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ザクとは違うのブログ一覧

2026年08月20日 イイね!

重巡洋艦古鷹・加古同時建造(航空設備などの製作)

重巡洋艦古鷹・加古同時建造(航空設備などの製作) 甲板上の大きな構造物はだいぶ出来上がってきました。残るは飛行機関係と前後マスト。
その後は、フネをジオラマベースへ設置して、細かいディテールを追加するとついに完成となります。ぼちぼち終わりが見えてきたかな…

飛行機作業甲板は加古空撮写真で形状を確認。

これを図面と比較したところほぼ一致すると判明。しかしパーツの形状は右舷側の張り出しが若干不足するようです。古鷹は図面も写真も残っておらず張り出しの形状確認が出来ないのでパーツをそのまま使用することとしますが、加古は図面と写真を基に甲板部のみ作り替えることにしました。まずは甲板と甲板室をエッチング鋸で切り離し。

失敗orz
仕方ない、全部スクラッチするか…。甲板の滑り止め鋲モールドが無くなってしまいますが仕方ありません。
実はこの甲板室が設置される甲板は後ろに向かって若干の傾斜がかかっているので、プラ棒でブロックを作ってしまうとその傾斜の再現(削り込み)が面倒です。よってプラバンの箱組みで頑張ることにしました。ラッカーパテで合わせ目を消して、細切りプラ棒で軌条を設置すれば完成…と思った瞬間、甲板を裏表逆に付けていると判明!
慌てて作り直しました。私としたことが…orz
その過程でふと気付いたのは、2本の飛行機運搬軌条。パーツには平行に2列並んでいますが、これだと左舷側の軌条はカタパルトのラインに接続出来ません。
おかしいぞ…。
残念ながら加古の図面には軌条の配置が書かれていないので、加古の空撮写真をチェック。

左舷側の軌条はイマイチはっきりしません。
学研本に載っている内山氏製作の古鷹では、左舷側の軌条はあるものの、飛行機甲板の前半部だけとされているようで、そこにはドラム缶らしきものが載せられています。航空燃料用でしょうか。
果たして軌条は1本なのか2本なのか???
そこで日本海軍全艦船(巡洋艦編)のイラストを見直すと…

1本でした!
これを決め手として作ったのがこちら。

おー、ようやく完成したわ…と思いながら改めて加古の図面を眺めていると…

あれれ?
左舷側にある甲板下へのラッタル周辺は壁で囲まれていないように見えます。甲板室って四角形ではなくL字型じゃね?と思って再び加古の空撮写真を見直すと…

おー、こりゃL字型だわ。
ということで慌てて甲板室の形状を変えました。


実は古鷹にはパーツをそのまま接着してしまったので、軌条は2本並列、甲板室は四角形のままとなっています。古鷹の実艦写真での確認ができないので、まぁいいかと(笑)

続いてはスキッドビーム。
手抜き工作を目指しているのでスクラッチ等は行わず、パーツの厚みを削って薄くし、水平部の軽目穴を0.4mmドリルで開口するのみとしました。フネに設置する際にはその前面に伸ばしランナーで積み込み用ダビットを装着します。


前後煙突の間にある探照灯台にはエッチングで手すりを付け、そこへ木工ボンドを塗ります。

乾燥後にセイルカラーで塗れば、キャンバスを張ったような表現となります。以前は木工ボンドを水溶きにしていましたが、めんどくさいので最近は原液そのままです(笑)

さて、ぼちぼちジオラマベースを作ります。
いつものようにプラバンまたはスチレンボードをベースに貼り付け、ラップを巻き付けたフネをベースに置き、その周囲に石粉粘土を塗って波の形を整えるという作業を2隻分行いました。


よしよし、これで海の色を塗って…と思った瞬間!
加古の向きが左右逆と判明…orz
加古は海戦の帰路に米潜水艦の魚雷で沈められていますが、その瞬間をジオラマ化します。戦闘詳報によれば被雷は右舷。これを左舷だと勘違いしていたのが原因です。私としたことが…。
泣きながら石粉粘土を剥がし、再度同じ作業を繰り返します。


漸く色塗りに突入。
最初にアクリル絵の具のブルーで白波部以外を塗り、その上に艶出し用メディウムを重ね、その上から水性塗料のシーブルーまたはロイヤルブルーを塗ります。古鷹は夜戦時、加古は日中を再現するので、前者をシーブルー、後者をロイヤルブルーにしました。

これら全ての作業は筆塗りで行いましたが、特に筆ムラが出やすいロイヤルブルーはあえて筆で塗ることによって海面の色の変化を表現することが出来ます。
一方夜戦時は日光が海面に当たらないので、筆ムラが出来ないようベタ塗りとしました。

このあと白波をホワイト等で表現すればジオラマベースは完成するので、いよいよフネを設置することが出来るようになります。
あと少し、ガンバレ俺!
Posted at 2026/08/20 21:30:36 | コメント(1) | 艦船模型 | 趣味
2026年08月17日 イイね!

