ようやく3回目の製作記のアップに至りました。
前回はハイゲインアンテナの肉抜き失敗のところまで。
今回はその続きです。
前回のブログへのコメントで、アンテナ自体の作り方について、たくさんのご意見をいただきました。
意見を集約すると、主に3とおりに分かれます。
1 地道、かつ慎重に肉抜きを続ける
2 肉抜きはあきらめ、表面に格子状の物を貼り付けるなどにより、演出する
3 キットは使用せず、別の何かを使って再現する(≒フルスクラッチ)
これには大変悩み、仕事も手につかず、夜も眠れない日々が続きました(ウソ爆)が、結局、
「
男子たる者、スケスケのアンテナを作るべし」
という結論に至りました。
やっぱ、男はみんなスケスケ大好きですもんね(´▽`)ノ
(↑なんの話し?)
ということで肉抜き作業継続!

ようやく半分。
1ブロックに大体20分くらいかかります。
全部で18ブロックなので、ざっと6時間!
ヒエーッヽ(;´Д`ヽ)(ノ;´Д`)ノ
そしてあと1ブロック!

作業も後半になると、持つ部分が限られてくるので、さらに慎重さが求められ、作業効率が落ちてしまいます。このあたりだと1ブロック30分くらいかかっていました(T_T)
そして、ようやく肉抜き完了。
ふーっ。
しかし、骨組みの中ほどにローゲインアンテナのための三脚を通す切り欠き部があります。
実物ではこんなつくりになっておらず、三脚はアンテナの骨をよける形で立っています。
つまり切り欠き部は埋める必要があるということ。
このため、久々の延ばしランナーを使うことにしました。
いやぁ、20年以上ぶりかな~。懐かしい(遠い目)

一番手前のものが太さ的によさげなので、これを使用。
そのあといよいよ、スケスケの取り付けに入ります。
スケスケは以前に百均で買ったこちら。

瞬接で慎重に貼り付け、
出来上がり!

なかなかのスケスケ具合でしょ?
瞬接が多めに付いてしまったところが白化しちゃってるのはご愛嬌ってことで(^_^;)
いやー、本当に疲れました。
しかし、まだたった一つの部品が完成しただけ。
昼間には必要物品の調達もしました。
まずは百均にてアルミテープ。文房具屋ではライトグレーの極細ペン。

アルミテープの出番はまだまだ先ですが、極細ペンは次の工程で早速試してみました。
次の工程とは「太陽電池パドル」です。
では再び製作の前に、太陽電池パドルについて。
はやぶさには、左右3枚ずつ合計6枚の太陽電池が搭載されている。はやぶさは軽量化のため、蓄電池を搭載していない。(厳密には、リチウムイオン電池があるにはあるらしい。ただ、打ち上げ後の太陽電池パドル展開のために使う分だけの能力しかなかった模様。)つまり常に太陽電池が太陽の方向を向いていないと、はやぶさは稼動できないということ。よって、太陽電池=はやぶさの命と言える。
発電能力は1.0AU※において約2.6kW。(※AUとは、天文単位Astronomical Unit の略で、距離を表す単位です。1.0AUは、地球と太陽の間の平均距離を示す。)ちなみにはやぶさの電源は直流。
ふーん、直流なんだ。
そういえば、クルマも直流。でも家庭は交流。
なんでそういう違いがあるんでしょうね???
誰かご存知ありませんか?
キットでは次のようになっています。

写真右側が太陽電池の裏側ですが、ここに細いモールドが施されています。
これが厄介。
電池裏面は黒いのですが、このモールド部分のみ白いのです。
これをどう再現するか。
はやぶさ製作者なら誰でも悩むこの問題。
私の案は、先ほどの極細ペンを使うというもの。
ということで試しにやってみました。

だめだ。太すぎる。
0.7ミリではダメですね。0.2ミリくらいでないと。そんなペンあるのかな?
うーむ、これまた困った。
明日、ハンズで物色してこよっと。
ということで、ちっとも進まない製作記。
第4回をお楽しみに~(´▽`)ノ
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Posted at
2010/10/25 00:47:35