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ザクとは違うのブログ一覧

2026年10月10日 イイね!

香川島根一人旅(艦船模型合同展示会編)

今回の一人旅企画のきっかけは「艦船模型合同展示会へ参加」でした。
この展示会は2年に一度開催される大変大規模なもので、前回は横須賀で開催されものすごい大盛況でした。
今回の開催地は島根県松江市。
遠い…。
すごく遠い…。
なので参加するかどうか少々迷いました。

しかし私の模型工作のメインジャンルがガンプラから艦船に移り、最近は作品が世間で少しずつ評価されるようになり、数年後に迫ってきた「退職後」の生活の軸の一つに模型工作を据えられそうな感覚も持てるまでに至ってきたので、やはりここは行っておくべき!と考えました。
本番当日は10月3日・4日の土日2日間。会場は島根県立美術館です。

一般客の開場時間は10時ですが、出品者は9時から入場可能なのでその時間にバックヤードから入ると、既に多くのモデラーが作品を並べながら会話を楽しんでいました。
私も少し慌てながら設営開始。
今回は個人の卓に加え、所属サークル「ちっちゃいもの倶楽部」の一員としても展示します。個人宅はこのような展示。


第7次オルモック輸送梯団と第1次ソロモン海戦三川艦隊のジオラマです。
サークル卓では終戦直後の小笠原捕鯨船団ジオラマ(ろうがんず杯2025本選出場作品)を展示しました。


漸く設営を終わった後はサークルの方々と雑談タイム。
とはいえ入ったばかりのサークルなので、ほとんどの方の顔も名前も分かりませんorz
そうこうしているうちに開場となり、早速多くの方が入場してきます。


まずは個人卓の後ろに座り、来場者を待ちます。
すると次々と見に来てくださり、特に私の作品に興味を持ってくださっていると見受けられた方には恐る恐る作品の説明をしてみます。
「おー、すごい。リアルだねー」
「これはどのように作ったんですか」

見に来られた出品モデラーの方とはマニアックな会話を楽しむとともに、技術面などの情報交換もしました。
超スーパー神様モデラー・鳶色2号さんからも声を掛けられたのは驚きました。

鳶色2号さん;今度、所属サークルの展示会をやるので、ザク違さんも参加しませんか
ザク違;いやいやいや、鳶色の会は神レベルの作品がずらりと並ぶ世界なので、私が行くべき場所ではありません!
鳶色2号さん;そんなことはないですよ。事前アナウンス後には『初心者ですが参加できますか』などのお声ももらっています。ザク違さんのような中堅モデラーにも出てもらいたいと思っていますよ
ザク違;ありがとうございます。恐縮です。

要検討ですね…。
その後は製作方法のご指導をいくつか頂きました。
鳶色2号さんは自分の技術を積極的に開示される方針なので、私の素人質問にも大変丁寧にご対応いただき、大変参考になりました。ありがたや…。

さて、空いた時間には他の作品も見て回ります。


















どれもこれも超絶作品ばかり。
全てを紹介しようとすると無限に近い紙幅が必要となるので、何人かの方だけご紹介します。まずはkoimaさん。この方はモデルアート誌などのライターとして活躍されています。

先日発売された「艦船模型スペシャル」No101の表紙になっている作品です。
基本的にはキットを尊重しつつ、必要に応じて適切なディテールアップを行うという作風ですが、どこにも破綻が無い素晴らしい作品で、さすがプロモデラーといった印象です。