重巡洋艦古鷹・加古同時建造(後部艦橋などの製作)

重巡洋艦古鷹・加古同時建造(後部艦橋などの製作) 今のところ製作は順調に進んでおり、青葉衣笠の製作ペースに比べてほぼ倍の速さで進捗しています。このまま行くと早ければ8月中には完成してしまうかも?
いやいや、時々ダレたり体調を崩したりもあるので、やはり来月までかかるでしょう…。

さて本題。
まずは魚雷発射管です。
実艦に装備されたものの形状は、1940年に撮影された加古の空撮で確認できます。

これを見る限り、キットのパーツ形状はバッチリと判明。ただ、重箱の隅をつつきたいザクとは違うとしては、何か手を加えないと気が済みません(笑)
なので波除けシールド両側に扉をつけるとともに、同シールド後方に延びる発射管が4本つながっているものを切り離して再接着しました。


加古は帰投中を再現するので魚雷は全て発射済みです。よって発射管前半部の下半分を削って魚雷が無い状態としました。


前部煙突両側には応急木材格納所と予備フロート置き場があります。これらは古鷹の写真で明瞭に確認できます。


キットでは予備フロート置き場のみパーツ化されており、台の櫓には斜めの筋交いが入っていますが、写真ではそれが見られない気がします。
一方、加古の空撮写真では予備フロート置き場が確認できません。


ではどこに予備フロートを置いていたのか?
実は後部マスト前にある飛行機作業甲板の脇ではないかと考えています。それがこちら↓


ということで古鷹は応急木材格納所と予備フロート置き場を、加古は応急木材格納所のみ再現することにしました。


次に後部艦橋です。まずは実艦写真を眺めながらパーツと比較していきます。



検証では機銃や探照灯台、予備主砲射撃指揮盤の配置、位置関係、形状、高さなどを確認しましたが、その結果、パーツは極めて正確に形状を再現していることが分かりました。
すごいぞハセガワ!
ということでそのまま素組みしてもよいのですが、気になったのは探照灯台の平面形。日本海軍全艦船(巡洋艦編)に掲載されている近代化改装後の加古図面では、真円でなく後半部が少しつぶれた形をしています。


しかし加古空撮写真では探照灯周囲の手すりは真円となっており、直下の窓枠もそのカーブと同じラインを描いていると確認できます。

また古鷹加古とも探照灯フラットの陰が窓枠周辺に写っていないことから、探照灯フラットとその下は同じカーブを描いていると考えられます。

同じ図面の探照灯台側面図では上に向かってすぼまっていることになっていて、パーツもそのように作られています。しかし古鷹の写真を見ると単なる円柱に見えるのです。


加古は不鮮明な写真しか残っていないので、すぼまっているかどうか確認できませんでした。
さて、どうするか…。
若干モヤりますが、古鷹は写真に写っているように、加古は図面通りにすることとしました。

25mm連装機銃座4か所はプラの厚みが気になったので、プラバン等で作り直し。その結果、せっかくモールドされた滑り止め鋲は無しになってしまいました。これらを施工した状態がこちら↓

後部艦橋の考証と製作でまる4日くらいかかりました…。
でももう一つ作らなきゃ…と気合を入れて3時間。2セット目も出来ました!


甲板上の大きな構造物は飛行機関係の構造物を残すのみとなりました。そしてそれらを甲板上に配置すれば次はいよいよジオラマベースの製作とフネの設置。その後はディテールの追加と進むことになります。
頑張れ、オレ!
Posted at 2026/08/17 20:50:47 | コメント(2) | 艦船模型 | 趣味
2026年08月13日 イイね!

