今日は愛知県守山市にある、陸上自衛隊守山駐屯地に行ってきました。
航空祭には何度か行っていますが、陸上自衛隊の行事に行ったのは今回が初めてです。
自宅から比較的近い場所にあり、最寄り駅から一駅で降りて、送迎バスに乗ったら5分程度で
到着です。ただ、電車に乗っても特に人が多い訳でも無く、駅のホームに降りても行事に行く
ような感じの人が誰もいません。開催日時を間違えたのかと不安になりながら駅から出ると
3名の自衛隊員が送迎バス乗り場で誘導していたので一安心。しかし、乗客の8割方は自衛官
OBらしき招待客で、なんだか航空ショーとは雰囲気の違いに戸惑いました。
駐屯地の中にはいると、バスから降りる際に簡単な荷物検査とボディチェックがあります。
バスから降りるとすぐに露店があるのですが、店員さんはみな自衛官達です。
小牧・各務原基地だとテキ屋さんなので、守山は華やかさは感じないものの手作り感があります。
初めての参加でどう見てまわれば良いのか勝手が判らなかったのですが、何故か一番初めは
売店(ミニストップ)へ行きました。そこで自衛隊グッズが売っており、軍事オタクっぽい連中が
(自分も含め・・・)目星い物はなっいかと物色しておりました。私は迷彩色のヒップバックを
2980円で購入。写真で見ると小さく感じますが、実物はそこそこ大きいです。
ただ、こういうのって可愛い女子高生が持ってればファッションなのかな?と思ってしまいますが、
42歳のオッサンが持てばホンマモンの自衛官にしか見えないところが悲しいです。
次に「観閲式」を見ました。ただ、これが凄く退屈でして、招待されている議員や市長のお祝いの
話がダラダラと続きます。その間、自衛隊員たちは直立不動を余儀なくされています。
役人さんの中から、最近の近隣諸国との領土問題で過激な話でも聞けるかもと期待していた
のですが、失言するような事もなく無難なお話ばかりでした。
河村市長。ミーハーな私は、このあと握手してもらいました。
長い話が終わると、「観閲行進」がスタートです。
こういうのを見ると、昔流行った映画「戦国自衛隊」を思い出してしまいます。
行進の後は昼から「訓練展示」というのがあり、戦車の空砲とかの実演がありました。
その順番待ちをしている車両を撮影。
因みに戦車の空砲ってのは、地上で大玉の花火が爆発した様な感じの衝撃があります。
基地の真横にマンションがあるのですが、住民からすれば心臓がとまる思いをするかも知れません。
それほど凄い爆音です。
戦車の横側に付いている、短い3本の筒は信号弾だそうです。
このデザインで3.5Lガソリンエンジン、車重1.7t、価格400万円の四駆をスバルが出してくれたら
頑張って車を乗り換えてしまうと思う。めちゃカッコいい!♪
自動車メーカーは街乗り四駆より、こんな四駆を発売した方が絶対に売上に繋がると思うのですが。
「訓練展示」が終わると、「装備品展示」になります。
戦車等の車両の他に、小銃やバズーカ等の小物まで触ることが出きました。
この砲台、どれくらいの距離まで届くのか質問したところ、最初は教えてもらえなかったのですが、
こっそり「30kmくらいです」って親切に教えて頂きました。しかし、30kmしか飛ばないって事は
内戦でも起きないかぎりは使い道が無いって事ですね。
砲台の筒の中を撮影
戦車って、エンジンを掛けると車高が50~60cmほど上がる様です。
出だしはなかなか速く、フロントが浮いてリアが沈んだ状態で加速していきます。
この「装備品展示」の写真が少ないですが、私が撮影より銃を触ったり戦車に乗ったり、車両の
中に入ったり、バイクに跨ったりして遊ぶのが忙しかった為に、殆ど撮れていません(笑
これらの軍事車両の撮影は自由ですが、車内の撮影は禁止されていました。
砲弾チョッキを着せてもらいましたが、重量14kg!!それに銃を持って訓練をするそうですが、
私は14kgのチョッキを着て立っているだけで限界でした。やっぱり軍隊って大変な仕事ですね。
航空祭と比べると見に来る人も少なく、非常に招待客の割合が多いのが目に付きます。
望遠レンズを付けたカメラを持っている人も皆無で、殆どの人が撮影もせずに見に来ていると
いった感じです。一見華やかな航空祭とは違い、陸自は軍服を着た人が沢山居いますので、
嫌が上でも軍事施設だということを実感させられました。