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2016年08月05日 イイね!

富士スピードウェイ50周年

富士スピードウェイ50周年富士スピードウェイが今年で50周年を迎えました。

富士スピードウェイは1966年1月3日に営業を開始。
3月12, 13日にオープンイベントとして2輪レース
3月26, 27日には初の4輪レースが開催された。



そして5月2~3日には、第3回日本グランプリが開催。
1969年まで続いた日本グランプリは、今でも伝説として語り継がれている。

当初FSWのコースレイアウトは、アメリカのストックカーレースを持ち込むためにオーバルコースが計画されていた。
ところが、1964年に日本を視察しにきた当時F1でも活躍したスターリング・モスが
「日本ではオーバルコースのレースは適さない」との助言を受けて計画が大幅に見直された。

最終的には、アメリカのオーバルコースとヨーロッパのS字やヘアピンの要素が組み合わされ
以前の30°バンクがあったコースが出来上がったそうだ。

日本グランプリは、1963年に鈴鹿サーキットで始まり、1964年の第2回まで鈴鹿で開催された。
そして1年おいて
1966年に第3回日本グランプリがオープンしたばかりの富士スピードウェイで開催される。
決勝日には9万5千人という大観衆を集め、トヨタ、日産、プリンス、ポルシェなどが熱い戦いを繰り広げた。

しかし、日本グランプリは第6回大会で時の環境問題などを考慮して終焉となった。
最後の年の優勝車が写真の日産のR382で、元さんこと黒沢元治氏がドライブした。

FSWのレストランでは、月替えで往年のレーシングカーを展示
写真は7月に行った時に撮ったもので日産のR382です。

ニッサン R382 黒沢/砂子組


日産製 6リッター V12エンジンを搭載


迫力のリアビュー


他の年のは、以前趣味で収集していたミニカーで紹介

◆1963年 第1回日本グランプリ 鈴鹿サーキット
 第1回のは持ってないです。たしかミニカーでも発売されていなかった。
 メインレースでは、ポルシェ904が日本車を圧倒し優勝したとのこと。

◆1964年 第2回日本グランプリ 鈴鹿サーキット
 プリンス スカイライン 2000 GT-B 2位 生沢 徹 (エブロ 1/43)

 スカイラインの2L直4エンジンをグロリアの2L直6エンジンに乗せ換え、ボディも200mm延長
 一見ノーマルと見える外観から「羊の皮を被った狼」と言われた。

 優勝間違いなしとの前評判だったスカイラインGT-B
 ところが急遽、式場 壮吉氏のポルシェ904(カレラ4)が参戦する。
 ポルシェ904は生粋のレーシングカー
 さすがにかなうわけもなく、念願の日本車の優勝は果たせなかった。

 しかし生沢 徹氏のスカイラインGTが1周だけポルシェを抜いてトップを走行した。
 その瞬間、大観衆は歓喜した。日本車でもポルシェの前を走れるのだと
 これが後のスカイラインGT-Rが残した49連勝と通算50勝という金字塔
 「スカイライン伝説」の序章となったである。

◆1966年 第3回日本グランプリ
 プリンス R380 優勝 砂子 義一 (エブロ 1/43)

 日本初のレーシングプロトタイプカー
 エンジンは2L直6を積み、200PS以上を発生
 車重は、わずか660kgしかなかった。
 ポルシェ906を抑えて1-2フニッシュ、念願の日本車初の優勝を飾った。


◆1967年 第4回日本グランプリ
 ニッサン R380Ⅱ 2位 高橋 国光 (エブロ 1/43)

 この年から、前年に日産がプリンスを吸収合併したことで日産R380となった。
 4台体制で挑んだこのレース、3台体制のポルシェ906(カレラ6)との接戦を繰り広げる。
 
 しかし結果は、前年R380を運転した生沢 徹氏がプライべーターとして参戦した
 ポルシェ906が優勝、R380は2,3,4位に甘んじたのであった。


◆1968年 第5回日本グランプリ
 ニッサン R381 グループ6 プロトタイプ (エブロ 1/43)


 ニッサン R381 優勝 北野 元 (エブロ 1/43)

 シボレー製5.5L V8エンジンを搭載
 リアウィングが左右独立で稼働する独走的な発想から「怪鳥」と呼ばれた。 
 ポルシェ910(カレラ10)を抑えて見事優勝する。
 

◆1969年 第6回日本グランプリ
 ニッサン R382 優勝 黒沢 元治 (エブロ 1/43)

 この年も、日産、ポルシェ、トヨタの三つ巴の戦いとなる。
 レースはトップがトヨタ7、ポルシェ917と目まぐるしく入れ替わる展開
 そして接戦を制したのは黒沢 元治氏が運転する日産のR382だった。

 これが日本プランプリ最後の年となり、日産は貴重な優勝を手に入れたのである。
Posted at 2016/08/10 00:08:35 | コメント(1) | トラックバック(0) | 富士スピードウェイ | 日記

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