ザク違;この作品の製作期間はどのくらいですか。
koimaさん;3か月ですね。他の作品もそのくらいです。
ザク違;このクオリティで3か月ですか!すごいペースですね。
koimaさん;まぁ、あまりあちこち弄ってないですからね~。記事の締め切りがあるので、それに間に合わせないといけないので。
ザク違;作例製作に時間を取られてしまうと自分の作品を作る時間がないですよね。
koimaさん;そうですね。隙間時間を使ってちょっと作るくらいですかね~。

koimaさんの作品は非常に端正に作られているという凄さもありますが、私はむしろジオラマの場面の作り方に注目しています。例えば先ほどの雑誌表紙作品では海をブラックで塗っています。koimaさんいわく、場面が冬の夜なので黒にしましたとのことですが、一般的に海=ブルーというイメージが強いので、黒で表現するには少々勇気が要る気がします。しかしそれが見事に作品として結実している。まさにkoimaさんのセンスの賜物と感じます。
他の作品はこちら↓


いずれも単なるブルーではなく微妙なグラデーションと絶妙な色使い。
これは模型作品という概念を超えて、絵画とも感じられる素晴らしい作品だと感じました。永久に追いつけない目標です。

つぎは新進気鋭の若手モデラー・やまゆきさん。




昭和20年4月の戦艦大和を中心とする沖縄会場特攻の一部始終を独特の方法でプレゼンされていました。

ザク違;この展示方法は大変印象的ですね。漢字2文字でアイキャッチを作り、それぞれのフネを説明するというのは素晴らしいです。
やまゆきさん;ずっと温めてきた方法です。どのフネでも1隻1隻にドラマがあるので、それをどう表現するか考えた結果の展示方法です。
ザク違;何よりそのドラマが見えるのがいいですね。
やまゆきさん;そこはザク違さんの作風と同じで、意識している部分です。それぞれのフネの向きも左向きが沈んだフネ、右向きが生還したフネにしています。
ザク違;なんと、そこまでの演出を考えておられたんですね。深いですね…。
やまゆきさん;ありがとうございます。

私のオルモック輸送部隊も第一次ソロモン艦隊も、5つのジオラマで時間の流れを追うことができるように構成してあり、同時に戦争の悲惨さや生き残るための補給の大切さを訴えるものとして作っています。
その点をやまゆきさんは理解してくださっていて、展示手法こそ違えど、根本としての方向性は同じものがありますねと意気投合することができました。

そしてギミックキングモデラー・大佐さん。

1/350駆逐艦浜風ですが、この作品は海面がモーターで波打つだけでなく、3基の主砲と2基の魚雷発射管が連動して左右に旋回し、さらに羅針艦橋、その両側の舷灯、煙突直後の探照灯、後マストの速力信号灯がいずれも電飾されているという超絶ギミック満載の作品です。

ザク違;すごい作品ですね。特に速力信号灯が別々の色ですべて点灯しているのに驚きます。6個のLEDということは12本の配線があるはずですが、どこをどう通しているのですか。
大佐さん;あー、これは後マストの三脚にそれぞれ4本ずつ通しましたね。
ザク違;この細いマストの中に…。すごすぎますね。
大佐さん;せっかく作るなら色々とギミック仕込みたいじゃないですか。その方が楽しいしね。

大佐さんは海自出身者なのだそうで、その後の会話では船の係留方法やタグボートの操船など、現場の人でしか知り得ないような情報をたくさん聞かせていただきました。ありがたや…。

こうしてあっという間に1日目は終了。
実はその日、NHKの地元局が取材に訪れており、その放送が夕方にありました。


そして2日目。
開場直前に主催者からこんな案内が。
「昨日、NHKニュースでこの展示会が紹介されました。この地方ではテレビの影響力は絶大なので、今日はより多くの方が来場されると思います。よろしくお願いします。」
ほー、そうなのか。でも艦船に興味を持つ人なんて、そんなにいないでしょw
などと軽く考えていましたが、とんでもない!
前日に比べて明らかに多くの一般来場者が次々と来られるので、その対応で大わらわ。
老若男女様々な方が来られましたが、中には「私の親族が旗風という駆逐艦に乗っていたらしいけど、細かいことは分からんのだよね」という方もおられ、私の作品・夕凪を示しながら「これとほぼ同じ型の駆逐艦です」とお伝えすると「おー、そうか。ありがとう!」とおっしゃられました。
また我々世代くらいのご夫婦は、ご主人の方のご親族が駆逐艦初霜の関係者だったらしく、それをその方が知って以降、初霜のことを色々と調べられているとのことでした。
私が、初霜が宮津湾で着底した場面を作る将来計画を持っているということをお伝えしたところ、奥様は京都出身とのことで、3人での会話がひとしきり盛り上がりました。
とある奥様が私の輸送艦ジオラマを熱心に見ておられたのでご説明差し上げると…
奥様;実はあそこにいる私の子供が自衛隊の船を作りたいと言っているんです。
指さされた方を見るとまだ小学校高学年くらいの女の子と思しき子が。

