昨日のことですが、上の娘が「Let it beが聴きたい」と言い出しました。
早速大スマホを取り出してようつべ検索。
でも、映像が表示されません。
ビートルズの他の曲も同様の状態。
ん~、著作権管理の関係かな・・・。
そして今日、レンタル屋さんで借りてきました。
懐かしのナンバーが27曲も入っていてお得♪
といったところで、ふと思い出したことがあります。
私の好きなアーティストの一人・篠原美也子さんのこと。
詳細は
彼女のブログに説明されていますが、概略は以下のとおり。
あるとき、篠原さんの曲が盗用されていることが発覚したそうです。
篠原さんは早速スタッフの方々と相談し、著作権法違反についてはレーベル・出版社に対応していただくこととする一方、ひとつ提案をすることにしたそうです。
提案とは
「あらためて正式に歌詞を提供するので、クレジットをちゃんと直してジャケットだけ印刷し直して、タイトルもそのままで、これからも歌いませんか」というもの。
結局、盗用者からは
「二度と歌わない」という謝罪の言葉が返されただけのようです。
しかしこの話には、「
後編」があります。
アーティストが書いた詩や曲は、JASRACに登録しておけば、著作権を管理してくれるというイメージがありますよね?
実は間違いだそうです。
JASRACは登録された詩や曲を管理するだけで、著作権は自分で守ってください、という組織なのだそうです。
詳細説明は先程のリンク先を見ていただくこととして割愛しますが、この事実はかなり衝撃的でした。
なんだ、JASRACって人のふんどしで相撲とっておいて、中間マージン稼いでるだけの組織ってことなのか、と。
つまり、登録する意味って、マスコミ等が何かの曲を使いたいときに、JASRACに行けばいろいろあるよってことくらいでしょうか。
どうせ著作権は自分で管理することになるのだから、一定以上にメジャーになってしまえば、登録なんてしなくても何ら問題ないってことでしょうか。
JASRACのホームページには、「事業の目的」として以下の様な表示があります。
音楽の著作物の著作権を保護し、あわせて音楽の著作物の利用の円滑を図り、もって音楽文化の普及発展に寄与すること
いやいや、著作権の保護はしないんでしょ?
しかも登録はしておきながら、誰の作品なのかの証明もしないと。
驚きました。
こんな商売が成立しちゃうんですね。
いわゆる「既得権益」ってやつでしょうか。
世の中複雑にできてるなぁ・・・。
そんなことはさておき、私が最近よく聴く篠原さんの曲は「冬の夜」。
滂沱の涙。
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もろもろ | 日記
Posted at
2015/04/05 22:36:54