始めに、昆虫とかムシが苦手な方はスルー推奨です。
オサーンは脚がたくさんあるムシ(GJGJとかMKDとかYSDとか…´Д`lll)はノーサンキューですけれど、6本脚の昆虫は結構好きです。
で、カマキリと言えば…
関根勤氏のカマキリ拳法とか…
『マカロニほうれん荘』のトシちゃんのカマキリ拳法も好きなのですが(^o^)、オサーンはホンモノのカマキリも好きな昆虫のひとつです。
小学生の時分には、昆虫飼育ケースに土を敷き詰め、そこに庭で引き抜いた雑草を植え込み、適当な枯れ枝を置き、箱庭的な疑似自然を作って、庭で捕まえたカマキリを育てたモノでした。これまた庭で捕まえたオンブバッタとかトンボを生きたまま飼育ケースに入れて、カマキリのエサにしてました。特徴的な前脚で獲物を捕らえバリバリ食べる姿に、子供たちの好きな昆虫の定番である、カブトムシやクワガタにはないハンター(狩猟者)のワイルドさを見てシビレていたんだと思います(カブトムシやクワガタは姿かたちはともかく、樹液を舐めるだけですしね^^;)。
そんな遠い記憶に引っ張られ、こういうモノが商品化されたとあっては、手にしたくなろうってモンです。
バンダイ ガシャポン「いきもの大図鑑シリーズ」 オオカマキリ
早速¥100玉握りしめ、いいトシしたオサーンがガシャポンマシーンの前にしゃがんでレバーを回す!
…が!
出てきたのは、茶色のヤツ…。
上の画像ではちょっと判らないかもしれませんが、基本的にオオカマキリ一種のみのラインナップなんですが、緑色の個体と茶色の個体、それぞれにお腹が膨れたヤツ(〇〇が〇〇〇〇ちゃった、あの状態…)、それと羽化直後のイメージで半透明の個体で計5種類のバリエーションがあるんですわ。
でも、欲しいのは緑のヤツっ!! 茶色のはともかく、羽化直後って何!?そんなん誰が欲しいの? 多分緑のヤツが一番人気だろうし、それはメーカーサイドも判っているうえでの、あえて欲しいモノが出る確率を下げるためのバリエーションとしか思えない。それで、欲しいモノが出るまで課金しろよ、っていうね(>_<)
その時は¥100玉の手持ちがなかったので、そのまま帰り、あとでオークションサイトを調べてみると、緑のモノはやはり人気が高く¥1,500~くらいが相場…(逆に茶は原価割れの有様。やっぱり人気の差が激しい)。
バカらしくなりオークションに頼らず、またガシャガシャ回して2個目(1個目はまた茶…>_<)で待望の緑をゲット!