ザク違;そうですか…。実は私の作品は戦争の悲惨さなどをテーマにしています。軍艦はカッコいいという見方もあると同時に人殺しの兵器でもあるので、そうしたことを念頭に置きながら製作しています。
奥様;そうですよね、本当、そう思います。
ザク違;この輸送艦は人を助けるために活躍するフネです。軍艦と言ってもいろいろありますよね。
奥様;なるほど。娘は兵器を作りたいと言っています。本人なりにいろいろ調べたようで、海上自衛隊ではなく三菱などの企業に入るべきと分かったみたいです。
ザク違;そうですか。作るということであれば、先ほど私が言ったようなことを念頭に置きながら、覚悟のようなものが必要になるかもしれませんね。
奥様;そうですね…。

ちょっと説教臭くなってしまいました。気分を害されたかな…。

その後も様々な方と多くの会話を重ね、ぼちぼち撤収の時間。その日のうちに自宅へ帰ろうとすると展示会終了時刻よりだいぶ早めに出発しなければならず、撤収作業中に作品を見に来てくださったモデラーさんなどに十分な対応ができないなど、非常に申し訳ない状態でした。
その作業中、先ほど会話した奥様が子供さんと一緒に再訪されました。

奥様;まだいらっしゃるかと思っていましたが、もう帰られるんですね。
ザク違;すみません、これから愛知まで帰らないといけないので。ごめんなさい。
奥様;これが先ほど話した子供です。
ザク違;こんにちは。大きくなったら何になりたいの?
お子さん;うーん…(かなり考えて)兵器を作る人になりたい!
ザク違;そうなんだ。そうすると勉強をたくさんしなきゃね。頑張ってね!
お子さん;うん、頑張る♪
奥様;今日はありがとうございました。今日見た作品の中であなたの作品が一番感動しました!

なんと嬉しいお言葉でしょう…。
涙がちょちょ切れそうです。

その親子を見送り、サークルの方々と主催の方々にお別れとお礼のご挨拶を済ませて、帰路へ。
実は2年前の横須賀会場では「今回はすごい人が来てたけど、今回以外はほぼほぼ終日ヒマですよ」と聞いていたのですが、NHK効果だけでなく大変忙しく、そして大変充実した2日間を過ごすことが出来ました。
個人卓には私の名刺も置いておきました。普段の展示会だとせいせい1~2枚減ればいい方ですが、この日だけで40枚以上持っていっていただけたので、大変嬉しく感じました。

次回は東京開催とのこと。できれば参加させていただきたいものです。
それにしても往復約1200kmのうち帰路は約500km。休憩を含めた運転時間は8時間半に及び、その疲れは翌々日まで残りました。

トシですかねぇ(汗)

展示会作品はフォトアルバムに収めました。
会場内の作品のほんの一部ですが、超絶作品の数々をお楽しみください。
艦船模型合同展示会2026
Posted at 2026/10/10 18:09:17 | コメント(0) | 艦船模型 | 趣味
2026年10月06日 イイね!

