ワンオフでセンターパイプを作りました。
その前に、私のブログではショップに関わるネタは値段表示はしますが、お店側に
迷惑が掛からないようにショップ名は伏せて書くようにしています。
今回はワンオフなので、ショップ名を出さないとブログをご覧頂いた方にはイマイチ
ピンとこない内容になってしまいますが、あえて今回も伏せさせて頂きます。
と言いますのは、私がワンオフでマフラーを作ろうと思った時に、まずはネットで色々
検索して調べてみたのですが、何処もショップ名の表記はあっても価格の表記はありませんでした。
もちろん、これらもお店に迷惑が掛からないように配慮した事だと思いますが、私にとって
一番知りたかった「いったい幾らほどかかるものなんだろう?」という疑問に答えてくれる
情報は見つかりませんでした。今回、実際に作ってみて、チョッとした注文内容で価格が
簡単に上下してしまうことが判り、ワンオフ物の価格を明記しても殆ど参考にならないかも
知れないというのが判りましたが、あえて価格表示だけにして書いてみます。
いきなりピンボケ写真ですみません。これが今回作成したセンターパイプです。
素材はステンレスを選びました。取り付けは純正パーツに何時でも戻せるように、差込形状も
ノーマルに合わせて作ってあります。
外したノーマルのセンターマフラーです。家の体重計で重さを測定すると5.4kgでした。
作りはなかなか良いと思います。 写真左側が出口側になります。
出口側ですが、パイプを潰した形状になっています。
この凹みは意味があるのかな??
こっちは入口側。差し込み式になっています。
購入金額です。材質・長さ・形状・取り付け方法・作業時間などで価格が決まります。
スーパースプリントのセンターパイプ(スチール製)が定価53550円で、販売価格で
41000円程ですから、ワンオフ(ステンレス製)で取り付け込みの価格で52500円は
そこそこ良心的な価格だと思っています。製作日数は1日でした。
交換後ですが、2000rpm以下で普通に運転すると、ノーマルとの違いが判らない程、
音量に変化がありません。ベタ踏みしても少し音が大きくなった程度にしか感じません。
一番違いが判るのが、少し強めに踏み込んだ(3000~4000rpm)時です。
音質はノーマルと変わらないですが、程よく音量が大きくなります。爆音にはなりません。
特に3000~3500rpm間が大きくなりました。それ以上の回転数になると、何故か
ノーマルの時と変わらない感じになります。3000~3500rpmの音量ですが、
加速状態に限定されます。アクセル固定ですと、ノーマルみたいな音量にしか感じ取れません。
事前に気になっていた篭もりやビビリ音は、どの回転数でも発生することがありませんでした。
期待していたほど音量UPにならなかったのが残念ですが、ノーマルマフラーの中を覗いてみて
ちょっと納得できそうな点がありました。 純正マフラーの中です ↓
元々からストレート構造になってるんですね。そこに穴がいっぱい開いていて、排ガスを
膨張させているだけみたいです。中で直径が絞られてたりするもんだと思っていましたが、そうでは
なかったです。純正の一部潰されたパイプ形状がワンオフで作成した事により円形になったので、
多少の抜けは良くなっていると思いますが、その違いは運転していても判りません。
今日、いつもお世話になっているショップに車検の予約に行って来たのですが、その時に
「ちょうど今リフトが空いているので、下側を点検します。」と言って、車を上げてもらいました。
直ぐに「センターマフラー替えられたんですね」とメカニック。良く覚えてるなぁ。
そこに社長さんが来て、いきなり駄目だしされちゃいました~。
駄目だし1)取り付けアングルの溶接がパイプ下側にしてある事。地上高が稼げないし、
ぶつけると溶接が外れる恐れがある。パイプ上側で溶接するべき!下側の方が作るのが
簡単だからそうしてあるのだろうけど、何故この様な取り付けをしたのか納得がいかない。
