少し昔に私が
事故った話をしました。
今日はもう一つ事故った話をします。ちなみに私が起こした事故はこの2件だけです。
時は二十歳、当時働いていた会社は車で片道約40分かかる所でした。
そして事故った日は冬だったので雪が積もっており通勤時間は約1時間はかかっていました。
その日、仕事は日勤で終わったのは夜の8時。
車の暖気をして雪かきして帰る準備をしながら思いました。
「頑張って帰れば9時にはテレビが見れるな~」と。
その日は楽しみにしているテレビ番組があって、いつもは残業が9時までかかるので見れなかったのに、今日は8時だから見れると判断したんです。
だから、帰り道はいつもより若干ペースが速かった。
大きい道は比較的除雪もしてあり交通量があるから雪の影響もなくスイスイ走行していました。
そして、家まで残り10分ぐらいの距離まで帰ってきた時に最後の難関が待っていました。
通勤路で唯一道幅が狭い区間です。
そこは集落を通る道で緩く左カーブになっています。
右には畑や車庫が立ち並び、左はドブ川が流れています。
その左カーブに差し掛かりしっかり減速して進入しました。
この道は交通量が少ないし除雪もされていないので轍が出来ていました。
轍をはみ出さないようにしっかりとハンドルを操作して轍のラインを走っていきます。
そして、カーブが終わって直線になりかけた時に私はアクセルを少し強く踏んで加速しました。
その時、ズルッと前輪がスリップしました。(当時は初代愛車のシビック)
滑って左に頭が向くのでカウンターを当てます。すると車は右を向くのですが左から右へ振った反動で右へ向きすぎました。
そうなるともう振りが振りを増大させる状態になりハンドル操作で頭は一杯です。
今思うと反対車線へも頭を振りながらの状態だったので対向車が来なくて良かったな~と思います^^;
頭を振り出して3回目の左への切り替えしで振った頭の先にドブ川が見えた時に私はスタンド使い(ジョジョの奇妙な冒険、第3)になりました。
「ザ・ワールド!!時はゆっくり動く!!」
もう落ちると覚悟した時に時間がゆっくりと流れたのは今でもはっきりと覚えています。
諦めてからドンと落ちるまで時間にして1秒チョットぐらいですが頭の中では3秒ほどに感じ、「あ~やっちゃったな~。親にどう言おう~^^;」と思いつつ落ちましたw
不幸中の幸いはドブ川と言っても深さは1mぐらいだったので落ちたといっても左フロントだけ落ちて斜めに傾き右リアだけ宙に浮いている状態でした。(犬の小便する状態みたいw)
そしてしっかりとシートベルトをしていたので怪我もありませんでした。(だからシートベルトのありがたみは十分に知っています)
斜めの状態から何とか脱出し目の前の家の方に電話を借りようと尋ねて事情を話したら「今のドンって音はあんただったんか。何の音かと思ったよ」と言われました。
家に電話をして親の迎えを待っていた時に、そこへ自動車学校の送迎車が通って教習者達から「うゎ~あいつ事故ってるw」的視線で見られたのは屈辱的でした・・・orz
そして親が迎えに来て電話を貸してくれた家の方に車を今日はこのままにしておく事を伝えて帰ろうとしたら、近所の方が近くに重機があるからそれで引き上げてくれる事になりました。
リアの牽引フックにワイヤーを繋いで引き上げてくれたのですが、斜めの状態から引っ張って引き上げようとするもんだから腹の部分がガリガリガリッと少し擦れてしまいました。でもすぐに引き上げてくれたので文句はありませんでしたがw
結局、自分の事故のせいで家に着いた時間は10時になっていて見たいテレビ番組は当然見れませんでした・・・。
後日、菓子箱を持って重機を動かしてくれた方と電話を貸してくれた家にお礼に伺いました。
と、まぁ~こんな感じです。皆さんもこれから冬になり雪道走行する方がいると思いますが、雪道を舐めたらいけません。十分に注意して安全運転してください。
・・・
えっ、「何のテレビ番組を見たかったんだ?」だって?
「え~、それはこの記事の中と今日のテレビ番組を見れば明らかですぅ~。え~これだけで分かればアナタも名警部補ですぅ~。はい。では~。」
Posted at 2009/09/18 20:16:21 | |
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