![旧軍九七式中戦車"チハ" 旧軍九七式中戦車"チハ"](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/carlife/images/UserDiary/11320464/p1m.jpg?ct=65b300602d35)
プラモデルの記事は基本的にヤフーの方でやってるんですが、みんカラの方でもネタに困ったときに書こうかと(^_^;)
コレは大戦中の日本軍の実質的な主力戦車として使用された車輌です。
戦車という兵器は第一次大戦にイギリスが投入した塹壕(掘ですね)踏破の為の代物だった訳です。この時のインパクトが強烈で各国色々研究・開発が進む訳ですが、あくまで歩兵直協に主眼が置かれておりまして、基本的に戦車の相手は歩兵なり砲でした。戦車同士が対峙するなんてのは想定はしていたものの重視はしなかった訳で。日本軍自体も対戦車には速射砲であたるというのが基本でした。
戦車という兵器の過渡期ですから、運用するほうも手探りだったんでしょね。
三菱重工で開発されたこの車輌もそのようなコンセプトで開発され、事実当時としてはなかなか優秀な歩兵支援戦車だったのですが、次第に他国の開発のトレンドは大口径の砲と分厚い装甲を装備した戦車戦を意識した新型車輌をどんどん投入するようになりました。
ですが、日本は出遅れちゃったのです。開発者がヤバイよ強力な砲積もうよ~装甲厚くしようよ~と上申しても受け入れられなかったようです。
ハードの優秀さで戦争の勝ち負けが決まる訳では無いですが、度が過ぎれば幾ら優秀な兵隊さんでも圧倒的な性能の差は埋められないですから、マトモに戦える訳が無い。
結果的に、ブリキ細工とか紙の戦車とか散々な言われようをするようになっちゃった悲しい戦車なんです。
俺、みんカラで何書いてんでしょね。誰もこんなの書いても読まないでしょうに(笑)
ま、背景は別としてクラシカルですが美しいのでとても好きな車輌でして、コレ作ることに致します。
キットはファインモールド社、履帯はフリウル、挽き物砲身とエッチングは純正で進めます~。
Posted at 2008/12/09 01:54:47 | |
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