1年ほど前の話になりますが、2008年11月9日にリアデフオイルの交換を行いました。
TTのリアデフオイルの使用量は約1.1Lと微妙な量でして、1L缶1本購入しても100mlほど
不足になります。1L缶を2本購入しても殆どが余ってしまう為に、デフオイル1L缶1本と、
オイル添加剤のレスポEMDを1本購入して、不足した分だけを使用していました。
その時に残った200mlがずっと手元においてあったので、本日エンジンとパワーステアリングに
使用しました。
エンジンへの適合量は使用オイルに対して5~15%、パワステには3~5%の添加になります。
EMDの残りが約200mlしか無いので、5.5Lのエンジンオイルに使用すると約3.6%の
混合量にしかなりませんが、新たに購入する気も無いので気にしないとこにします。
この添加剤は少しドロッとして粘々です。物凄く糸を引きます。
エンジンオイルのゲージを抜いてオイルの量を確認しましたが、上限いっぱいに入っていました。
しかし、わざわざ添加剤の分だけ抜き取るもの大変なので、そのまま加えることにしました。
パワステの方は入っているオイルを上抜きして、これもまた以前に使用した残り物のオイルを入れ
ました。先にエンジンオイルに加えた後にパワステの作業に移ったのですが、EMDを残し過ぎた
みたいで、10%くらいの混合量になってしまいました。オイル量もゲージの上限を超えてしまい
ましたが、これも気にせずにオイルキャップを締めました。今日の作業はかなり適当ですw
抜いたオイルは思っていたよりも汚れていましたが、まだまだ交換の必要が無い状態です。
このニューテックZZ-51改の新油は薄い赤色をしています。
せっかく添加したので、用事がある訳でもないのに大須(東京では秋葉原、大阪では日本橋に
あたるような場所です)まで往復33kmを走ってきました。
この添加剤に関してはデフオイルの不足を補う為に買ったものなので、全く期待もしていなかった
のですが、走り始めてビックリです!エンジンのノイズ(高音)が消えて静かになりました。
メーカーのHPを見ても、エンジン音が静かになるなんて一言も書かれていないのですが、しかし
明らかに静かになってます。添加量が少ないのにも関わらず体感できるレベルです。
寒いのに窓を開けて運転しても、エンジンから出るガシャガシャしたノイズが低減したのが判ります。
一言でいうと、エンジンオイルが「マイルド」になった感じがします。
NNL690は添加前と後の違いが全く判らず残念な思いをしましたが、EMDは良好です。
しかし、気になる事もあります。それは耐久性。オイルの粘度を上げるのにはポリマー(樹脂)を
使用するらしいのですが、このポリマーが熱で駄目になってしまうとスラッジになるそうです。
アッシュもルブロスもノンポリマーのオイルなので、ポリマー入りと比べるとオイルがあまり黒く
なりません。ただ、EMDは粘りがある添加剤ですので、多量のポリマーが入っているような気が
するのです。入れ始めは良くても、1000km、2000kmと走るうちに、みるみるポリマーが破壊
され、スラッジだらけになるのではないかと心配してしまいます。
パワステに関しては全く変化が判りません。
今日は大須で、初めて光岡自動車の大蛇を見ました。雑誌とかで見た感じですと、少々品の無い
デザインだと思っていたのですが、実物はなかなかカッコよかったです。
マフラーも良い音鳴っていました。まあ、私が人生5回ほどやり直せても、到底買える車では
ありませんけどww 10年後も今のTTに乗っているような気がします。