1か月半ぶりのキャンプ

今年に入ってまだ一桁しかキャンプに行っていないことが判明。
これはいかん…。
振り返ってみると、行こうと思ったら雨が降ったとか体調崩したなどがあり、特に新月中心に組んできた予定がことごとく潰されてきた経過があります。2年前と3年前はそれぞれ40泊を記録していたのが嘘のよう…。
これはちょっと気合を入れ直さんといかんぞ!と思い、台風が近づきつつあるとの情報もある中、天気予報では晴と出ていたので思い切って行くことにしました。
行き先は既に常連となっている岐阜県中津川市の奥地にあるキャンプ場。
自宅からは約2時間で到着します。
この日は涼やかな風が吹いていて、この時期としては珍しく涼しい日。木陰に入ると肌寒さすら感じるほどでした。




そんな中、椅子にどっかりと座っておいしい紅茶を飲みながら読書していると…
数m先を親子のイノシシが左から右へトコトコ歩いていくのが見えます。
親(お母さん?)はそのまま歩いていきましたが、子は私のほうへ近づいてきます。

近寄って餌をねだりに来るのかなと思いきや、↑の写真の場所の匂いをかいでから、親のほうへ戻っていきました。
毛の色がよく見かける茶色ではなく白黒だったので、種類が違うのかもしれませんね。

実はこのキャンプ場に着く直前の道路脇に2頭のニホンカモシカを見かけたところでした。
距離は比較的近く、4~5m程度でしょうか。
鹿は臆病なので、私の車の姿を見るとすぐに草むらの奥へ逃げて行ってしまったため写真に収めることが出来ませんでした。
その話をキャンプ場のご主人にすると
ご主人:あー、他にもバンビちゃんみたいな鹿もおるでねー。
ザク違:そうなんですか。ところでこの辺にはクマは出ますか?
ご主人:去年はちょっと離れたところで出たけど、この辺には出た話は聞かんね。ただクマが怖いで、お客さんの数は減ったねー。


うーむ、やはりそうか…。
ここ最近山奥のキャンプに行きづらくなっているのは、家族から「クマが出るからやめなよ」と言われていることもあります。どこの家庭も同じですね。
心配なのはそうした状況が続くとキャンプ場の経営が厳しくなっていって、私の好きな「人が少ないキャンプ場」がつぶれていってしまうのではということ。
クマ問題は早く解決されてほしいものです。

閑話休題。
そうこうしているうちに夕飯の時間。
今晩のメニューはこちら↓

茹でたピーマンとサバ味噌煮缶にポン酢醤油と白ごまを振ったものと、自宅で採れたエダマメです。
エダマメは苗も安いし、スーパーなどで売っている茶豆並みの濃い味がするので、家庭菜園推奨♪
ピーマンも自宅で育てていますが、今年は実のつきが悪く、この日までの収穫がゼロでした。例年なら量産体制に入っているのですが、土の作り方が悪かったかもしれません。

ビールも飲んで少し気分がよくなったところで、恒例の星空観測。
3日後にはペルセウス座流星群極大日というタイミングでしたが、さすがに早すぎたのか、流星は観測できませんでした。しかしよく晴れた空にはまさに満天の星空…。
最近は視力が落ちつつあると実感していますが、この日は夏の大三角を形作るはくちょう座とこと座はしっかり見えました。恐らく4等星くらいまでは見えていたかなと思います。
北に目を向けると山のすぐ上に巨大な北斗七星。おおぐま座の一部なので、おおぐま座ってものすごく大きな星座ということですね。
そして天の川も割と濃いめに見えました♪
ザク違:見える、私にも星が見えるぞ!
と言ったとか言わなかったとかw

こうして場内たった一人のぼっちキャンプの夜は更けていきました。
改めて思ったのは
「やっぱりもっと短い間隔でキャンプに来るべきだな」
と。
クマは正しく恐れる必要がありますが、人里離れた場所で大自然に包まれながらゆっくりと流れる時間を楽しむ。
これこそがアウトドアの醍醐味というのはこれまでも味わってきましたが、今年のようにその頻度が落ちると日々の生活になんとなく余裕がなくなっていくような気もします。
この先しばらくは天候のすぐれない日が続くようですが、その合間を縫ってでもまた行きたいなと思いましたとさ。
Posted at 2026/08/13 21:12:15 | コメント(3) | キャンプ&温泉 | 旅行/地域
2026年08月10日 イイね!

