メーカー不詳 ELM327 OBD2スキャンツール BLUETOOTH仕様
先に純正クルコンの後付けに伴いメーターASSYの指針外しを伴う改造を行ったため、
再取り付けした各メーター指針の指示位置がズレてないかのチェック・校正の目安にOBD情報を活用してみるか、と購入してみた。
当方70系VOXY煌Zに取り付けて使ってみたところ、ほぼ期待通りの働きをしてくれている。
今時たった¥2k足らずの出費で、手持ちのスマホ/タブレットの画面を多機能メーターパネルに出来るとは、何ともいい時代になったものだ(笑)。
【総評】
値段なり以上に満足。
【満足している点】
・小型で、付けっぱなしにしても運転手の足の動きの邪魔にならない。写真の如く当方70系VOXYではOBD2コネクターが下向きで本体が吊り下げになるため、これより長さ(本体コネクター開口部~背面方向の寸法)がある類似品だと、直付けでは右足下の邪魔になる可能性大。このタイプを選んで正解(笑)。
・Bluetoothペアリング設定が本体内で保持されるので、使用の都度パスキーを入力する煩わしさがない。初回だけペアリング設定~アプリ内の設定で見たい情報がアプリ上で表示されるようにできたら、次回からはスマホ/タブレットでBluetooth機能オン→アプリ起動、ですぐ使える。
・使わないときに本体ボタンで電源を切れる。ただし電源OFF状態で実際どのくらい電力消費するのか把握できてないし(ゼロとは思えないが説明書に明記なし★)、ボタンがあっても切り忘れて降車しバッテリーを上げてしまうのもいやで、結局使うときだけしか繋いでないが。
・Bluetoothの飛びも十分。車内ではリンクが切れることも無し、車外でもリアハッチの1m後方くらいまではいけるようだ。
★その後販売元に確認したところ、電源ONで50mA、同OFFで500μAと判明。常時通電の繋ぎっばなしで最悪スイッチを切らなくても、クルマのバッテリーは一週間やそこらは充分余裕、ちゃんと切ればほぼ放置でOKなレベル。
【不満な点】
以下いずれもこの製品自体への直接的な不満や問題ではないが、強いて挙げるなら、で。
・ACC連動やIG連動にするにはひと工夫必要。OBDポートの仕様が常時通電なので仕方ないところ。
・燃料タンク残量が読み出せない。そもそも70系VOXYのOBDには吐き出されない情報らしく、どうしようもないが。
【使ってみての所感】
・情報読みとりにはドコモ・スマホN-04E(Android4.1)、アプリはOBD Info-san!トライアル版を使っているが、今の所これといって問題なく、普通に使えている。
・今時のOBD対応レー探同等のことが出来てかつ、財布にはかなり優しい。
使い古しのスマホが手元にあるから、それをこれ用の表示端末としてクルマに括り付けてしまうって運用スタイルもアリかも、と画策中。スマホの電源さえとれれば設置場所はフリーだし。
その前に、本体のACC/IG連動対応にすべく手を打つのが先だが。
# だったら本体スイッチ無しのモデルで良かったじゃん>自分(苦笑)。
【備考:商品選び、購入先選びへの助言】
・この手のOBD2ツールは似たようなものが山ほど売られているが、品質面で相当バラつきが有る?よう。
値段の安さだけで選ばないほうがいい。
ネット通販各所のレビューを見ると判るが。
・そもそもこの手の¥1~2k程度の製品はほぼすべて大陸製、品質担保は輸入販売業者の体制次第。
価格が数百円か千円か程度高くても、輸入後自ら動作テストしたものだけ国内出荷しています云々と品質保証体制を明言している業者から買った方が安心。最初から不良品を掴まされるリスクが比較的低い、と期待が持てるので。
ちなみに自分が業者や機種を選んだのも、業者の「自社テスト後発送」の謳い文句と、それを裏付ける?如く類似商品の中でのレビュー評数・評点の高さが決め手。
届いたものも一発動作で満足。
・この手のOBDを読み書きするインターフェイスする機器の商品名に「ELM327」という単語がしばしば使われているが、これはその製品そのものの商品型番ではなく、その製品の内部に使われている中心的なIC部品の品名、いわばその製品の中身のもつ「特徴」を部分的に示す単語。
この単語が使われていれば、製品機能としては概ね同等ないしは類似であろうことは推測は出来るが、中身の作りがまったく同じな訳ではない。
・今回Amazon経由で購入したが、Amazonでは同じ(?)商品をAmazon自身や複数の外部業者が相乗り販売していることがあるので要注意。
実際に商品説明を書いた業者と違う業者に注文してしまい、大陸産品にありがちな、商品説明の写真と「見た目だけそっくり」な粗悪品を掴まされる罠も往々にしてあるので、気をつけたいところ。
また、外部の某業者が販売しAmazonが発送しますっていうマーケットプレイス商品でも、Amazonが送ってくるから品質面で安心って確証は何もない。所詮Amazonは在庫や出荷を出品者に代行する流通業者に過ぎない。規約をよく見ると判るが。
・下記価格は送料込み(定形外郵便)、注文後4日で入手。
(8/7追記)
内部に手を加えてACC/IG連動対応に出来ないか試してみたが、根本的に殻割りが困難な構造っぽく、断念した。
なお正面のラベルにはシートタイプのスイッチ(電源ON/OFF用)が仕込まれているので、下手に剥がしたりしないほうがいい。
ちなみに剥がしてもその下には、ネジとかツメとか殻割り成功に繋がるモノは何もなかった(強行済み・・笑)。
(8/9追記)
本体の殼割りが困難なことから、外部でACC/IG連動対応にすべく画策中。
OBD2のL型延長ケーブルで線長30cmのが実売¥1000程度で市販されているので(Amazonほか)、それを加工するのが手っ取り早いし安上がりのようだ。ここの先人のアイデアを真似させていただいて(笑)。
OBD2用のハウジングプラグとジャックをコンタクト込みで一式買ってきて、プラス電源のピン16を車内配線のACC/IG電源に繋げるように外出しし、それ以外のピンは全て(あるいは必要なものだけ)スルーする中継ハーネスに仕立てることも可能ではある。
ちなみにOBD2のプラグorジャックの一方のハウジングとコンタクト一式は、下記のごとく¥500弱~で購入可能。両方買って¥1000~。
http://www.marutsu.co.jp/shohin_236750/
http://www.marutsu.co.jp/shohin_236749/
購入価格 | 1,900 円 |
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入手ルート | ネットショッピング(Amazon) ※WEB SHOP Zappa |
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