香川島根一人旅(香川編)

10月最初の土日は島根県松江市で、2年に一度の「艦船模型合同展示会」が開催されます。
前回は横須賀で初参加しましたが、それはもうもの凄い来場者数で大変盛りあがっていました。
今回の松江は自宅からかなり遠いので参加を悩みましたが、やはり行こうと決めました。
せっかくなので道中に香川に寄って、みん友のシウさんとオフろうと考え、打診したところ快いお返事を頂けました♪
気もそぞろとなりながら、前週の土日に積載。


行程検討の結果、木曜に香川入りすることにしたので、水曜夜に自宅を出発、淡路SAに23時に到着し、その日は車中泊しました。
翌日はシウさんと合流後、丸亀城へ行く予定でしたが、実は以前にシウさんと一緒に丸亀城へ行った際、ゴトプラ丸亀城をプレゼントされており、今回の旅行でその製作のための現場写真を撮影するという目的を持っていました。
ゴトプラはこちら↓

しかしその場合、シウさん放ったらかしで写真を撮りまくることになり、さすがに申し訳ない…
ならば合流前に丸亀城撮影を済ませてしまえ!
ということで8時頃に丸亀城へ到着し、撮る、撮る、撮る、撮る…





モデラー目線の写真の数々は、約2時間で234枚になりました!

そして合流。
その朝に予定を変更したい旨を申し出たところ、
「では金比羅山にお参りに行ってから、詫間海軍航空隊基地跡へ行きましょう!」
と言って下さいました。
急なワガママ変更に応じて下さり、誠にありがとうございますm(_ _)m

まずはこんぴらさん。
に入る前の門前に並ぶ店の一つに平岡精肉店があります。

こちらの肉コロッケは大変有名で、休日には長い行列に並ばないとgetできないとか。この日は平日だったので待ちゼロで食べられました。

ぱく。
おーっ、なんとにくにくしいお味♪
口の中全体にお肉のうまみが広がります。
こりゃ売れるはずだ…

そしてこんぴらさん参り。
金比羅山は785段もある階段が有名で、ここがスタート↓


2人のアラ還が登る、登る、登る…
参道の両側にはお店がたくさん出ています。
その時!
目の前に高校生とその引率の先生が。
なんと、シウさんの剣道の大先輩に当たる方でした。ひとしきり会話がされて再び歩き出すと、あるお店でシウさんが立ち止まります。
聞いてみると、その店のご夫婦とも剣道の達人なのだとか。


ちなみに↑の池商店は「五人百姓」の池家の末裔。
五人百姓というのを知りませんでしたが、調べてみると「鎌倉時代に金刀比羅宮境内での商売を特別に許された5軒の飴屋で、加美代飴を参拝者向けに売っていた」ということだそうです。
めちゃくちゃすごい店ですね。

更に別の店でも剣道の達人がおられました。
前回訪れた時もそこかしこにシウさんのお知り合いがいらして驚きましたが、今回もまたあちこちに。
シウ人脈恐るべし…

そうそう、本題のこんぴらさんですが、2人とも汗びっしょりになって785段を登り切り、無事お参りを済ますことが出来ました♪



こんぴらさんは割と幅広いご利益があるようですが、一つ特徴的なのは犬。
その昔、病気になってお参りができなくなった人が、身代わりに犬へお参りさせたということがあったらしく、以来、犬の神様としてもご利益があるようです。
この日も愛犬連れの方が何人かおられました。

ぼちぼちお昼の時間。
ここはやはりうどんですよね!
門前町にあるお店はここもシウさんのお知り合い。


しっかりとしたコシのある美味しいうどんを頂きました♪

その後は詫間基地跡へ。
現地には小さな石碑と、防空壕跡がひっそりとのこっているだけですが、説明板によると当時は二式飛行艇などによる特攻隊の出撃基地として活用されたらしく、しかもここには整備工場も併設され学徒動員による年少者が整備にあたっていたのだとか。



二式飛行艇は近々公開予定のゴジラマイナスゼロに出るようですが、あんな大きくて速度の遅い飛行艇を特攻機にするという無謀すぎる発想には驚きを通り越して呆れてしまいます。
そしてそれを必死に整備する子供たち。なんと悲しい日々なのでしょう…
近くには防空壕跡も残っていますが、中には入れないようになっていました。


