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2026年09月16日 イイね!

ジオラマ「被雷」完成しました

ジオラマ「被雷」完成しました同型艦古鷹の完成に遅れること約半月。
重巡洋艦加古のジオラマを完成させました。

完成画像をご覧いただく前に少々ウンチクを。

第一次ソロモン海戦は日本海軍の圧倒的勝利に終わり、全艦ほぼ無傷のまま帰投を開始しました。
帰路では潜水艦による襲撃を警戒して青葉が94式水偵を射出し対潜哨戒を行っていましたが、その矢先、米潜水艦S-44が僅か710ヤード (650m)の距離から発射した4本の魚雷のうち3本が加古に命中。僅か5分で沈没しました。
対潜警戒運動の之字運動は行っていなかったこと、16ノットという低速航行だったこと、外二軸運転のため舵の効きが悪かったこと、近距離で雷跡発見より時間がなかったために回避はできなかったことなどが重なったための命中でしたが、准士官以上6名・下士官兵61名、傭人1名の計68名が戦死しました。艦長が素早く総員退艦を決断したため、大半の乗組員は助かりましたが、それでも多くの方が亡くなっています。
ジオラマではその魚雷3本が命中した瞬間を再現しており、先に完成させた青葉ジオラマの続きの場面ということになります。

ではご覧ください。




ジオラマの見せ場はやはり研究と試作を重ねた水柱。
3つの水柱は時系列になっています。
魚雷は艦首側から順に命中しており、艦首付近に命中したものは既に水の吹き上りが終わった落水状態を再現しています。このため、水柱の形は山形としました。また付近の甲板には落ちてきた水を表現しています。


2本目3本目の命中箇所は当たった直後を再現しています。
魚雷は1本ずつ順に発射されたらしいことが以下のページに書かれていたので、これを参考にしました。
PATROL REPORTS

ちなみに米潜水艦の戦術ドクトリンについては以下のページに解説されています。
NAVAL HISTRICAL HERITAGE

加古はハセガワのリニューアルキットを使用したので、ディテールアップ等の作業は最小限で済ませることが出来ました。工作ポイントは古鷹と同様ですが、両艦の違いは艦首フェアリーダー、煙突蒸気捨管の2点とされていますが、今回は前煙突両側のフロート置き場の有無も違いとして再現してみました。


また、戦闘詳報を基にして揚収された94式水偵を配置。迷彩塗装の機体はグレー中心のフネにあっては少々目立つポイントになりますね。


水柱の製作にややてこずったものの1か月半で完成までに至ったのは、やはりハセガワのキットが素晴らしい出来栄えであることが非常に大きいです。
これまでは旧キットを作ってばかりでしたが、たまには気楽に完成させるのもいいですね~♪

さて、このところフネの製作が続いていたので、次は少し違ったジャンルへ挑戦してみたいと思います。
Posted at 2026/09/23 17:03:28 | コメント(5) | 艦船模型 | 趣味
2026年09月15日 イイね!

重巡洋艦古鷹・加古同時建造( 艦載機・水柱の製作)

重巡洋艦古鷹・加古同時建造( 艦載機・水柱の製作)古鷹はジオラマまで完成させたので、残るは加古のジオラマ化です。
フネの残る作業は艦載機の製作。
当時、加古には零式三座水上偵察機1機(1号機)と94式水上偵察機1機(2号機)が搭載されていましたが、2機とも開戦前に射出され敵情視察や吊光弾投下などを行いました。
残念ながら1号機は帰還できませんでしたが、2号機は加古へ戻ってきて揚収されています。



ジオラマは水偵揚収後、帰路に魚雷が命中した瞬間を再現するので、2号機のみ製作します。
キットは僅か4つのパーツから94水偵の姿を見事に再現出来ますが、少しだけディテールアップを試みることにしました。
まずは機体上面に開いた上主翼取り付けダボを埋め、2つのコックピットの穴をドリルで深く掘りました。上主翼はプラの厚みが気になったので薄く削っています。


2本のフロートは板状の作りで機体と繋ぐよう作られていますが、実機では何本かのステーで繋がっているので、伸ばしランナーでこれらを再現。
同時に上下の主翼を支えるステーも伸ばしランナーで作りました。