重巡洋艦古鷹・加古同時建造(艦橋の製作その2)

重巡洋艦古鷹・加古同時建造(艦橋の製作その2)前回に続いて艦橋を作ります。
下部艦橋両側には機銃射撃指揮装置が付きますが、その設置位置について前回ブログで検証したところ、艦橋壁面から離れすぎていると判明しました。よってスポンソンをプラ板で作り直します。
3×4mmに切断した0.2mmプラバンに指揮装置を接着し、そのラインに合わせて両側を三角形に切り取れば完成。

この上に小さなスポンソンがもう一つ付きます。

その上には中部艦橋が配置され、その後ろに信号所が設置されますが、信号所両側には小さなフラットが両側に3つずつ設置されています。しかしプラの厚みが…。
よってそれらをいったん切り離し、プラバンで作り直しました。


羅針艦橋と射撃指揮所は窓枠を切り取ってからエッチングパーツに取替えるとともに、ブルワークを薄くします。薄くするには、いったん切除してからプラペーパーで作り直す方法と、リューターで薄く削る方法がありますが、今回は両方を試しました。↓はリューターを使った場合ですが、削り過ぎないようにするための緊張感はあるものの、仕上がりは自然な印象となります。

一方、プラペーパー製に交換するとブルワークが均質な薄さとなるため、作業は少し大変ですが見た目はこちらのほうが良いです。
このあたりは好みの問題ですね。

余談ですが、リューターを使ってパーツの整形をしていると「あー、オレってモデラーみたいだなぁ」といつも思います(笑)
これは以前に海洋堂の造形師さんがリューターで整形している場面をテレビで見て「かっこいいなあ」と思ったことがきっかけでもあります。無論、そのレベルには永久に到達しませんが。

こうした作業をし終わったのがこちら↓

多少作業が粗いですが、やらないよりはいいですよね。

再び下部艦橋に戻ります。
両側壁面には数か所の踊り場を経て上階までつながる階段が設置されています。

その途中、反対向きに折り返すのが1か所あるのと、踊り場のところに扉がある箇所があるので、それらは踊り場の面積を少し広げておく必要があります。このうち折り返す場所については、その上下どちらかの階段を壁面から離して設置することになりますが、それが確認できる写真がありません。
図面を見ると…

下の階段が手前に設置されているのではないかと推定し、そのように工作しました。
階段に関しては、加古図面の下部艦橋前面に三角の突起が表記されています。

平面図側面図を照らし合わせるとそのあたりに上下階をつなぐ階段があり、その階段の屋根部分が三角の突起になっていると判明しました。
実は同様のものが一等輸送艦の艦橋前面(機銃台下)にもあるので、それを思い起こしながら調べました。
しかし加古の実艦写真は若干不鮮明なため、その実在を確認することが出来ません。また古鷹の実艦写真では三角の突起がどうやらないようだと思われます。
よって古鷹には設置せず、加古は図面ベースで設置することにしました。

さて、こうした工作を経て艦橋各階のパーツが概成したので、伸ばしランナー製の双眼望遠鏡などを設置し、塗装に移ります。


羅針艦橋の床は木製グレーチングとなっているので木甲板色を塗りましたが、その壁面は白とされます。古鷹は夜戦シーンを再現するので白塗装は控えましたが、加古は昼間の場面なので白を塗ってみることにしました。

この塗装は初めての試みでしたが、艦橋の屋根を取り付けるとほぼ分からなくなってしまいました。なので今後はこの塗装はしないと思います(笑)

次に高角砲ブルワークの工作に移ります。
ここでの最大の問題は「ブルワーク内側の床面は滑り止め甲板かリノリウムか」という点。キットでは滑り止め甲板となっています。
その根拠となりそうなのが加古の上空写真ですが…

どうにも判然としません。
他のモデラーの作例では滑り止め甲板としているケースとこれを切除してリノリウムとしているケースの両方があります。妙高型以降の重巡では滑り止め甲板とされていますが、準同型の青葉型ではリノリウムです。古鷹型をどちらにするか悩みましたが、キットを否定する明確な根拠もないので、今回は滑り止め甲板のままにすることにしました。
同甲板はこれまたプラの厚みが気になったので、ヤスリで0.3mmくらいになるまで削り込みました。


その過程で少し驚いたのは、両舷合計4基のブルワークがすべて異なるものとされている点です。
いずれも船首側前面にブルワークが伸びているのは共通ですが、前後2基を比べると設置位置が微妙に異なるのです。このためパーツの番号がすべて別々となっています。

そこまできっちり再現するとは、すごいぞハセガワ!

青葉型もそうでしたが、リニューアル後のハセガワキットのクオリティの高さには驚かされっぱなしです。惜しむらくは古鷹型青葉型のうち、青葉以外は不人気艦となってしまっているため、世間ではこの良キットがあまり評価されないことでしょうか。
重巡洋艦バイヤーズガイドでもこれらのキットは畑中省吾氏に非常に高く評価されていますが、本当にもったいないです。
Posted at 2026/08/10 20:29:58 | コメント(0) | 艦船模型 | 趣味
2026年08月07日 イイね!

