
昨日の「微粒子はイトカワ由来」というニュースの興奮冷めやらぬ中、またもや「はやぶさ」がやってくれました。
いや、正確にははやぶさプロジェクトチームがやってくれました。
その年に話題になった優れたチームを表彰する「チームワーク・オブ・ザ・イヤー2010」の最優秀賞に小惑星探査機「はやぶさ」プロジェクトチーム(JAXA)が選ばれました!
おめでとうございます!
地球からはるか離れたはやぶさを操るという作業は、とても1人や2人でできるものではありません。
かといって、人数が居ればいいというものでもない。
やはりひとつの目標に向かってみんなで突き進むためにはチームワークが大切です。
先日の講演会でも、川口プロジェクトマネージャーは仰っていました。
はやぶさとの通信が途切れたとき、それが長く続くとどうしてもチームの士気が落ちる。
しかしそうしないためにも、可能性のある解を求めるための研究会を意図的に増やすこととしたそうです。
もうひとつはポットのお湯を毎日入れ替えること。仮にポットのお湯が沸いていないと、来客が「これではダメだ」と思ってしまうからだそうです(笑)
このエピソードからも分かるように、まとめ役たる者、ユーモアを忘れずに、ということが大切ですよね。
んー、含蓄のある話だ。
また、チームの方いわく「川口さんは出来るかできないかギリギリの課題を出してくる」のだそうです。
これなんか、その仕事のことをかなり分かっていないと、そういう指示は出せませんよね。
んー、これも含蓄のある話だ。
仕事では私も、部下を引っ張っていく立場。
こうした話しは簡単にスルーで来ません。
ちょっと前のチリの落盤事故の話もそうでしたが、リーダーシップについて、より深めていかなければという思いを強くさせていただきました。
それもこれもはやぶさのおかげですね。
改めて言おう。
はやぶさ、ばんざーい!
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宇宙ネタ | 日記
Posted at
2010/11/17 23:25:31