私のTTにはパイオニアのDVD楽ナビが付いていたのですが、これがどうもお馬鹿さんな
ナビでして、タッチモニターなのに画面に表示した部分を指で押しても、左隣のボタンが
反応してしまう欠陥品。何と、押した部分から1cm位左のボタンが反応してしまうんですよ。
だから画面右端にあるボタンを押そうにも、モニターのフレームを押しても意味がないので、
結局はリモコンで操作をする始末。地図をバージョンアップしたら、操作ボタンが横長に変更されて
いたのでメーカー側の苦肉の策が見て取れたのですが、結局使い難い事には変わらず
思い切って買い換える事にしました。
モニターは7in位は欲しいと思っていたのですが、バイクに載せたり(車検切れてるけど)、
徒歩でも使えたり(引篭もり気味ですが)することを考えて、バッテリー内蔵タイプの5.2V型
ナビにしました。購入価格は47000円(税・送料込)
ナビはまだ使っていないので、使い勝手は判りません。
とりあえず今日はナビが使えるように取り付けを行いました。
取り付け場所は楽ナビの付いていたダッシュボードに貼り付けで良いと思っていたのですが、
標準で付いている吸着タイプの車載取り付けキットはダッシュボードのRがきつくて吸着して
くれません。そこで急遽、取り付けアングルを別途購入することにしました。
それがこれ。初代TT専用ナビ取り付けアングルで、ジュラルミン&樹脂製です。購入価格6000円
別売りのジュラルミン削り出しのシガー電源ケーブル。購入価格1300円
アングルの取り付け場所は助手席側の右足元になります。このボルト2本を外します。
車体本体のアルミ部分と、ナビ取り付けアングルとの間にツバ付きワッシャー(付属)をかまして
取り付けます。工具もアングルを買うと付いています。
シガー電源は灰皿が閉まるように設計されたものです。
今回は写真のように線を下向きに出して、小物入れの中にナビに付いてくるシガー電源本体を
隠す事にしました。
アングルは2ピースになっているので、もう片方を取り付けて花びらボルトを締め付けて固定します。
小物入れからの配線が汚いので、パッド裏に配線止めを貼り付けて対応してみました。
こんな感じです。ちゃんとオーディオの蓋も開きます。
ここまでアングルは開きます。ボルトの調整でモニターの傾きと上下角が調整出来ます。
実際に運転席に座った状態から見ると、こんな感じになります。
もう少しモニターが運転席側に向いて欲しいのですが、特に調整機能はありませんし、
上から覗くとエアコンモニターとの隙間が狭いのが見て取れるので、どうやっても無理ですね。
取り付け完了♪
ダッシュボードのヘコミや変色が気になります・・・・。
サンヨーのゴリラ専用の取り付け金具になっていますが、アルミで出来ているのでナビ本体の
裏側にキズが付いたりします。私は特に気にしませんけど。
黒い部分はジュラルミン製ではなく、樹脂(おそらくPOM)の削り出しです。
シガー電源なので車のキーを抜いてもナビの電源は入ったままの状態になります。
ナビ本体にはシガー電源とVICSアンテナ線を接続して、パーキングケーブルは皿ビスで殺して
います。車で使うには不要ですが、バイク(バッテリーレス)にも使用する事を考えて、予備の
リチウムイオン電池(ROWAのDB-L50対応バッテリー ・台湾セル)を1個購入しました(1018円)。
ダッシュボード上からエアコンの操作パネルまで取り付け位置が下になったので、運転する時の
見切りは良くなったのですが、代わりにナビのモニターが見辛くなるのは仕方がないですね。
使っているうちに慣れてくると思います。
もともとカーナビの事を考えて設計された車でもないのでナビの取り付けには悩む車ですが、
今回購入したナビ取り付け金具はとても良くできた製品だと思います。買って良かった!