重巡洋艦古鷹・加古同時建造(煙突・艦橋の製作その1)

重巡洋艦古鷹・加古同時建造(煙突・艦橋の製作その1)出だしは順調な古鷹加古の製作。
煙突の製作に移ります。
古鷹型の煙突は前後3本。前2本は誘導煙突で太い1本になっていますが、3本目は缶の更新に伴って細いものに換装されています。形状は古鷹加古とも共通ですが蒸気捨管の配置が異なるようなので、写真等で確認します。


近代化改装前と改装後を示しますが、前部煙突の蒸気捨管はあまり大きく変わっていないように見えます。
ネット検索すると「重巡洋艦バイヤーズガイド」の記事の一部が見られますが、そこにあった蒸気捨管の図はこのようになっていました。


同様に加古も調べます。


加古の蒸気捨管も改装前後であまり大きく変わっていないようですが、画像が若干不鮮明なのであまり確定的なことが言いづらいと感じました。
そこでキットの蒸気捨管を確認。

ちょっとずるいですが、加古はこれを参考にしてしまおうと思います。
ということでパーツの加工に移ります。
前部煙突はその煙路の間に給気口が設置されていますが、キットではそれらを一体で成形しています。実艦では煙路の間は通路ともなっていることから、素通し感を出すため給気口部分を切り取りました。


蒸気捨管は先ほどの考証を踏まえて、0.4mmと0.28mm針金で再現しました。もちろん古鷹と加古の違いも表現しています。前端にあるH型煙突によって両艦の見分けが出来ますね。


給気口は切り取ったパーツを活かしますが、その上に設置される煙路支えは高雄型の例を参考にしながらプラバンで工作しました。



後部煙突は両艦とも特に手を加える必要がないと思われたので、そのまま組み立てました。

次はいよいよフネの顔・艦橋です。
まずは煙突同様、写真のチェックから。


このほか、学研本に加古の近代化改装後の艦橋装置図が収載されており、大きな武器となります。
そして下部艦橋を素組みするとこのような形状となります。

まず気付くのが天蓋部のプラの厚み。いかにもフタを被せましたと見えますし、更に問題なのが前端の機銃座張り出しが部厚すぎるのです。ここに手を加えるか少々悩みましたが、やはり少しでも満足のいく作品にしたいと考え、交錯することに決定。
後端両側にあるスポンソンを切り取ってから天蓋パーツをコンマ数ミリ薄く削り、下部艦橋両側にある高射装置基部を削ってから天蓋パーツを接着し、その上から0.1mmプラバンを接着してパテで合わせ目消しなどを行います。それがこちらの状態。


次に気になったのが前方両側に付く機銃射撃指揮装置スポンソンの形状です。
日本海軍全艦船(巡洋艦編)に収載された図面を見ると、キットの形状と異なることが分かります。

キットでは指揮装置と艦橋壁面が少々離れている印象。どちらが正しいのか…。
そう思って加古の艦橋装置図を見ると、先ほどの図面とは微妙に異なる様子。


この図面を見ると指揮装置台座両端は三角ステーで支えられているので、その部分は直線で作られていると判明します。しかし図面が正しいとは限らないので、写真での確認も必須です。幸い、ほぼ正面から撮った古鷹の写真があるので、これを見てみると…。

高射装置の中心線よりも指揮装置の外縁が内側に来るような配置となっています。この状況は艦橋装置図とも一致するように思われます。
更に念のため、キットの設置位置で指揮装置のステーを付けた場合の角度を見てみると…

先ほどの古鷹の写真で確認できるステーの角度よりもかなり急になっています。やはりキットの指揮装置の位置は少々外側に出すぎているということになりますね。
ということでそのパーツは作り直し決定!
0.2mmプラバンなどを使ってスクラッチしました(写真を撮り忘れました!)
少々細かい作業となってしまい視力への負担が懸念されるものでしたが、私の場合、こうした工作を楽しいと感じてしまうHENTAIモデラーなんですよね(苦笑)
下部艦橋の工作はもう少し続きます。
Posted at 2026/08/07 22:52:11 | コメント(1) | 艦船模型 | 趣味

プロフィール

「重巡洋艦古鷹・加古同時建造(航空設備などの製作) http://cvw.jp/b/488285/49258201/
何シテル?   08/20 21:30
模型工作とキャンプが大好きなヘタレをやぢです。 私がフォローする方には2種類あります。 一つは「以前からのみん友さん」 もう一つは「ちょっと興味を持っ...
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