2日遅れのブログアップです。
一昨日の夜は、ふたご座流星群の極大日。
当日は飲み会が入っていましたが、早々に切り上げて帰り、撮影の準備に入ります。
カメラはもちろんこちら↓
PENTAX K-30&18-55mm&アストロトレーサーです。
さらに、補助機材として三脚とイスと、ちょっと前にポチッたレリーズも準備。
当日はK-30の初陣だったので、事前にガイドブックも買い込んで、備えました。
まずはGPSユニットの精密キャリブレーション。
カメラ本体にアストロトレーサーを取り付けた状態で、マニュアルにしたがってカメラをぐるぐると回転させます。この作業により、GPSユニットが自分の位置を認識するようですね。
と、わずか10秒程度で作業終了。
デジイチの世界ではキヤノン&ニコンの2TOP全盛時代にあって、あえてPENTAXを選択したのは、このGPSユニットが使えるからですが、星を点像として撮影するための機材としては、赤道儀が一般的です。
GPSユニットと赤道儀の違いは何か。
主に3点あると思います。
・機材そのものの大きさはGPSユニットのほうが、遥かに小さいこと。
これは今後、キャンプ場などでの星空撮影をする際、少しでも荷物を減らすためには無視できない要素です。
・撮影までの準備作業が簡単であること。
赤道儀は、そのつど北極星を探し出し、赤道儀で正確に捉えることが必要ですが、GPSの場合、わずか10秒程度のキャリブレーションのみ。これは楽チンです♪
・真北を捉えられること。
一般的に北極星は動かないとされているので、赤道儀はこれを捉えるようにしていますが、実は地軸は北極星の方向から微妙にずれています。GPSの場合、そのずれをなくすようにしてくれるので、より精密な撮影ができることとなります。
さて、うんちくはこのくらいにして、と。
撮影場所ですが、飲酒後に遠くまで行くことはできないため、自宅の庭にすることにしました。
光害が気になったのですが、ま、仕方ないかと(^_^;)
自分の持っている最強の防寒具をフル装備して、いざ出陣。
そらくんと一緒に自宅の庭から見えた星空はこんなでした。

冬の星座の代表格、オリオン座(三ツ星を中心とした縦長の長方形)が見えると思いますが、その左上のあたりがふたご座になります。画像では確認できないですね(^_^;)
三ツ星の下にあるM42星雲もくっきり写っていますが、残念ながら、流星群を画像に収めることは出来ませんでしたorz
(ちなみに画像ごとの撮影情報は掲示板に記載してあります。)
しかし、これほど簡単に、しかも自宅の庭から、これほどの高画質の星空が撮影できることに、本当に驚きました。
あ、肝心の流星群ですが、10個くらい見えましたよ。
そのうち、2個は割りと大きかったですね~。
約1時間の撮影を終えて、機材の片づけをしていた丁度そのとき、オリオン座の中心部を流星がひとつ、流れていきました。
あぁ、もう少しだけ撮影を続けていればなぁil||li _| ̄|○ il||l
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Posted at
2012/12/15 18:23:49