2009年04月28日
前回の質問に答えて頂いたサポートの方に、「先に発売になっているボッシュは
AGM方式でメンテナンスフリーを実現しているのに、後発のカオスが構造上の理由で
メンテナンスフリーに出来なかったのは何故なんですか?」という質問をしてみました。
早速、お返事を頂きました。
●●様
お尋ねの件、ご報告いたします。
1.シールド型・AGMは密閉式構造で、メンテナンスフリーです。
その替わり、大きな容量は出せません。
2.開放型は液のメンテナンスが必要です。シールド型に比べ、大きな容量が取り出せます。
3.ボッシュ製がメンテナンスフリーで当社製がそうではない理由は何なのか?
という点につきましては、方式と考え方の違いです。
①ボッシュ製のシールド型はメンテナンスフリーですが、当社製は開放型のため
液メンテの余地が残ります。(もちろん液減りがしにくい対策はとっていますが)
②ボッシュ製の開放型は液メンテの余地がありますが、液栓は密閉されメンテできない
ようになっています。
③上記②に対し、同じ開放型の当社製がなぜ液メンテができるよう、栓を開けられる
構造なのかという疑問が残ると思います。
それは考え方の違いでして、ボッシュ様は液が減り始めた時点で寿命だという判断を
されていると思われます。
それに対し、当社はメンテしながら寿命末期まで使って頂ただけるような方式を
とっています。何故なら、過充電状態ではどんなバッテリーでも液減り現象が
見られるからです。
整備業者様からは、液を補充できる構造にして欲しいと強く要望を受けています。
以上、開放型でありながらメーカーにより液栓の処理の仕方が違うのは、
液減り現象に対する考え方の違いです。
簡単ですが、ご報告致します。今後ご選択いただくときのご参考になれば幸いです。
よろしくお願いします。
ここまで質問して、ようやく納得♪
簡単にまとめれば、メンテナンスフリーよりも容量を優先したってことですね。
整備業者の方の意見を取り入れて、液を補充できるように改善し、本体の色を
液量が確認し易いように青色ではなく白色にしたと。
バッテリーに無知な私は、国産車用Caosのカッコいい見た目と比べ、安っぽい見た目と
液を補充しなければならない作りに「Caos」のブランドイメージが総崩れでしたが、
こうやって質問に丁寧に答えて頂くと、Caosで良かったと思えてきます。
Panaconicも発売と同時にHPで商品紹介をすれば、変な誤解を招くことなく、
売り上げも伸びるような気もするんですけどね。
Posted at 2009/04/29 04:15:35 | |
トラックバック(0) |
AUDI TT | クルマ