壁面のコンクリートは一部崩落しており、既に物資が不足していた状況の中で築造されたことを想起させます。
悲しい歴史を無言のうちに物語る貴重な戦争遺産ですね。

その後は紫雲出山へ。
荘内半島のワインディングロードを走り、更に小高い山の上まで辿り着くとこんな素晴らしい風景が。



いやー、瀬戸内海にぽつんぽつんと島が浮かんでいる風景って、すごーくいいですね~
写真で見てしまうとあまり伝わりませんが、本当に美しい景色。心が洗われるようで、しばしその場に佇んでしまいました。
シウさんにとってもここはお気に入りの場所のようです。

素晴らしい景色を楽しんだあとは、シウさんの「内緒の秘密基地」に案内してもらいました。
そこではシウさんの同僚とも合流。
3人集まって模型作品のお披露目です♪
まずはシウさん。


事前に画像では見ていましたが、実物を見ると改めてその迫力というか、精度の高さを痛感します。
例えばこのシールド。

てらってらに輝いていて、凡そプラとは思えない仕上がりです。
私から見たシウさんの強みは表面処理の丁寧さと塗装の秀逸さ。


秘密基地に置かれていた他の作品でもそれは強く感じるところでした。



次はシウさんの同僚。ここでは仮にMさんとします。


Mさんは艦船モデラー。
軍港ジオラマは艦船モデラー共通のテーマであり憧れですが、Mさんは見事に作られています。




それぞれの船も大変丹念に作られており、雑な部分はまったく見られません。素晴らしい仕上がりです。
そして埠頭などにはたくさんのフィギュアが配置されており、臨場感も満点。
全体として非常にバランスよくまとめられた良い作品と感じられました。

私の作品はバカの一つ覚えのようにまたしてもソロモン鳥海と小笠原捕鯨船団w
しかしお2人からは大変高い評価を頂きました。ありがたやー。

その後は場所を居酒屋に変えて第2ラウンド。
アルコールの入ったアラ還2人はより饒舌になります(笑)
会話は模型の話だけでなく、仕事やプライベート、AIの使い方や、果ては人生論にまで及びました。
つまみのメインはこちら↓


香川名物・骨付き鶏です!
激ウマです!!!

楽しい時間はあっという間に過ぎてしまいます。名残惜しさから、3人でLINEの交換をして終了。
今回はMさんという若手艦船モデラーと出会えたのが非常に大きいと感じました。
ザク違「私はまた良い友人が増えたようだ」
これからのお付き合いが楽しみでたまりません!

そんなこんなで香川の1日は終了。
翌日に続きます。


フォトアルバムもご覧ください。
金毘羅山・紫雲出山・秘密基地
丸亀城その1
丸亀城その2
丸亀城その3
詫間海軍航空基地跡
Posted at 2026/10/06 22:01:03 | コメント(2) | まちあるき | 日記
2026年09月28日 イイね!

はじめての楽プラ

最近は艦船模型ばかり作っていて、ガンプラすらほとんど作らなくなってしまいましたが、やはり艦船以外の模型も作るようにすると自分の幅も広がるので、ここらで異なるジャンルのものを作ってみようと考えました。
そこで選んだのがカーモデル。
昨年末のアオシマのプレゼント企画に運よく当選し、楽プラのフェアレディZ(Z34)とクラウンパトカーがもらえました。パトカーにはいろいろな思い(苦笑)があって、あるみん友さんに差し上げたので、残ったZを作ります。
今回はとにかく気楽に作ろうというコンセプトなので、ディテールアップなどは一切行わず、素組み&塗装で最短の完成を目指したということもあり、製作途中の写真は1枚もありません(爆)