このあとグリーンとブラウンで迷彩塗装し、その上からデカールを貼れば完成です。

次に水柱。
前回ブログの「番外編」で得た知見を基に再現しますが、これがまた試行錯誤の連続…。
目標とする水柱の姿がこちらです。




番外編でも触れたように1回目の試作に失敗し、その後の2回目と3回目がこちら↓


試作1号は綿のみで作りましたが、2号は石粉粘土で土台を作り、そこへ薄いアクリル板を細く切ったものを無数に突き刺し、それに綿を巻き付けるという工法を試しました。しかし突き刺さったアクリル板に後から綿を巻き付けるのがかなり面倒と分かって断念。
試作3号はアクリル板の長さを短くし、その板の間に細くよじった綿を配置していく方法と採りました。が、これもリアルさを感じないと思ったので、却下。

その後、別の方法がないか考え続ける日々が数日間続き、徐々に「これはダメではないか」と思えてきて、魚雷命中ジオラマ自体を断念したほうが良いのではとまで思い詰めるに至りました。
しかし。
ピキピキーン!

綿の塊の一部をつまんで引っ張ると先端が細く伸びていくので、水が飛び散っている感じが出せるのでは?
早速4号を試作。


綿の長さを調節しながらひとつずつ木工ボンドで土台へ貼り付けていく鬼畜作業。そして…

お!?


おおっ!?
これは予想通り、いやそれ以上の飛び散り感が出ています♪
あとは中央に立つ水柱の高さを上げる必要がありますね。
ということで試作5号。


これまたちまちまと綿を引きちぎっては土台へ付ける作業をひたすら続けます…
とりあえず片面のみ作った状態がこちら↓

これは行ける!
アイデア出しに苦しむ陰の状態から、ひねり出したアイデアがモノになった陽の状態へ切り替わった瞬間ですw
あえて完成状態はお見せしませんが、出来た瞬間、一人でガッツポーズを作ってしまったほど、自己満足度の高い仕上がりになりました♪♪♪

ちなみに米潜水艦S-44から発射された4本の魚雷のうち、加古へ命中したのは3本。
その時の様子は「Naval History and Heritage Command」にこう書かれています。
At 0750, S-44 sighted the formation, four heavy cruisers; their track less than 900 yards away. At 0806, she fired four torpedoes at the rear ship, only 700 yards away. By 0808, all four torpedoes had exploded; Kako was sinking; and S-44 had begun her escape. By 0812, Japanese destroyers had started depth charging, without success.
午前7時50分、S-44は4隻の重巡洋艦からなる敵の隊形を発見した。それらの進路は900ヤード未満の距離にあった。午前8時06分、同艦はわずか700ヤード(約640m)離れた最後尾の艦に向けて4本の魚雷を発射した。午前8時08分までに4本の魚雷がすべて爆発し、「加古」は沈没しつつあり、S-44は脱出を開始していた。午前8時12分までに、日本側の駆逐艦が爆雷攻撃を開始したが、成果はなかった。

ここには4本命中とありますが、加古の戦闘詳報では3本とあり、命中箇所の根拠も示されています。

1本目は艦首をかすめて通り過ぎましたが2本目は錨鎖庫後部右舷に、3本目は第一罐室右舷、4本目は右舷後部機械室です。時系列的には艦首命中のあと、3本目と4本目が立て続けに命中したようなので、ジオラマでもその様子を表現したいと考えました。
その場合、3本目の水柱を最も高くし、次いで4本目を高くします。その時点では先に命中した2本目の魚雷による水柱は水が落下するフェイズに入っているものと考え、その状態を再現します。

「番外編」で上げた動画をよく観察すると、いったん吹き上がった水が落下する場面ではこのような形になるようです。


水中爆発時は爆発点を中心とした放射状に水柱が立つことになりますが、その慣性モーメントが尽きた後は、その位置にあった水は重力によって鉛直に落下するので、水柱の形状もそのように形作ることとなりますね。

さて、こうした作業が終わるといよいよ作業終了。
次回はいよいよ完成報告です。
期待せずにお待ちくださいm(_ _)m
Posted at 2026/09/15 22:05:02 | コメント(5) | 艦船模型 | 趣味
2026年09月11日 イイね!