したんですが…
なんと、前脚接続部がパーツ欠損…(>_<) バンダイに連絡して正常品を送ってもらうコトに。こんなコト初めてだよ…。
ここまでが年末の話。そう、本来ならこのネタ、去年のうちにやりたかったんですけれど、バンダイのお正月休み挟んでの不具合対応だったため、そして年明けオサーンがバタバタしていたため、今頃アップしてるというワケです。
ゴロンとガシャポンマシンから転がり落ちた状態は、ザクヘッドに端を発するカプセルレス仕様(過去ログ→
■)。
さすがにモノが昆虫では外側の球状の部分はスタンドに使用されます(→後で)。
球状にまとめているビニールを破ると、黒い半球状の外殻の中にパーツがいっぱいに詰まってます。脚とか非常に細くて、関節ごとのボールジョイント接続は外れやすいけれど、なんとか完成。
一応前翅(緑色のハネ)だけで閉じるコトはできるんだけど、後翅(薄い黄色のハネ)を取り付けるボールジョイント丸見えなので、後翅は取り付けて翅を広げたようにするのがデフォルトなのかもしれない。
脚は結構自由に動くし、4本脚だけで自立する。ただ、中脚と後ろ脚は付け根のボールジョイントがすぐ外れる…(>_<)
人間で言えば、広背筋にあたる部分が逞しいのも好き♡ 腹の部分も節ごとにボールジョイントが仕込まれていて上下左右に曲げたりできます。顔は特に複眼の造形が素晴らしく、黒目の部分が追視する(どこから見てもコチラを見ているような感じ)ようにできてる。ま、ちょっと緑が濃いかな?って感じ。
外殻の半球状のパーツを使ってスタンドができ、それに接続すれば飛んでる状態も再現できるんですが…
残念ながら、オサーンはカマキリが飛んでるところって見たコトなくて、ちょっとイメージ湧きません。
ちなみに大きさはこんな感じ。通常サイズの2倍だそうです。実際にこんなのがいたらビビる大きさ(^口^;)
そして、我がブログ恒例、¥500玉と比べてみた!(イヤ、手に乗っけてる段階でサイズ感は判るかもしれないけれど、なんだかやっておかないと落ち着かない感じに^^;)
後のハチは同シリーズのスズメバチ第2弾のヒメスズメバチ。コチラもデカくてよくできてます(^_^;)
せっかくなんで、個人的にはハズレだと思ってる茶色の方もアップしますか。
コチラはお腹が膨れたバージョン。さすがに重くて支えがないと自立できない感じ。それにしても小学生の時、カマキリの生涯を知った時には、さすがにオスの不遇さに憐憫を禁じ得なかった。それが種の生存をかけた生物のシステムとは言えねぇ…(知らない人はググってみてね)。
ところで、セット内容の中には当然説明書なるモノがあるんだけど、この前脚部(鎌の部分)の図解がまた細かいのなんのって…。
バンダイのHPにはもっと偏執的(^口^;)な図解がありますので、ヒマな方、カマキリについてもっと知りたい方は見てみて下さい(いきもの大図鑑→
■)
で、その説明書の大きさがこんなモンで…。
もうローガンなオサーンには辛くてキツくて…(>_<)
ちょっと話は逸れますが、カマキリつながりでもう少しばかり。
この我々にお馴染みのカマキリも好きなんですけれども、実はもっと好きなカマキリがいまして。
それが、コチラのハナカマキリ!
東南アジアのジャングルに生息しているカマキリ。ランの花に擬態して、近くに来た昆虫を捕食するという。天敵から身を守るための擬態ではなくて、エサを捕らえるための擬態という、なんともカッコイイ昆虫。
パッと見、どこにいるか判ります? この擬態の見事さもさることながら、ランの香りやハチなどが好むフェロモンを放出してるとかで、視覚的擬態の他に嗅覚的擬態までしているらしい。生物の進化恐るべし。
この美しさと狡猾さ残忍さを兼ね備えたハナカマキリ、コレがオサーン的には一番イカした昆虫だと思うんですよ。
まぁ、そんなついでの話は置いといて、つくづく思うんですよね。
昆虫含む外骨格生物(カニとかエビとか、外側が硬い表皮に覆われて内部の筋肉で動く生物)って、他のどの生物に似ても似つかない性質が多くて、地球の外から来た種なんじゃないか?って。こんなに小さな体に驚異的な能力を秘めているのって、ちょっと信じられない(アリは自分の体重の300倍の重さのモノを持ち上げる、とかね)。そして、世界のありとあらゆる所にいるワケだから。なんでも、地球上で種の数が圧倒的に多いのは昆虫だそうで、その数、100万種。 地球上にいる動物の種の約7 割を占めているそうだ。つまり、地球上で一番繁栄している生物は昆虫だってコトになる。
つい、昆虫スゴイぜ!とかなんとか言いたくなっちゃいます(^o^)
まぁ、それはそれとして。
ジョイント欠損した緑と、まだ開けてない茶色、どうしよう?