2021/3/12金曜日
体調は良くない この週、整体に3回行った。温泉にも3回つかった
それでも足の筋や肩に痛みが残っている。腰も良くない
本来であれば、こんな体調で挑むようなサイクリングではない
万全の体調で臨むべきだが・・・
昨年の今は、広島往復ランを敢行し、4月か5月には大阪行きを実行しようと、万全の準備を進めていた
しかし、コロナの猛威によりそれどころではなくなり、今に至る
今現在、東京周辺のみが緊急事態宣言下であるものの
日本全国ではまずまず、感染が抑えられている状態だ。
しかし去年も今頃から爆発的に増え、全国緊急事態宣言となった。
今、この時を逃せば、また去年の二の舞になりかねない危機感を持っている。
そして叔母だ。
余命宣告半年を7か月も上回りご健在(と、言っていいのか?)の叔母
しかし、正直、言いたくも書きたくもないがいつ、急にお迎えが来るとも限らない・・・
80歳のがん患者さんとはそういうものだろう
そして仕事も、お陰様で忙しくなりそうだ
そう、今しかないのだ。
まる1年の準備期間があったので、いろんな形で準備はさらにできた
これは間違いなく良かった
ただ、私の体は1年でかなり落ちた
そして取り戻せていない
だが、去年の経験が、何とかなるだろうと思わせる
そう思わないと、走れない・・・
愛車RADACはすっかりこの超ロングライド仕様に改装されている
しかしボトルの水も込ではあるが16.6㎏もある
直進安定性は良くない(フロントヘビーなせいもあるかも)
同じ装備でもTREKなら12kgにならずに納まる
しかもTREKは直安性が抜群にいい
長い距離を走った時の疲労はどうなのだろう?
しかし、性能は低くても、この最初の愛車RADACでやる事に意味があるのだ
やりたいんだ。
昭和63年、1988年式、33年前の我が最初の愛車で、
31年前、17歳でチャレンジし、敗れた旅を、48歳のオレがやり遂げるのだ!
36時間以内でゴールしたいが、もし無理でも、時間がかかっても、完走したい。輪行に逃げたくは無い
だが、責任ある立場、無事に帰宅するのも大事。と言うか一番大事。
あくまでもそれを忘れず、チャレンジしたい。行ってきます。
2021/3/13土曜日
早朝から、親父に門司まで送ってもらう
仕事なのに、74歳なのに…ありがたい
20代の頃、125ccのバイクで大阪から日田までぶっ通しで走り、24時間で帰って来た昔話とかを語ってくれた。
俺のこういうチャレンジ精神はDNAもあるのかもしれないな
そんな会話を交わしていたらあっという間に門司到着。
せっかくなので人道トンネルを渡ると言う。
そりゃいいと歩き出す。
だが県境まで行ったところで満足したらしく、気をつけて、頑張れと言い残して、引き返していった。
その後姿を見た時、いよいよだなと感じた。
下関の地上に出る。
あいにくの小雨模様
だが想定内、ガード日和ってもんだ
用を足し、7:30スタートだ
山口県は、慣れたもの
スマホも見ないでどんどん進む
一年ぶりだな山口県~と挨拶しながらの走り。
とは言え、1年前を彷彿とさせる向かい風と雨。かっぱを着るほどではないが濡れては乾いてを繰り返す
そうこうしていると、まだ50k程の山口市あたりで太ももの内側が痛みだす…
そのまま走り続けたが痛みは治まらず走りに集中できない状態
ここで残念だが痛み止め薬を服用する。
するとどうだろう!さっきまでの痛みがうそのように消え、走れる!
ありがたいなと思いつつも、本当は体が悪いのに痛みだけを遮断し走るというのはリスクもあるし体の負担も大きいだろうな~とか想像しながら走った。
防府市を通過するときはレースでお世話になっている御代の事を思って走り抜けた
周南市を通過するときはFD3S #202と遭遇しないかな~とか思いながら走り抜けた
1年前はスルーした岩国錦帯橋を見れる橋を通過する。無論記念撮影笑
長かった山口県とさらばし、広島に入った、大竹市だ。山口編終了。もっと余裕のはずだったんだけど・・・
県境をすぎたあたりで右ひざの痛みがひどくなってきた…
だましだまし、走り続け、広島市街地に到着。
休憩、スマホの充電、今後の作戦検討をマックでやる。11.5時間/180kmなのでまずまずか?とも思うが
今後の山岳を考えると心もとない走りだ。ましてやすでに薬に頼っている、身体を痛めているというのが不安要素だ。
そしてここからの路は未知だ。
マツダ本社を通過する。今度はRX-8で妻とくるぜと語りかけ早々に通過する
瀬野駅まで到着。この駅、何かスゴイ空中線路みたいのがある!
ひざの痛みは一向に治まらず、これから徐々に登りと言うのにとても心配だ。
最初の服用から大方半日は立っているので、2度目の痛み止めを飲む・・・
大山峠? まあまあの登りを終え、東広島市のファミマで休憩。どんべえを食し体を温める。
ちなみにこの時期、7-11やローソンはイートインを閉鎖していたが、ファミマ、ミニストは開放していた。
時刻は22:30、標高もかなり高いので寒い。
去年の反省を踏まえ、ヒートテック1.5倍と、タイツを用意していたのを、ここで着用。さらにかっぱの上着も着込む
さらにさらにネックウォーマーも買った。寒さによるメンタルダウンがヤバいのは去年の走りで経験済みだから注意する。
今からの下りの寒さに備えたのだ。ちなみにこの時点で220km/15時間でAVE15kmを割り込んでいる。ま、今からの下りで挽回できるだろうと思っていた。
時刻は11:30三原市手前の峠では気温1度を示していた。
昨年-1度だったことを思えば平気だ。着こんだ装備も味方してくれている。
糸﨑7-11で小休止。 日付が変わり3月14日1:24 262km/18時間
予想に反し、東広島から三原の速度が伸びなかった。伸ばせなかった。
真っ暗だし、下りだし、寒いし、結構ブレーキばかりかけていたような気がする。ま、安全第一、しょうがない
とりあえず尾道大橋を目指して走りだす。ここからは平たんだ。
心配していた海風も無い! ペースを上げてひた走る!
2:19 大橋へ到着 274km/19時間 がしかし、平均速度はますます落ちた泣
だが距離で半分の地点まで来たのは喜びだった。
時間で予定の半分を少々すぎた事に落胆はあったが体の事も考えて走らねばならない。
ま、良しとしよう。しかし、ここでミス。軽めのハンガーノックに陥った
尾道大橋を目指すまでアドレナリンが出てたのか?空腹に気づかなかった
道路にへたり込み、手持ちのチョコレート、🍙、水を流しこむ。 補給食があったのにこんなことになるなんて・・・
血糖値が上がるまでは動けず、無駄に時間を消費
ようやく福山の外れに入り7-11でバナナとお茶を購入 3:04 284km/19.5時間だ
それから睡魔と闘いながらフラフラと福山市街地へ到着
もはや限界だと悟った頃に、快活CLUBの看板が目に飛び込んできた!
もう、いいだろう、頑張ったよ、オレと言い聞かし、ネカフェへ滑り込んだ。 4:11 299km/20.5時間
シャワーを浴び、特に足に水圧をかけてもみほぐした
それからはスマホやバッテリーの充電を仕掛け、泥のように眠った・・・
休憩したので、パートワン終了ってとこかな? 只今広島県福山市。 近所の後輩がJFEで働いてるなとか思いながら通過した。