(写真1枚目の真ん中辺りの箇所です)
駄目だし2)マフラーメーカーならベンダーでパイプを曲げるが、ワンオフは溶接してパイプを
曲げる。ガスは壁に沿って流れるので、溶接だとパイプ内面が膨れて流れの抵抗になるので
良くない。それにマフラーメーカーは何本もマフラーを作成してテストした結果、商品化
しているが、ワンオフでは何本も作成してベンチテストとかしてから客に渡すはずもなく、
性能に疑問がある。本数をこなせば溶接とがの技術が上がるが、一発でパワーの出るマフラーが
作れるようになるかは別の話。
駄目だし3)自動車メーカーが莫大な開発費を掛けて車を作っているので、純正が良い。
メーカーがわざわざコストのかかるセンターマフラーを付けているのには理由が必ずある
(ある回転数のパワーの落ち込みを防ぐとか・・)。パイプにすると何かしらデメリットがあるはず。
聞いていて、なかなかツボを突いたご指摘です。うん、でも社長もう作っちゃったから(笑
他には純正ジャッキポイントが潰れているので(4箇所中2箇所)、純正ジャッキは使えない事が
判りました。プロでも知らずに潰す店がとても多いそうです。私がこの車を中古で買った
時には既に潰れていました・・・。TTにはゴムのジャッキポイントがあるので、普段は
そこにジャッキを掛けるのが正解だそうです。私もホイール交換時にはゴムのジャッキ
ポイントに掛けて作業をしています。他は特に不具合は見つかりませんでした。
車検時期ですが、8月末に切れるので、今月末に受ける事にしました。
普段から消耗品は定期的に交換しているので、12万円弱で済む予定です。
交換予定品は「レスポ Le mans DOT-5」ブレーキフルード500ml×2本のみ。
その後のショップでコーヒーを飲みながらタメになる?雑談の内容を・・・。
ライト不具合の話・・・以前聞いたイグナイター70000円チョイは間違いでした。
イグナイターはユニット内にあり、ディーラーからパーツ供給はされていません。
ライトユニットを買わなければ手に入りません。
逆に単体での販売は無いと言われたバラストが単体で売られていて、片側75800円
(だったかな?70580円だったかも)であります。
私がアウディディーラーで聞いた時もバラストの単体販売はしていないと聞いたのですが、
2人とも勘違いされていたのでしょうか?
ライトユニットの価格ですが、少し値下がりした様でバーナー込みで220000円弱に
なっています(以前より2000~3000円程度安?)。
TTに多いメーター不良の話では、新品パーツは300000円近くしたそうですが、
今は新品パーツの供給は無くなっています。リビルド品(修理品)のみになっており、
138000円程します。リビルドなので、必ず壊れたメーターを引き渡さないと駄目だ
そうです。
純正リアマフラーの話では、片側の出口に溶接で付いているバルブですが、10万円も
するそうです!
あと、マフラーメーカーから発売されているマフラーですが、純正にポン付けできる
リアマフラーは無いそうで、純正パイプを切断とか、センターマフラーとセット品になるらしいです。
ワンオフでセンターパイプを作り、イメージと掛け離れたらリアはマフラーメーカーの
物をと考えていたのですが、今後リアマフラーを替えるとなると何らかの加工が必要に
なってきそうです。ちなみに、今回センターパイプを作成してもらったショップに、リアを
ワンオフすると幾ら位になるかザクッと聞いてみると「20~30万位ですね」と言われました。
私の経済力ではリアのワンオフは無理っす!ブルーウェーブを15万程で購入して、
リアをセンターパイプに合わせて加工してもらうのが一番安く済む方法かな?
とりあえずセンターパイプだけで概ね良好ですので、今はリアまで交換する予定はありませんけど。
他には社外品ブレーキパッドの話とか、ブレーキフルードのDOT3~5の違いとか、
近所でカブト虫が取れる場所の話とかして帰ってきましたが、以下略。