重巡洋艦古鷹・加古同時建造(番外編)

既に古鷹は完成し、ジオラマ化も済ませましたが、加古はフネ自体は完成しているものの、ジオラマ化が終わっていません。
ジオラマの場面は海戦が終わったのち、ラバウルへ帰る途中、米潜水艦S-44の放った魚雷4本のうち3本が命中した瞬間です。そうなると命中による水柱を立てなければなりません。
魚雷が当たった瞬間に立ち上がる水柱を模型化したものを見ると、たいていは円柱状の高い柱が立ったような状態で作られている印象があります。しかし以前からその形に疑問を持っていました。
そもそも魚雷が当たった時にどのような物理的な現象が起こるのか考えると、以下の図のような動きになるのではないでしょうか。


爆発点から同心円状に圧力が拡散しますが、それを抑え込む力として爆発点周囲の水があります。この水の量の多寡によって水面上に飛び出す水柱の長さが変わるので、爆発点の直上は比較的高く水が上がりますが、爆発点から横に広がるにつれて爆発点と水面の距離が長くなる=水の量が増えることにより爆発による圧力が水量によって抑え込まれ、水柱の長さは短くなると考えられます。
この考えを基にして薬局の脱脂綿で試作1号を作ってみました。


全然ダメですorz

何がダメなのか?
実際に魚雷が当たった瞬間の写真と比較することにしました。



んー、こりゃぁ冒頭に上げた考察の動きとちょっと違いそうだぞ…。
円柱状の高い柱が立っていないのは当たりですが、水柱がかなり太く、そして複雑な形をしています。
更によく観察すると…



赤枠部分と青枠部分の二重構造になっているように見えます。
爆発は1回なのに、なぜそうなるのか???

AIに聞いてみました。

結論から言うと、赤枠と青枠は、同じ水中爆発から生じる別々の流体現象が、時間差をもって現れているということなのだそうです。
魚雷の弾頭が水中で爆発すると、まず非常に強い衝撃波が球状に広がります。その衝撃波が周囲の水を猛烈な勢いで押しのけるため、爆発点を中心として水面が一気に盛り上がることになります。
米海軍系の水中爆発研究でも、この最初の現象はspray dome(スプレードーム)と呼ばれており、衝撃波によって水面が押し上げられて形成されるものと説明されています。米海軍の研究資料にも、最初に「spray dome」が生じ、その後に上向きの「plume」が現れることが示されています。したがって、画像の赤枠=爆発直後の広範囲に広がる水の盛り上がり・飛沫と考えるのが基本です。
爆薬が爆発すると、周囲の水を押し退けて巨大なガスの泡(gas bubble)ができます。
最初は猛烈な圧力で急激に膨張します。
水中のガス泡が最大まで膨張すると、周囲の水がその泡を押し戻して小さくする圧力がかかることによって泡が収縮し、これによって泡内部の気体の圧力が上昇します。この過程で、水が中心方向へ猛烈に流れ込み、上昇した圧力によって非常に高速の水流が上向きに形成されます。これが、画像の青枠に見える「細く、非常に高く立ち上がる水柱」の主な原因です。米海軍の水中爆発研究資料ではこの現象について「spray domeの後に、突然jetが現れ、激しく上方へ飛び出す」と説明されています。
こうした流れによって一つの爆発から「幅広い低い水の盛り上がり」と「細く高い水柱」が時間差で生じることとなります。

ここで気付いたのは、「ミルククラウン」。

静かな水面に水を1滴垂らすと、最初にその周囲に王冠状の輪が広がり、その後、輪の中心から垂直に柱が立ち上がります。この現象と同じことが水中爆発でも起こっているということのようです。

再び魚雷命中に戻りますが、少し不思議なのは爆発による圧力が同心円状に広がるとすれば、押される水も同心円状の「丸い球体」になるのではないかということ。しかし先ほどの写真のように海水は球体ではなく無数の細かい突起が出来ています。
なぜか。
これは爆発による衝撃とガス泡の運動によって水面が非常に不安定になり、複数のスパイク状の水柱に分裂するためだそうです。米海軍の資料でも、海面の状態によっては水面が一気にスプレーや複数のplumeに分裂することが説明されています。

更に深めるため、水中で起きた爆発の動画を見てみました。
・400kg機雷爆破


・250kg不発弾の水中爆破


米潜水艦S-44の放った魚雷Mk-10の炸薬量は225kgなので、二つ目の動画が近いものと思われます。これを見ると、先ほど考察した二段階の水柱が立った直後あたりから、水柱中心付近が黒っぽくなっていることが確認できます。
これは爆散した不発弾の破片等が水上に巻き上げられたものと推察されます。
爆発直後に巻き上げられないのは、直後はまだ爆発の圧力によって比重の軽い海水が飛散している状態で、その後、泡が収縮する過程で爆散した破片等が泡の中央に向かって集まり、そこで高まった圧力によって上に向かって巻き上げられていくという過程を辿ったからだと思われます。

