【重要】Mスポーツディファレンシャル問題とは‼️

ニューBMW X4 M40i(G02)は2018年9月6日に日本でプレスリリースされました。
私はその1年以上前から色々と情報を集めておりましたので、新しい X4にはM40iが出ること、またMパフォーマンスモデルは走りにこだわった様々な機能がある事が分かっておりました。



そのMパフォーマンスモデルとしての特別機能のひとつに『Mスポーツディファレンシャル』というものがあります。これは基本的にM5と同じもので、よりダイナミックなドライビングができるとなっております。

※この画像は2018年9月20日にBMWジャパンの公式ホームページのものです。

これを知っていた自分はそれらがある事を理解したので、プレスリリース直後にM40iを契約しました。そして契約したその日に初めて ディーラーからX4の冊子となっているパンフレットを頂きました。ところが契約日の夜にそのパンフレットを何気に見ていたらある事に気がつきました。

まずM40iの紹介されているカタログのページをご覧ください。


左上の文章を拡大します。


さらに拡大します。
すると、Mスポーツディファレンシャルの「ル」の後ろに小さな＊(アスタリスク)が書いてあります。これは何でしょう❓


同様にカタログの同じページの今度は左下です。


左下を拡大します。


さらに拡大すると「＊導入時期につきましてはBMW正規ディーラーにお問い合わせください。」と書いてあるではないですか。


これを疑問に感じた私はすぐに契約した営業マンに電話したところ、ジャパンからディーラー側には何も連絡が来てないので後日ジャパンへ確認する事になりました。

その後、色々と調べて判った情報では2018年9月の日本に入ってきた初期配車(60台)のM40iには、Mスポーツディファレンシャルが未搭載という事が判りました。
つまり自分が最初に契約したM40iはMスポーツディファレンシャルが未搭載ということになります。

ちょうどその時期に発売されていたルボランの記事をご覧ください。
そのMスポーツディファレンシャル未搭載の問題が記事に出ています。正しい情報をきちんと記事にするルボランはさすがです。


この時点ではBMWジャパンの公式サイトには、Mスポーツディファレンシャルについてまだ何も記載がされておりませんでした。

ディーラーと１ヶ月以上協議した結果、直接BMWジャパンに私が電話をする事となりました。公式サイトにはMスポーツディファレンシャル搭載と明記されているにも関わらず、実際は付いてないことを伝えました。

するとジャパンの公式ホームページは2日頃にこのように修正されました。


このような長い経緯を経て最終的にはMスポーツディファレンシャルが正しく搭載されたM40iを再契約する運びとなり、無事に今年納車されました。最初の契約から納車までおよそ半年もかかりました。

ちなみにSNSでこのX4 M40iのMスポーツディファレンシャル情報を調べたところ、未搭載を知らないというディーラーばかりのようです。
少なくともこの60台のM40iはどうなったのでしょうか❓顧客に説明せずに売ってしまったのでしょうか⁉️

クルマが大好きなみんカラの皆さんもそうだと思いますが、クルマのオーナーにとっては売る側の意識にある“One Of Them”(たくさんの中のひとつ)ではなくて、“Only One”(たったひとつ)なんです。

愛車という言葉があるように自分のクルマは世界にたった1台だと思います。