昔のアルバム見ていたら、こんな写真が出て来ました。
昔乗っていたKPGC10に乗っていたエンジン
S20の写真です。
あれは、私が20歳の頃かな28年前です。
小さな中古車屋さんの前を通ると
「何かがこちらを見ている様な」気配
振り向くと「
GT-Rやんけ~」(;゜□゜))!? 「欲しいニャーン」とはいえ、未だ学生の私
親としていた約束を思い出しました。
「自動二輪(中型}の免許が取りたい」と話すと「ダメだ」とあっさり却下
「そのかわり就職したら車こうてやる」と言う約束です。
それを前倒しして買う事になりました。(ゝ∀・)☆
という訳でやって来ました、
夢の「ハコスカGT-R」O(≧∇≦)o
でも、そう甘くはなかった。
その後就職して2年半給料の全てを巻き上げられトトホでした。
責めての救いはガソリンは入れ放題!
この車ノーマルではソレックス40パイ3連なのですが、私のにはオプションのウェーバー42パイが付いていました。
物凄くデリケートで、今日絶好調でも次の日は絶不調。
平地では絶好調なのに阿蘇に登ると絶不調。
気圧に影響されやすかったみたいでした。
今の車達と比べると、たいした スペックでは無いのですが、何かが違う。
RB26をサラブレッドと例えるとS20は野生の荒馬ですか?
4000回転以上でないと、トルク無いしカブッテ仕方ないし、でもそれ以上回すと超御機嫌何処までも回る感じでまるで、レーシングカーみたいなエンジン音{クァーン}
それにウェーバーキャブの吸入音と相まってタマランです。
今の車みたいなマフラーの発する音ではなく、エンジンが発する音なのです。
音に関してだけはS20に敵う市販エンジンは在りません。O(≧∇≦)o
悪い所は、エンジン始動に儀式が必要なんです。
1 チョークを引っ張る。
2 アクセル床まで2~3回踏み込む
3 セルを回す
4 程ほどのとこまで温まったらチョークを戻す。
この作業を1度で成功させないと、シリンダー内はガソリンでべチョべチョ
プラグを外しシリンダー内を乾燥させプラグ掃除しないとエンジン掛りません。
家の姉に貸したら、家を出て最初の交差点でエンストしたらしく交差点の真ん中に車放置して歩いて帰ってきて「車の止まったけんおいてきた~」
「どこに~」と聞くと「ソコの信号機んとこ~」見に行くと見事交差点のドマンナカに
放置して大渋滞、慌てて押して退けた思い出が・・・・・・(A゜_゜)
起こられるかもしれませんが、今の若い人は動かす事さえできないかも?
その後S20搭載のPGC10ソレックス3連仕様(ノーマル}に乗った時期もありましたが、性格は似てたけどもっと大人しい性格でした。
パワーアシストなんて何も無くラジオすら無く勿論エアコンなんか無い!
ペダルなんか、第2世代のGT-Rなんか比べ物にならないくらいに重たくて到底今は運転出来ないだろうな~。
これは、ヤッパリ特別な車、特別なエンジン
{魔性のエンジン}でしたよ。
あれはまさに生き物のようじゃった
Posted at 2009/07/24 20:27:35 | |
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