
今回は艦の工作をいったん休憩してジオラマベースに手を付けます。
と、その前に波の試作。
先日作った睦月ジオラマで波の試行をしましたが、ベースとの接着に使ったセメダインスーパーXがアルミホイルを引っ張ったのか、海面が平坦になってしまいました。また表面に塗ったメディウムによりわずかに残った凹凸がさらに滑らかになってしまいました。
今回はその対策として接着に木工ボンドと両面テープを試してみます。

適当なサイズのスチレンボードに石粉粘土を塗り付け、乾燥後に半面へ木工ボンド、もう半面へ両面テープを貼り付け、その上から皺を付けたアルミホイルを軽く乗せました。
ホイルにサフを吹いた後、適当な色を塗って乾燥させますが、表面の艶出しに水溶き木工ボンドを筆塗りしてみました。

ホイルの凹凸は木工ボンドエリアも両面テープエリアも割といい感じで大きな違いはありませんが、僅かに木工ボンドの方が平坦に近いかなという印象です。
表面の艶感がイマイチですが、仕上げの木工ボンドを水溶きでなく原液とすればもう少しよい状態になると思われます。
ということで、アルミホイルを使った海面の制作方針は決まりました。
次に電飾の検討をします。
第一次ソロモン海戦は夜戦であり、三川艦隊の先頭を走った鳥海は終始探照灯を照射していました。今回はその再現をしたいと考えています。
1/700の110cm探照灯はレンズ面の直径が約1.6mm。
このサイズの適切なチップLEDを秋月電子さんのHPを見ましたが見当たらず…。
こりゃ、光ファイバーの方がいいかも?と思って数十年前にどこからか手に入れた光ファイバーを道具箱の奥から出してきました。光ファイバーはガラスなので急角度で曲げることが出来ません。よって切断面を斜めにし、探照灯の下から光ファイバーを入れて探照灯のレンズ面に光ファイバーの切断面をセットすることで光らせようという魂胆です。
しかし切断面が光るというよりも線の延長方向に光ることになってしまい、探照灯が爆光することはありません。
次に試したのは45°に切断した光ファイバーを直角に接続する方法。しかしこれも接続部から光が漏れてしまい、直角に曲がった方向まで光が届きませんでした。
そうなるとやはりチップLEDか…と考え、偉大なる凄腕モデラー・koimaさんにお尋ねしました。koimaさんは1/700軽巡夕張の艦橋TOPに装備された探照灯を爆光させた作品を作っておられた方です。
すると詳細の分かる写真と共に詳しい説明を頂くことが出来ました!
koimaさん、ありがとうございます<(_ _)>
チップLEDはGSIクレオスから出ているLED-01Wをご推奨頂いたので、早速ヨドバシへ発注。透明パーツ探照灯のレンズ部を裏面からくり抜くとLED横幅とほぼ同じサイズとなります。
次の課題はLEDから電源へ伸ばす線をどう処理するか。
探照灯台の中心に穴を開けてそこを通せれば最も美しく仕上がるのですが、構造上それは無理。ならば探照灯台の後ろに細い線を這わせるしかありません。しかしLEDに付いている線はビニール被覆付きなのでそこそこの太さがあります。目立つなぁ…。
ではLED近くで線を切断して、0.1mm針金をはんだ付けしてはどうかと考えました。しかしそんな精密なハンダ付け技術は私にはありません。なので、はんだ付けの鬼であるみん友・鈍行電車さんに相談。
ザク違;
このサイズのはんだ付けできそう?
鈍行さん;
大きいものをメインでやっとるから、ちーと無理やなぁ…
DAーYOーNEー
仕方ない、ダメもとで自分でやってみるか。ということで、0.1の針金の先に極小に切ったはんだをマスキングテープで付け、その状態でもう1本の針金とはんだ付け…付け…付け…付きません!
やはり私の技術では無理でしたorz
こうなったらやむを得ないので、ビニール被覆を剥いて0.1mm金属線を出して配線するという最も原始的な力技しかありません。しかしこんな細い線の被覆を上手く剥けるのか???
その実験としてLEDから遠く離れた箇所で線を切断し、慎重に被覆を向いてみたところ、なんとかなりそうだと判明。ほっ(^^♪
そして2番探照灯台の裏へ0.3mmの穴を開口。

ビニール被覆なしの線で電源まで行くので、線同士が接触しないよう穴は2か所開けました。穴の径は0.2mmでもよいのですが、LOW眼には見えないので0.3としました(苦笑)
ジオラマのレイアウトを検討します。
今回は↓の箇所での砲撃場面を再現します。

まずは航走波の研究。実艦写真を眺めながらイメージを作ります。

写真は2枚とも鳥海で、いずれもそれなりの速力が出ているようです。両舷に広がる波は後ろへ延びる際、あまり規則性のない形が続いていると分かります。凪いだ海でなければこのようになるということかもしれません。むしろ不規則にする方が荒々しいイメージが演出されるかも?
次に主砲発射による波立ちを研究します。

アイオワ型戦艦の主砲発射シーンはひょっとしたらAI画像かもしれませんが、艦首方向からの写真を拡大すると、衝撃波による大きな円(青枠)の中に小さな円が砲弾発射方向に伸びている様子(赤枠)が見て取れます。
これらを踏まえ、実際のジオラマと同じサイズに切った厚紙へだいたいのレイアウトを書き込んでみます。

睦月ジオラマの時と同様、鳥海の艦底面と同サイズの厚紙を作っておきました。これは後々活躍してくれるはずです。
そしてジオラマベースに厚さ5mmの100円スチレンボードを2枚重ねにしたものへレイアウトを鉛筆で下書きしました。

黒い板がコレクションケースのベース板ですが、厚さ6mm弱の樹脂製1枚ものなので石粉粘土の収縮力に耐えられずに反り返る可能性があることと、ジオラマ全体のかさ上げのため、下にホムセンで買ってきた木材を枠状にしてセットします。
木材は材料費とカット代含めて税込み僅か500円。安いですね~♪
次はいよいよベースに石粉粘土を塗り、フネを設置します。ドキドキ…。
Posted at 2026/01/10 15:38:22 | |
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