ブログタイトルどおり、楽プラは初体験でしたが、名前ほど楽な制作ではありませんでした。特に透明パーツをボディに組み付ける際にはけっこうな力が必要で、それでもピシッと嵌りませんでしたorz
メーカーの触れ込みでは塗装も不要とのことですが、さすがにプラスチッキーなのでボディカラーのみ塗装します。
カーマインレッドはメタリックシルバーが近似色だと感じたので、それを使いました。
カーモデルというとツヤツヤテラテラに輝くボディカラーが魅力的です。そのためには入念な研ぎ出し作業が欠かせません。しかしヘタレモデラーのザクとは違うは表面処理が大の苦手。ラッカーパテの平滑化すら鉄ヤスリだけで済ませようとするダメモデラーですw
なので研ぎ出しなどという面倒な作業はやりませんでした!(爆)
リアガラス周辺のブラック部分はシールで再現するようになっています。本来なら塗装すべきところですが、これまたシールで妥協w
アルミホイールはメッキ処理されていますが、キラキラしすぎなのでフラットアルミなどで塗装するとリアルに仕上がりますが、これまたパーツそのままで妥協w

こうして手抜きしまくりまくったZ34が出来上がりました(笑)

しかしここで終わらないのもザクとは違う。
引き続きジオラマ化を進めます。
どんな場面にすべきかいいアイデアが浮かばなかったので、ちゃっぴぃさんに尋ねると、こんな画像を提案されました。



いいねぇ♪
夕日の赤とボディの赤が微妙にマッチし、その場面は人の心を感傷的にさせます。
アスファルトは粗目のサンドペーパーを活用しました。


ここで少し悩んだのはクルマの周囲をどう作るか。
特に車の向こう側の部分。

場面右端にクルマより少し高い物を置くと左手に向かって下がっていくラインが作れるので構図的に美しいと思われますが、そのためのアイテムは樹木くらいしか思いつきません。しかし1/32だと葉っぱもそれなりにきちんとしてやる必要があり、その根性はザク違にはありません(爆)
よし、これもちゃっぴぃに聞いてみよう!

うーむ、この中では石垣がいいかな。
ただ、それをどう作るかが難しい…。
みん友さんとも相談しましたが、大木のほか、レンガ舗装、芝生などのアイデアをもらいましたが、いまひとつ気が乗らず…。
悩んだ挙句、鉄製ポールとチェーンを配置することにしました。

実はこのジオラマを作るモチベは「簡単工作・簡単仕上げ」の他に「背景の効果的な配置」がありました。
一般的に、手前に配置される模型と背景ボードは距離が近いので、遠近感の演出が難しいです。特に今回は山上の駐車場とその向こうに見える遠くの山々という場面なので、両者の距離をどう感じてもらうかは大切な課題であり、これは艦船ジオラマでも同じ状況があります。
そこで今回試したのが、可動式バックボード。
背景の下端に手前向きの棒を取り付け、これを地面下に差し込んで前後に動かせるようにするというアイデアです。
実際にはこんな感じ↓


さて、こうした作業を進めた結果の完成品がこちら↓





場面全体としてはそんなに悪くないかなという感想です。
ただやはりボディの艶出し(研ぎ出し)はきちんとやったほうがよいですね。
実はアオシマの楽プラ当選後、プラッツのプレゼント企画にも当選してポルシェがもらえたので、こちらは今回よりも気合を入れて工作&塗装しようかと考えています。

いつになるか分かりませんが(笑)
Posted at 2026/10/06 21:00:35 | コメント(2) | 模型ネタ | 趣味
2026年09月26日 イイね!