これらの検証を踏まえると、水柱の形状や色合いを調整することによって、その水柱が時間軸のどの位置にあるのかを表現することも可能ではないかと思えてきました♪

これで魚雷命中による水柱の物理的観点からの考察は完了。だいぶ理解が深まりました。
さて問題はこれをどう再現するか。
これがまた難しいんですよね…。

そもそも水しぶきをどんな素材で表現すべきかという課題について、現時点で誰も最適解を見つけられておらず、現状の最善は脱脂綿などの「綿」です。しかし綿だけでリアルな水柱が再現できるかどうか、やってみないと分かりません。
せっかくここまで深められたので、よい水柱を再現したいものです。
Posted at 2026/09/11 20:22:02 | コメント(4) | 艦船模型 | 趣味
2026年09月04日 イイね!

ロッキーさん1年経過。そして乗り換え!

前車・シャトルハイブリッドは不慮の事故により10年を待たずして売却となり、ダイハツコンパクトSUVのロッキーに乗り換えとなりました。納車は昨年9月。ちょうど1年が経過したところです。
ロッキーは5ナンバーサイズの小さな車体でドラポジも高めのため見通しが良く、取り回しも楽です。燃費はハイブリッドにより良好で、冬場を除けば32~34/リッターくらい出せます。荷室は多少狭いですが、キャンプ用品を載せるのに不都合はありません。
しかし…

乗り始めた当初から気になったのは2点。
①ワンペダル走行がしんどい。
ロッキーはスマートペダルと称するシステムを搭載しています。これはアクセルを緩めるとかなり強めにエンブレがかかりブレーキを踏む必要がほとんどなく、これによって充電するというもの。
私の車はクルーズコントロール非装備なので、街乗りでもロングドライブでも常に右足に力を入れる必要があり、特に長時間の運転ではかなり疲れます。
月間1000km近く走ることの多い私にとっては無視できない要素です。
②後席を倒してもフラットにならない
キャンプ以外にも車中泊をすることが多くなってきていますが、シャトルのようにフラットになってくれず、若干の傾斜がかかった状態となってしまうので、なかなか熟睡出来ません。また室内長が短いので、前席を倒してスペースを稼ぐと漸く足を延ばして寝ることが出来るという状況(身長166cm)。そうしたセッティングをその都度行わなければならないのも少々手間です。

よって購入して間もない頃からハモン様には「1年くらいで買い替えるかも」と言ってありました。
そして1年経過。どうしよう…。
やはりこの状態をずっと続けるのはちょっとしんどいな…
ということで買い替え検討開始!
実はロッキーに決めた直後から「あぁ、シエンタもあったな」と思っていたので、改めて調べ直してみました。車両価格も比較的安くハイブリッドの燃費も良く、後席を倒せばフラットになり、5人乗りタイプなら荷室も十分。クルコンも標準です。
が。
見た目が可愛すぎるw
ドレスアップパーツで誤魔化せるレベルでもない気がします。アラ還の私が乗るにはちょっとイタイですよね(笑)
ということで却下。
さて困ったぞ。他に候補になるクルマがありません。
うーん。
うーん…。
ピキピキーーン!

見える、私にもプロボックスが見えるぞ!
国産車ラインナップでは5ナンバーサイズのステーションワゴンは壊滅していますが、「ライトバン」ではあるもののワゴンタイプとして販売されている数少ない車がプロボックス。みん友の2代目・魚伸さんからも勧められたことがあります。
早速ハモン様に見せてみました。

ハモン様「オッサンくさいね」
だーよーねー。
はい、反論できません…orz
しかしめげずに調べを続けると、近々フルチェンが予定されていると分かりました。予想CGはこちら↓

おおっ、カッコいいぞ!
積載能力は維持され、動力性能も上がるようですが、代わりに30~50万円程度の価格上昇が予測されています。登場予測時期は2027年末~2028年。しかし商用ユース車両のモデルチェンジは延期が珍しくないそうで、予想時期は「早くて」と理解したほうが良さそうです。
だとするといつモデルチェンジになるか分からないまま更に数年を今の車で過ごすことになりますが、それはちょっと…。
では現行タイプ?
そうだ、ドレスアップパーツがたくさん出ているはず。
と思って探すとけっこういろいろ出てきます。例えば…



おー、さほどお金をかけなくてもそれなりの形になりそうな雰囲気♪
よし、これで行こう!

