
バーレーンGP中止によりおくれること2週間、
やっとF1GP 2011シーズンが開幕です。
日本でGPを開催するF1においても
今回の東北太平洋沖地震のショックは大きいものでした。
画像のようにメッセージをプリントするチームも...
予選の結果、
P.Pは、S.ベッテル。
タイムは書いてませんが、2位に1秒近く速いブッチギリの異次元走りでポールゲットです。
今年も速いのは分かってましたが、異常に速い。
こりゃ~スタートダッシュが決まれば楽勝かな... っと、言うと、そうでもなさそうなのが今年のF1。
今シーズンからタイヤがピレリに変わっております。
そのピレリタイヤは冬テストのときから摩耗(デグラレーション)が激しく、
5周も走行すればペースがガタ落ちし、バランスの良いマシンでも+2周持つかどうかと...
もちろんドライバーからは大不評。 ピレリはレースを面白くするためにそう作った、
と言っておりますが、ホントの所はブリジストン程のモノは作れなかったってとこでしょう~
なんと最低でも1レースに3回は交換が必要と言われています。
つまり、どのチームもピット作業(タイヤ交換)が増えるわけです。
そう、ピット戦略が復活すると言う事ですね~
ということは、予選の順位も思いのほか影響がないのでは?と、言うことです。
逆を言うと皆ペースがあがらずのんびりした展開になるかもってことでもあります(爆)
そんなこんなで私、あー!!的には8位のF.マッサまでは優勝の可能性が十分あるのでは?
っと、思ってます(笑)
マクラーレンの二台、予想外な速さを見せております。
アップデートがうまくいった、と言うところでしょうがレースペースや信頼性はどうなのでしょう?
事前の冬テストでは十分に走りこめなかった分、不安ではありますが2台とも上位なことから一発の速さはあるのがわかります。タイヤに厳しいが速いL.ハミルトン、タイヤに優しいがいまいちパンチが弱いJ.バトン。 このマクラーレンのWチャンピオンコンビは今年は面白そうですね~
もう一台のレッドブル、M.ウェバーも今年は頑張りどころ。
ベッテルに序盤から負けが続くようなら中盤から完全No.2扱い→イジけて今年で引退ってことも???
フェラーリ勢がやや遅れ気味。
F.アロンソとS.ベッテルのタイム差が1.5秒もあり、2位とは0.6秒差。
ピット戦略が有効な今シーズン、十分チャンスはあると言えますが、
ある程度ついていけなければピット戦略は機能しません。
マシンの速度差が大きいとそれ相応のタイム差が作れません。
それを考慮してどのような戦略をとるのでしょう? 見ものです~~
とはいえ、給油作戦なんかないので踏ん張ってついてくしかないでしょうが...(爆)
ルノーにおいてはV.ペトロフ、なかなか速かったですね~
N.ハイドフェルトはタイヤが変わっても温め方が下手なようで... 頼むよ~ニック(苦笑)
マシンがこれからのトレンドとなりそうな前方排気システム。 R.クビサであったならもっとタイムも僅差であった感もしますが不在ではしょうがなくでしょう~ 代替N.ハイドフェルトがこの位置であるからして、V.ペトロフ、見せどころです。
メルセデスGPの二台、最終テストにて大幅アップデートが功を奏したようですがM.シューマッハがやや遅れ気味ですね。 N.ロズベルグは一回でも多く表彰台に立ちたいところ。
メルセデスGPでキャリアを終える気に変わりはないかな???
ザウバーの小林可夢偉、良い位置です。 冬テストから調子は良かったので期待しておりましたが想像以上です(笑) じっくり粘れば表彰台も見えてくるかな???
今年は来シーズン以降を見据えた走りでポイントを取りまくれ!!!
あとトロ・ロッソ。
92年シーズンのフェラーリF92を彷彿させるWフロアのマシンは今年のレギュレーションにマッチして速さを見せております~ ザウバーの直接ライバルとなるこのチーム、要マークです(笑)
と、まぁ~ 自分的に楽しみなところを好き勝手書かせて頂きました~
本命はS.ベッテルでしょう~ 昨年よりもクレバーな走りが出来れば、今年は楽にタイトル獲れる気がします。 それほど速いですね。
対抗馬たちはこの差の前にどのような戦略を練ってくるのでしょうか???
F1GP 2011、開幕。
予選結果
1 セバスチャン・ベッテル/レッドブル・ルノー
2 ルイス・ハミルトン/マクラーレン・メルセデス
3 マーク・ウエーバー/レッドブル・ルノー
4 ジェンソン・バトン/マクラーレン・メルセデス
5 フェルナンド・アロンソ/フェラーリ
6 ビタリー・ペトロフ/ルノー
7 ニコ・ロズベルグ/メルセデスGP
8 フェリペ・マッサ/フェラーリ
9 小林可夢偉/ザウバー・フェラーリ
10 セバスチャン・ブエミ/トロロッソ・フェラーリ
11 ミハエル・シューマッハー/メルセデスGP
12 ハイミ・アルグエルスアリ/トロロッソ・フェラーリ
13 セルジオ・ペレス/ザウバー・フェラーリ
14 ポール・ディ・レスタ/フォース・インディア・メルセデス
15 パストール・マルドナド/ウイリアムズ・コスワース
16 エイドリアン・スーティル/フォース・インディア・メルセデス
17 ルーベンス・バリチェロ/ウイリアムズ・コスワース
18 ニック・ハイドフェルド/ルノー
19 ヘイキ・コバライネン/ロータス・ルノー
20 ヤルノ・トゥルーリ/ロータス・ルノー
21 ティモ・グロック/ヴァージン・コスワース
22 ジェローム・ダンブロジオ/ヴァージン・コスワース
— ビタントニオ・リウッツィ/ HRT・コスワース
— ナレイン・カーティケヤン/HRT・コスワース