2012年07月31日
ギジェルモ・リゴンドー
キューバ出身のギジェルモ・リゴンドーは、強靭な足腰が生み出す鋭い踏み込みと急所を的確に打ち抜くテクニックを兼ね備えた技巧派のサウスポーです。最短距離を走る左ストレートを上下に打ち分け、相手を圧倒するボクシングがギジェルモ・リゴンドーの代名詞ですね。
2000年のシドニー、2004年のアテネで開催されたオリンピックを2連覇した実績を誇るギジェルモ・リゴンドーのテクニックは超一級品!特に「すごいなあ」と感心するギジェルモ・リゴンドーの能力は「距離を一瞬で埋める技術」です。
リーチだけを考えると、ギジェルモ・リゴンドーはそれほど恵まれているボクサーではないと思います。ところが、自分よりリーチが長く、懐が深い相手と戦っても、顔面、ボディーに得意の左ストレートをバシバシ叩き込むことができるんです。
今回はオリンピックにちなんでリゴンドーを選んでみました。
日本人選手の健闘を祈ります!
リゴンドーの現状と実力を考えてみました。
日本のアマチュア出身者や彼らに近い人達は、アマチュア時代にオリンピックや世界選手権のタイトルを総なめにし、昨年プロ入りしたばかりのギジェルモ・リゴンドー(キューバ)に対して、よく、「現段階」という断りを設けた上で、リゴンドーよりも前WBCバンタム級王者の長谷川穂積や現スーパー・バンタム級王者の西岡利明の方が勝っているというようなことをコメントしているが、本音はどうなのだろうか(先日、長谷川は敗れてしまったが)。
プロ入りはしなかったものの日本選手権を10連覇し、当時のWBCスーパー・フライ級王者徳山昌守をスパーリングで圧倒した事もある辻本和正を、僅か19歳の時に3ラウンドRSCに下し、翌年にも2ラウンドRSCに下しているリゴンドーは、アマチュアのスーパー・エリートであり、プロでは、これまで5戦して4KOを記録しているが、4KOのうち3KOは高度なボディー・ブローのカウンターで終わらせている。
確かに、プロではこれといった実力者との対戦はないし、アマとプロは別物と言われればそれまでかもしれないが、ここ最近のリゴンドーの試合間隔を見る限り、強すぎて対戦相手が見つからないのがリゴンドーの現状の様な気がするし、既にバンタム級近辺の階級で世界トップクラスの実力を持ち合わせているのは間違いないはずだ。
とりあえず、6月4日にレイナルド・ロペス(コロンビア)との対戦が予定されているが、元王者のジョニー・ゴンサレス(メキシコ)にKO負けしているロぺスではまずリゴンドーの相手にならないはずだし、個人的には、ロペスの代わりにWBC・WBO統一バンタム級王者のフェルナンド・モンティエル(メキシコ)と対戦することになったとしても、リゴンドーがモンティエルのパンチを悉く外した末、大差の判定勝ちをおさめる事が濃厚の様な気がする。
依然未知数な部分はあるものの、現在の軽量級でリゴンドーに勝てる可能性のある選手がかなり限定されている事だけは確かなはずだ。
Posted at 2012/07/31 12:53:14 | |
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ボクシング | スポーツ
2012年07月31日
スウェーバック
スウェーバックとは、上体を後ろへそらせて、相手のパンチをかわすボクシングのディフェンス技術です。ブロッキングやパーリングと違って、相手のパンチを空振りさせることを目的としたディフェンスで、対戦相手は空振りが続くと、体力を消耗したり、イライラしたりするので、精神的、体力的に有利に試合を進めることができます。
一般的に、スウェーバックは動きが大きければ大きいほど、相手のパンチをかわしてすぐに反撃することができないので、ディフェンス重視となります。相手のパンチをかわすため、動く必要があるので、ブロッキングやパーリングと比較して、スタミナを必要とするディフェンスです。
Posted at 2012/07/31 12:46:53 | |
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ボクシング | スポーツ
2012年07月30日
スイッチヒッター
スイッチヒッターとは、試合中にオーソドックススタイルとサウスポーの構えを変えながら戦うボクサーです。変則的なボクシングのため、相手ボクサーは戦いにくいという特徴がありますが、普段からスイッチの練習をしていないと上手く戦えない高等戦術だと言えます。
ボクシング史上最も有名なスイッチヒッターと言えば、ナジーム・ハメドでしょう。スイッチを繰り返し、対戦相手を翻弄するボクシングは、世界中のボクシングファンが驚きと新しい可能性をみせてくれました。ボクシングセンス、技術はもちろん、スタミナがないと12ラウンド戦えない高度な戦術です。
Posted at 2012/07/30 05:16:43 | |
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ボクシング | スポーツ
2012年07月29日
なんか泣けてきた・・・。
ケンシロウに憧れて身体を鍛え始めた。
Posted at 2012/07/29 18:35:24 | |
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たわいない話 | 音楽/映画/テレビ
2012年07月29日
サミング
サミングとは、相手ボクサーの目をグローブの親指などで突く、反則攻撃です。サミングは、視力が選手生命に直結するボクシングにおいて、最も悪質な反則行為のひとつと言えるでしょう。
世界戦では、2007年10月11日に行われたWBC世界フライ級タイトルマッチで、チャンピオンの内藤大助選手に対して、挑戦者の亀田大毅選手がサミングを行い、日本だけでなく、世界中のボクシングファンをガッカリさせた試合が有名です。
Posted at 2012/07/29 11:39:47 | |
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