(ホントはこれ↓も付けたいのですが、素人施工は無理っぽいので…)


ハイブリッドだとグレードが最上級のF、GX、GLの3種あり、それぞれの仕様にあまり大きな違いはありませんが、FとGLで20万円強の価格差となっています。その額の範囲で社外のドレスアップパーツを買いまくっても十分おつりが来ます。こりゃGLもアリか?と思いましたが、後席パワーウィンドウがFにしか設定されないのでこれを決め手にしました。
そしてディーラーを複数店まわり、最低価格を提示してくれたお店に決定!
近々契約手続きの予定です。

今回はメーカーオプションをひとつ(カラードバンパー)付けるのみでしたが、割と大きめの値引きをしてくれました。
一般的にはオプションから値引きをすること、ハイブリッド車は近年需要が高まっていること、トヨタ(・プロボックス)は国内他社(他車)に比べてシェアが大きく、強気の商売をしても売れることなどの要素から値引きはほぼゼロと想定していたので、具体的な値引き額の記載は控えますが少々驚きました。

納車見込みは11月頃。
それまでに現車の買取価格を調整しなきゃ。
プロボックスのパーツ探しもしなきゃ。
あー忙し!w
Posted at 2026/09/04 20:31:22 | コメント(2) | クルマ | クルマ
2026年08月31日 イイね!

重巡洋艦古鷹完成

鳥海、青葉、衣笠に続く第一次ソロモン海戦参加艦艇の1隻、古鷹が完成しました。
早速ご覧ください。




ジオラマベースは上下2段になっており、上段には衣笠を配置しています。



第一次ソロモン海戦ではサボ島沖に停泊中の米豪艦船を左右から挟み撃ちにする格好となりました。敵艦を左舷に見る形で鳥海、古鷹、夕張、天龍、右舷に見る形で青葉、衣笠、加古がそれぞれ縦列で進んだとされ、ジオラマではそのうち衣笠と古鷹による挟撃を再現しました。

キットはハセガワのリニューアル版古鷹を使用し、各所にディテールアップを施していますが、キットの出来が素晴らしいので素組みでも古鷹の雄姿を見事に再現できます。
そんな秀逸なキットですが、最小限の手を加えるとすれば以下の点くらいではないでしょうか。
・艦橋両側の張り出し&ラッタル
・羅針艦橋前の13mm連装機銃2基
・前部煙突両側の応急木材格納所
・後マストのクロスツリー上と前後旗竿を細いプラ棒へ交換

僅かこれだけの工作を行えば、古鷹型の流麗なフォルムが見事に再現できる好キットです。
今回の工作では上記に加えて主に以下の点を改修しました。




しかしこれだけの工作を2隻同時に進めても実質1か月で完成しました。あちこち手抜き工作をするようにしたとは言え、やはりハセガワキットの優秀さを改めて痛感させられた期間でもありました。
すごいぞハセガワ!

古鷹型は軽巡洋艦並みの小さな船体に20cm砲6門と8射線の魚雷を積むという重装備で世界を驚かせました。
一方で居住性が犠牲となり、海面近くの舷窓はほぼ水没状態で「水族館」の仇名をもらう始末。また主砲の給弾も人力のため、長時間の砲撃は困難でした。
そんな中でも古鷹は大暴れし、特に第一次ソロモン海戦では敵艦を何隻も沈める活躍をしています。

子どもの頃に作った旧キットは割とあっさりした構成だったこともあって、あまりカッコいいとは思いませんでしたが、現在の目で見ると、フラッシュデッキと誘導煙突を採用した艦影は流れるような印象で、それまでの日本巡洋艦とは異なる画期的なフォルムと感じました。こうしたことを感じられるのも模型工作の楽しみの一つと言えるかもしれません。

さて同時建造を進めていた同型艦の加古は現在ジオラマ製作フェイズ。
近いうちにこちらも完成報告が出来ると思います。
Posted at 2026/09/01 20:33:09 | コメント(4) | 艦船模型 | 趣味

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何シテル?   08/22 11:43
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