨てよう」というのが断捨離です。

が・・・・・

お宝がわんさか出てくる場合もあります。
「いや、これは絶対捨てられない!」というものもあります。

この正月は真空管や真空管アンプ そしてかつて買い込んだ中南米のローズウッド。
出てきましたよ(笑)
(車庫には故障したイタリア製のユ二ゾンリサーチの真空管アンプや、これは壊れてないがQUADのプリアンプなんかも転がってるはず)

サンダーは前から持ってるし・・・・・
よし、やるか・・・(車ネタからだんだんと・・・)

まずはこんな板を出してきます。

木はホンジュラスローズウッドです。
楽器の世界では昔はニューハカランダと言われて偽物扱いされたかわいそうな木ですが、今となってはこれはこれで貴重品です。
これは昔に買いこんでたもの。 厚みは20mmもあります。
実は同じ木から切り出した兄弟がもう1枚あり。
割れてるこっちを有効活用します。

だいたいの寸法出して粗切りします。

前面だけは良い部分を使い、後ろは白太の部分もそのまま使います。
サイドは高さを立ち上げて、ハンドル部を手穴状にくり抜く予定。
前面は10mm高くして足と隙間が前から見えないようにします。
ここからはサンダーや手作業で削って丸みを付けたりして、無垢材であることをちょっとアピール出来るように頑張ります。仕上げはオイルフィニッシュにします。

さあ、なんでしょう?
前面を仮合わせしてみました。


そう、真空管アンプの木パネルです。
EL-34という球のA級(シングル)駆動のステレオアンプ。
自己バイアスになってて、6L6や5881とかも挿せる。
こうやって球を取り替えて遊ぶことを「球ころがし」といいます(笑)
プリ管はVALVOってとこのEF86というもの(機関車みたい・・・・)

この写真に写ってるのは、最近使わないAVアンプ(ONKYO)、古い置時計、
デジタルアンプ用電源トランス(24Vを取り出してます)
ピュアモルトスピーカー モノラルデジタルアンプ×2 
CATVのチューナー VHSのデッキ  
アナログ用EVスピーカー15TRX+BAGENDキャビネット

ここからはチマチマと削ったり、磨いたり、丸み付けたり、
ハンドル部をくり抜いたり、オイルフィニッシュしたり・・・・
しばらく遊べます。

中途段階ですが。
作業台になっちゃってる無垢板テーブルはセン=栓で
1000×1700×60です。 傷がついても削れても大丈夫(笑)
バイスやクランプがセットされてる有様です。 



ハンドル部のくり抜きは終わった。ホールソー13mm
ここから手でならしていきます。

前板の上エッジを落として丸みを付けます。 もっとおおきくアールを付けよう。
無垢板であるっていうのはこういう部分で生きると思います。
Posted at 2020/01/10 21:24:54 | コメント(1) | トラックバック(0) | 真空管 | 音楽/映画/テレビ

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「和歌山では8日発売  夜中にコンビニに来ました」
何シテル?   11/08 00:53
2012年8月14日からアルファロメオ147 2.0TS 5MTに乗り始めました。 2000年頃から好きだった車、今だからこそ147。  出来るだけメンテナ...
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