ジオラマ製作、今回はまず小物類の製作を紹介します。
最初に手掛けたのが輸送艦に搭載する貨物。

コンテナは2mm角棒、ガスタンクは2mm丸棒から切り出します。
ちなみにコンテナは72個作りました。しんどかった…。
完成したのがこちら↓

ガスタンクは移送用の台車に載せてあります。
次に補助船舶。
港には大きな船が寄港した際、様々な小舟が燃料の補給を始めとしたメンテナンスなどを行います。
今回作ったのは運貨船。
ムサイのエンジンブロックのパーツから切り出して船体を作りました。

宇宙世紀でも防舷物はタイヤを使っています(笑)
あまり宇宙船らしくないフォルムになってしまいましたが、スクラッチした努力だけ認めてください(笑)
同様の工法でガス輸送船も作りました。
次に要塞らしさを演出するため、砲台を作ります。
宇宙要塞の砲台がどのような形状なのか、どれだけ調べても資料などは見つからなかったので、完全オリジナルです。
大砲や機銃などは、メカコレヤマトのパトロール艦とウォーターラインシリーズのジャンクパーツから拾いました。
今回のジオラマでは舞台裏面でア・バオア・クー内部も表現します。
そこにはMS格納庫も再現するので、旧キット・ガウに入っていた1/1200ザクをレジンで複製します。
そして電飾。前回はLEDの光がスポット的になってしまうところまででした。
LEDには百均のチップLED×5を使っていますが、そもそも暗い。なのでやり直すことに決め、ちゃんとしたLEDを買ってきました。
でも私は電飾初心者。基礎的な知識すらほとんどありません。
まずは手持ちLEDのチェック。

画像左のように単3電池1本をつないだところ点灯せず。LEDが切れているのかと思いましたが、どうやら一般的なLEDは電圧が3V必要なようです。
豆電球などだと、電圧が低ければぼんやり光るということになりますが、LEDは一定幅の電圧がないとまったく光りません。
よって画像右のように2本直列につなぐと光ってくれました。

今度は画像左のように2本の単3電池に2つのLEDをつないでみました。これも光ります。
画像右はLR44ボタン電池。これは一つで1.5Vなので2つで光るようになります。
CR2032ボタン電池は3Vなので、一つで光ります。
電流・電圧や電飾などをググっていたところ、百均置き時計を使ってLED点滅システムが作れることがわかりました。
早速ひとつ買ってきて分解。
中に入っている基盤を取り出します。
基盤には時計の電池ボックスにつながっていた端子と、小さなコイルにつながっていた端子がそれぞれ2つずつあります。
電池ボックスの側にはCR2032をつなぐので、そのための配線を付けます。
コイルにつながっていた方にはLEDをつなぐための配線を付けます。
合わせてはんだ付けの練習。
小惑星探査機はやぶさを作った時に少しやって以来、何年ぶりだか…。
でもネット動画で勉強しながらやっているうちに少しずつできるようになってきました。
電気を通す接着剤がないか調べましたが、あるにはあるものの高いんですよね~。

CR2032の電池ボックスをどうしようか考えました。買ってくるのが一番早くて確実なのですが、なんとなくもったいない。
自作するのはめんどくさい。
要は線と電池がつながってればいいんだよね?という安易な発想で、画像のように紙を絶縁体に使ってクリップで挟むことにしました。
こうしてLED点滅システム完成↓

百均置き時計の回路は1秒毎にプラスとマイナスが入れ替わるように作られているようなので、画像の6個のLEDを3つずつに分け、それぞれの電極を逆に付けてやれば、1秒毎に交互に3つずつ光るようになります。
さて、こんな感じで少しずつ作業進行。
次回はいよいよ完成編です。
期待せずにお待ち下さいm(__)m
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Posted at
2020/01/26 08:55:35