3大流星群の最後を飾るのは「ふたご座流星群」。
例年、12月中旬に極大日を迎えます。
今年の場合12月13日(木)でした。
でもその週であれば一定数は観測できるとのことだったので、思い切って見に行くことにしました。
出発は14日(金)の15時半頃。
午後からの会議を終え、そそくさと職場を後にし、急いでシャトルに乗り込んで高速をひた走ります。
行き先は三重県の志摩半島。
道中は渋滞ポイントの四日市付近も順調に抜けることができ、現地には19時頃に到着しました。
まずは夕飯の準備。

今日はキムチ鍋&日本酒(カップ酒)で体を温めます。
外気温は5℃。
しかも風が強めです。
寒さ対策として持ってきた焚き火セットも出動!
この時間は半分くらい欠けた月が出ていましたが、それでもなお3等星くらいまで見えるほど、このあたりの観測条件は良好です。

太平洋に映る月影も美しい…
しかしせっかく流星群を見るなら月が没した後のほうがいい。
それまで、おいしい食事と好きな音楽を楽しみながら、その時を待ちます。
ぼちぼち22時。
月も沈みました。
自分の周り360°のうち180°は海。残りの180°は数個程度の街路灯があるのみです。
街路灯の光を避けて暗い場所に椅子を置き、夜空を見上げると、そこにはまさに満天の星、星、星…
素晴らしい…
と、感動に浸っている間もなく、すーっと流れ星が。
あっと思った瞬間、また流れます。
立て続けに3つも。
しかもそのうちの一つは、腕を前方に伸ばした先で手のひらをいっぱいに広げた状態での、親指と小指の先端の距離の2倍以上もの長さを光り続けていました。
今まで私が見た中で、最も長い尾を引いた流れ星でした。
その後もたくさんの星が流れては消えていきます。
中には水平線の下へ消えていくものも。
そんな流れ星なんて、初めて見ました。
小一時間の観測の間に、なんと26個もの流れ星を確認することが出来ました♪
これまた自身最高値。
まさに2018年の最後を飾るにふさわしい流星ショー。
観測中は感動しまくりで、真冬並みの寒ささえなければいつまでも見続けていられるだろうと思えるほどでした。
唯一惜しむらくは、愛機PENTAX・K-30が露出異常により修理中だったこと。
次回の観測時には、しっかり働いてもらいましょう。
って、もう来年も行く気になってますが(笑)
ブログ一覧 |
宇宙ネタ | 趣味
Posted at
2018/12/16 23:59:23