ガンダム40周年とかガンプラ40周年とか言っていますが、イマイチ盛り上がりに欠けると感じているのは私だけでしょうか…。
そんな中、みん友のろあの~く。さんの情報によると、愛知県の刈谷市夢と学びの科学体験館のプラネタリウムで「ガンダム新体験 ‐0087‐ グリーンダイバーズ」が上映されるとのこと。
これは行かねば。
行きました。
施設は刈谷市交通児童遊園の脇にあり、館内では小学生向けワークショップなどがたくさん催されています。
そんな子どもたちの歓声の中、ガノタのおっさんがひとりプラネの鑑賞券を買います。
ちょっと恥ずかしいザクとは違う(*^^*)
でも館内にはこんな展示も↓
どうやら館長さんはガノタのようです。
少しほっとするザクとは違う(*^^*)
そしてプラネへ。
上映最初の15分間は今夜の星空の生解説があり、その後、ガンダムが上映されます。
ネタバレは避けますが、アムロの乗るゼータ3号機が出てきたりガウ改が出てくるなど、なかなか興味深く、内容も大変よくできています。
主人公の少年少女2名が、真空が人体に与える影響や救命艇が再突入する際の角度について詳細に説明するなど、とても子供向けとは思えないしっかりした作りでした。
ただ、宇宙空間の恐ろしさを説明するのが中心だったため、これを見た子どもたちが「宇宙は怖いところだから、行くべき場所ではない」と感じてしまうと残念だなと感じました。
2001年に作成されたプログラムなので今更ですが、リメイクやVer.2が作られるなら、宇宙の恐ろしさと同時にフロンティアであるなどの前向きな見せ方もあるといいのではないかと思いました。
同時に感じたのは、プラネ投影機の機能。
私はほぼ毎月名古屋市科学館のプラネを鑑賞しています。その売りの一つは「リアルな星空の投影」。
学芸員さんたちが大変なこだわりを持っていて、投影機の機能を落としてでもリアルな星空を映し出したいと考えているとのこと。
投影機はカール・ツァイスのユニバーサリウムIX(9)型で、収容人数は350人。
一方、刈谷のプラネ投影機はクロノス2というコンパクトな機械で、収容人数も140人。
一般的にプラネ投影は、最初に街なかの明かりでの星空を映し、その後山奥に行ったという体での星空に切り替えます。その瞬間、場内から「わー♪」という歓声が上がります。
でも、実際の山奥の星空を何度も見ている私からすると、名古屋のプラネで見る「山奥の星空」はずっと違和感を感じていました。
経験上最も多くの星が見えたのは和歌山県の潮岬にある大島リゾートか三重県にある志摩オートキャンプ場ですが、それでも名古屋のプラネほどには見えません。
しかし今日行った刈谷のプラネは、「これこそ山奥の星空だ!」と思えるもの。
6等星まで映していると説明していましたが、決してくっきりと見えない天の川の感じなど、まさに実際の見え方そのものでした。
プラネ室内に入った瞬間、「小さな投影機だな…」と思ってしまいましたが、決して馬鹿にできるものではありませんでした。
刈谷市さん、ごめんなさい。
そうそう、グリーンダイバーズは12月1日までの期間限定上映。
お近くの方もそうでない方も、機会があればぜひ!
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Posted at
2019/10/19 21:20:41