
展示会出品シリーズ、今回は春日井市。名古屋市のベッドタウンであり、私の出身地でもあります。
設営開始時間の9時に現地へ入ると既に多くのモデラーが作品を並べ始めていました。
受付を探していると、今日お会いする約束をしていた若手モデラー・はるさんとばったり。どうやら受付はないとのこと。早速設営開始です。
するとそこへ凄腕モデラーのチコさんが!
チコさんとは今月初めの島根県松江市で開催された艦船模型合同展示会で初めてお会いし、その際にこの日の展示会のお誘いをしたところ、ご多忙の都合を合わせてくださり参加となった次第。お会いした瞬間、すごく嬉しく感じました。
私の卓の隣にチコさんの超絶軍港ジオラマが置かれます。
どどーん!

ジオラマは1/700スケールで、ベースサイズは450×300。比較的コンパクトですが、その範囲にこれでもかこれでもかこれでもか!というほどの物凄い情報量!
自分の設営を忘れて暫く質問攻めにしてしまいました(^^;
やばい、開場時間に間に合わない。
慌てて設営再開。
そして開場となると、たくさんの小学生くらいの子供たちが入ってきます。
実はこの展示会、18歳以下の来場者にプラモデル1個ずつプレゼントという企画がされていたのです。
プレゼント用プラモは我々出品者が積みプラを提供したもの。様々なキットが集まったようで、プレゼント会場は大盛り上がり。
この展示会はラウディさんというモデラーが一人で企画したものですが、その企画力は素晴らしいと感じました。
そして私の作品の前にも次々と子供たちが来てくれます。可愛い♪

嬉しくなって簡単に説明してあげますが、小さな子供達には「
戦争は悲惨なものだよ」と教えるのは少々刺激的なので、「
ほら、この海の下にゼロ戦沈んでるから、探してみてね」とか「
実はこの甲板は取り外せて、中に戦車が入ってまーす」などのネタ的な面白さを伝えるようにしました。
それが一段落したタイミングで他の作品を見て回りました。
会場はキャラ部門とスケモ部門で2部屋に分かれていました。まずはキャラ部門。

意外とガンプラが少なく、美プラが多いという印象を受けました。ガンプラでないロボット作品も多く見られました。
次にスケモ。
先日フェアレディZ(Z34)を完成させて以来、クルマも楽しいなと思いつつあるザクとは違う。皆さんの作品のようにテラテラに輝くボディに憧れます。

とあるモデラーさんに塗装方法を聞くと、下地にシルバーを吹く、その上に重ねるメタリック色は曲面などで流れやすいので気を付ける、などの話が聞けました。
そしてこちらの作品↓
横から見ると宙に浮いてます!

強力な電磁石を台座に仕込んでありますが、その調整はかなーり大変だったそうです。
そして私の一番の興味である艦船模型。
これまでの展示会ではスケモの中でも艦船は数が少なく、多くの場合、私しかフネをだしていないという状況でした。しかし今日はなぜか艦船模型があちこちに展示され、さながら艦船模型大会!
先日のスケールモデル研究会で出会った若手モデラー・はるさんは受賞した賞状とセットで作品を展示しており、しかもその卓が入り口すぐの場所だったため、多くの人の目を引いていました。
そして以前からお会いしたいとずっと思っていた白樺さん。
「ザク違さんですよね?」と声をかけられ、びっくりしました。
この日はエンガノ岬沖海戦時の沈没寸前の瑞鶴を1/350で見事に再現したジオラマを展示されていました。
実はこの作品は先日の島根の艦船模型合同展示会でも拝見していますが、その時は左舷側からしか見られませんでした。この日は右舷側からも見られる環境だったので、改めてまじまじと眺めました。
どこをみても凄いです。甲板上には無数の水兵さんが並んでいるので、ついそこに目が行きがちですが、機銃座や短艇甲板など至るところに徹底的な工作が施され、適切なダメージ表現と塗装がなされ、その上でケガをして倒れていたり、仲間同士励まし合っていたり、何かの準備をしているなどの水兵さんが数多く配され、どこをどう切り取ってもドラマが見えるという超絶作品です。
艦橋とマストの間にはフネの後方向きにカメラを構えているフィギュアも配されているのだとか。私の眼では確認できませんでしたorz
そしてチコさんの超絶軍港ジオラマを再び拝見します。
こちらもどこを見てもみどころという物凄さ。
クレーンが林立する軍港は建造などに携わる人々の声すら聞こえてきそうなくらいの臨場感を醸し出してくれます。チコさんいわく「クレーンは1週間で作りました♪」とにこやかに仰っていましたが、いやいやガントリークレーンだけで1か月はかかるでしょ!それに加えて大型クレーン4基と小型クレーンが無数にあるので、クレーン全てを1週間は物理的に不可能のはず…。そうだ、きっとチコさんの住む星では1日が200時間あるんだ。そうに違いない!
このジオラマがすごいのは、単にフネも港も全てが精密緻密というだけでなく、そこかしこにネタが仕込まれているのです。
例えば戦艦長門の舷側を塗装している場面では、一人が海に落ちています↓
とある工場の裏では一人ごろ寝してサボっている人もw(写真撮り忘れ!)
こうしたネタ的な楽しみをあちこちにたーくさん仕込んであるので、1週間連続徹夜で見続けても飽きないほどの高いクオリティが実現されています。
こんなに超絶な作品ですが、これまでこうした作品展には一度も出していないそうです。それを聞いて勿体ないと思ったので、チコさんに「ぜひ春日井の展示会に出しましょう!」とお願いし、そのワガママを聞いていただいたという経緯があります。
いやー、お願いしてよかった。
実際、この作品の前には次々と来場者が来ては顔を近づけて長時間見ているという姿が終始見られました。
今日、この場に来られなかった方々、惜しい機会を逃しましたねー。恐らく次回は来年の夏ごろです。その時をお楽しみに♪
この日の会場ではこれまでの他の会場に比べ艦船模型がかなり多く展示されていました。普段なら私一人だけのケースが大半ですが、艦船模型ブームが来ている?
しかも白樺さん瑞鶴とチコさん超絶軍港が並び、その脇に私の作品群が置かれ、まるっと一列が軍艦で並ぶという壮観!

大変光栄でした♪
現在はみんカラに加えてXで模型ネタを発信していますが、徐々に私の名前が知れてきたようで、最近のこうした会場では「ザク違さんですよね?」と声を掛けられるケースが増えてきて、この日も数名の方からお声掛けをもらいました。
そのうちの一人がこれまた凄腕モデラーのみんさん。
Xで知り合った仲ですが、てっきり関東あたりに住んでいると思っていたので、声をかけられた瞬間、非常にびっくりしました。
その後しばし歓談タイムがあり、みんさんも私同様エッチングパーツ苦手という工作だそうです。ナカーマ♪
しかし驚いたのは、みんさんはエッチングの代わりに極細針金を器用に切った貼ったして超絶作品を作るとのこと。まさに神レベル!
この日は作品をお持ちではありませんでしたが、いずれ拝見したいとお願いしておきました。
更にはザク違の地元なので旧友たちに「お暇なら来てよね~」と声をかけておいたところ、何人かが来てくれて、久しぶりの再会を喜び合うことも出来ました。
そんなこんなでこの日の展示会は終日忙しく、ほぼずっと誰かと会話を続けている状態で、帰宅後はぐったり…orz
とはいえ気持ちのよい疲れ具合です。
さて明日から模型工作を再開。
まずは完成間近の丸亀城を進めなきゃ!