伊16・甲標的ジオラマの完成♪

伊16・甲標的ジオラマの完成♪シルバーウィーク期間中に完成させる目標を立てて、なんとか実現しました。
早速ご覧ください。





100均ディスプレイケースの蓋はネームプレートを付けてあるので、台座としても活用できます。


このジオラマの主役は伊16ではなく、背中に載っている特型格納筒(通称・甲標的)です。



1941年12月6日に始まった太平洋戦争では、緒戦の真珠湾攻撃で甲標的と呼ばれる特型格納筒6隻が真珠湾内に侵入しましたが全艦撃沈され、攻撃は成功しませんでした(一部の艦は魚雷発射まで行ったとの説あり)。

そもそも甲標的は簡易な構造の小型潜水艇で、母艦から発進し、太平洋を進んでくる米艦隊へ魚雷攻撃を仕掛けて数を減らし、その後の艦隊決戦を有利にするという目的で開発されたものです。
しかし構造をあまりに簡易化した結果、さほど強くない波浪でもフネが安定せず、その結果、浅深度潜航だと艦体が海上に露出してしまったり、魚雷の射線が安定しなかったりする欠陥を抱えており、さらには全体重量に締める魚雷の割合が高いため、1本魚雷を発射するとフネの前半部分が軽くなってしまうので船首が上を向いてしまって次の魚雷がすぐに撃てないという課題もありました。
また舵の効きが弱いため、小さな船体の割には最小回転半径が大型艦並みに大きく、狭い湾内などでの行動に制限がありました。
こうした欠陥を抱えていたことから生還率が期待出来ないため、その兵器としての利用を意見具申された山本五十六はいったん却下したほどです。
その後改良が加えられたものの根本的な解決には至らず、半ば特攻兵器的な状態で運用されました。

こうした経緯を持つ兵器を私は積極的に作ろうと思いませんでしたが、僅かな成功例として1942年5月に行われたアフリカ東海岸のマダガスカル島北部のディエゴズアレス湾(軍港)への攻撃があると知ったので、その再現を行うことにしました。
その攻撃では伊10・16・20の3隻が侵入し、伊10の搭載機が湾内を偵察、英艦隊の在泊を確認。5月31日未明、伊16・20から各1隻の甲標的が発進し、イギリス戦艦「ラミリーズ」を大破、油槽船「ブリティッシュ・ロイヤルティー」を撃沈しました。
この時の甲標的は「改一」とされており、真珠湾攻撃時の甲標的とは防潜網切断器の形状が変わり、交通筒用のハッチが追加されていたようなので、その状態を再現しています。

この時は攻撃も成功し、全艦生還できていますが、乗組員たちは出撃時に決死の覚悟を固めたものと思われます。そうした思いを想像すると悲しい気持ちになります。

以前から触れているように、私の製作テーマは「戦争の悲惨さ」。
このジオラマはぱっと見ただけではそれが直接伝わりづらいですが、実はそうした背景があるという作りにしています。ジオラマに限らず模型作品は見る人を一定に意識することとなりますが、「どう伝えるか」は本当に難しいですね。
Posted at 2026/09/26 10:47:43 | コメント(3) | 艦船模型 | 趣味
2026年09月24日 イイね!

伊16潜水艦の製作

約1か月半という、私にとっては超速で重巡洋艦古鷹・加古のジオラマを完成させ、特に加古は水柱で一定の成果を上げることに成功しました。
このところずっとフネばかり作ってきたので、当初の予定では9月はまるまる模型工作をお休みするつもりでしたが、罪プラが大量にあることなどから少しずつでも製作を続けることに方針変更します。
とはいえがっつり工作は疲れてしまうので、簡単工作で済ませられるキットをチョイスします。そして選んだのが伊16。
約50年前に開発されたキットですが、現在でも第一線級のモールドと考証を誇り、そのことはプロモデラー・春園燕若さんもブログ(→■)で触れられています。
なので素組みでも全然問題なし!
しかし実艦写真がこの1枚しか見当たりません。

ここでまた悪い癖が。
こちらのブログに伊16について詳細な考証を行った記事が掲載されているのです。
海に憧れる山猿

こんなものを見せられては素組みするわけにいきません(笑)
ということで工作開始。
キットは正確な考証に基づいていますが、プラの厚みだけは新旧に関わらずどうにもならないので、主砲ブルワークをデザインナイフでカンナ掛けして薄くしました。


次に艦首付近の修正ポイントは↓の写真の通り。


同様に艦尾付近も修正。


船体の修正作業は完了したので、塗装に移ります。本来ならマスキングで塗り分けるべき場面ですが、マスキングが面倒なので全て筆塗りで頑張りました!微妙なはみだしは見なかったことにしてくださいm(_ _)m


次は艦橋。甲板上に構造物がほとんどない潜水艦では、艦橋が腕の見せ所のひとつでもあります。

今回初めて取り組んだのは、機銃周囲のブルワークの膨らみの再現。キットでは特に膨らみがない状態となっていますが、25mm連装機銃の操作範囲を確保するため、その周囲だけ僅かに膨らみが出来ていたようなので、これを再現しました。
まず膨らみ部に0.5mmプラバンを張り付け、その内側からリューターで削るというステップを踏みました。若干粗い仕上がりですが、それっぽい形にはなったかなと思います。

ここまでで各部の修正作業は完了なので、ウェザリングを行います。
最近の私の作品では基本的にウェザリングを行わない方針ですが、潜水艦に限っては当時の乗組員の方が「かなり汚れていた」と証言しているのを何かで読んだ記憶があることと、箱絵でもかなり赤錆が付いた状態で描かれていることから、強めの汚しを行うようにしています。
ちなみに箱絵は実艦にかなり正確に描かれています。伊16に関していえば、艦首先端に無アリングパイプが描かれており、実際にその位置に設置されていたようです。

キットにはそのモールドはありませんが、箱絵を参考にしながらキットを改修していくという作り方もアリですね。

次に取り掛かったのは特型格納筒。一般的には「甲標的」と呼ばれます。
甲標的本体に取り掛かる前に、伊16に搭載するための架台について調べます。

この写真を見ると架台は1/4程度の円形凹みが付いたものが両側に設置されると分かります。
その上に結束バンドのようなもので甲標的を固定するようですが、どうやら潜水艦に甲標的を固定した状態の写真は無いようです。では回天はどうでしょう。



4か所で留められていますが、結束バンド状のものと甲板の間はジョイント金具で接続されているようです。また先の2枚をよく見ると、バンドと回天の間に緩衝材のようなものが挟んであります。
恐らく甲標的も回天と同様の方法で甲板に固定されていたものと推察しました。
バンドはエッチングのはしごを活用しますが、緩衝材と金具は面倒なので省略しますw
これを再現したのがこちら↓


そして甲標的本体。今回は1942年5月に行われたディエゴスアレス軍港の夜襲時を再現しますが、その時に搭載された特型格納筒は「改一」というタイプで、真珠湾攻撃時のものと比べると網切器などが増設されたという違いがあります。
またパーツでは船尾の横舵が再現されていないので、プラバンで追加します。
その結果がこちら↓

0.2mm針金工作が中心のかなり繊細な工作だったので、すごーく大変でした!
一流モデラーさんから見ると「なんじゃこりゃ」レベルですが、ヘタレモデラーの限界ですので勘弁してやってくださいm(_ _)m

最後にジオラマベース。
100円で買ってきたものに5mm厚スチレンボードを貼って石粉粘土で波を作りました。

このあと色を塗って、波頭に情景テクスチャー粉雪を付けてあげれば完成します。
ということで工作期間は5連休をまるまる使ってしまいました。
プロの燕若さんはジオラマ化しないものの1日で完成させています。
遅いぞザク違。

次回は完成報告です。
Posted at 2026/09/24 20:28:07 | コメント(2) | 艦船模型 | 趣味

プロフィール

「香川島根一人旅(艦船模型合同展示会編) http://cvw.jp/b/488285/49356632/」
何シテル?   10/10 18:09
模型工作とキャンプが大好きなヘタレをやぢです。 私がフォローする方には2種類あります。 一つは「以前からのみん友さん」 もう一つは「ちょっと興味を持っ...
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