久々の連投です。
やはり引きこもりっぱなしの大型連休だと作業が進みますね(笑)
以前に作った海面の試作1号はダメダメだと感じたので、2回めの試作を行います。

右舷側はスカイブルーを塗る前にスカイグレーとホワイトを塗り重ねたものなので、スカイブルーの発色がきれいです。
ただ、艦首によって起きた波の形状(左舷側)が納得いきません。

試作1号(画像上のもの)との比較。
1号では青にフラットブルーを、2号ではロイヤルブルーを使っていますが、海の深みを考えると、ロイヤルブルーのほうがよいと感じました。
ただ、波の起き方はいずれもダメダメです。

試作3号です。
今回は艦首によって切り裂かれた波のラインを強めに意識してみるとともに、波立っていない海面部分をより穏やかに表現しました。
完璧とまではとても言えませんが、とりあえずそれっぽい形にはなったかなと思うので、この作りで本番に臨もうと思います。

まずはジオラマベースの上に石粉粘土を塗ります。
石粉粘土はダイソー製品を使いました。
100均だとSeriaでも扱っていますが、Seria製品は硬化後にかなり固くなるので、比較的細かい造形がしたい場合に向いている一方、最初に形を作る際にも割と硬めの印象です。
ダイソー製品はその逆の性質を持っています。また硬化後の削り込みやヤスリ掛けなどを行うと毛羽立ったような状態になってしまいます(Seria製品はそのようなことはありません)。
今回は塗りつける段階で比較的細かい形を整えたかったので、ダイソー製品を選択しました。
さらに波の細かい表現を行うため、小さくちぎったティッシュを木工ボンドに浸して所々に配置しています。

粘土硬化後、まずはロイヤルブルーを全体に吹き付けます。
これまで私が作ったジオラマベースは粘土の周囲にプラ棒などで枠を作り、台座と枠は黒で塗っていましたが、今回はそのようにせず、台座も含めてすべてロイヤルブルー一色にしています。
これは枠を作ると「額縁的」になってしまうかなと思ったためです。
次に波だった部分の下地にスカイグレーを塗り、その上からホワイトを塗ります。
それぞれの色を塗ったあとには必ずクリアを吹いています。

ホワイトの上にスカイブルーを塗り重ねます。
さらにその上からホワイトのドライブラシを行います。
ジオラマベースはこの後もう少し作業を行う予定ですが、いったんここまでとして放置します。
ジオラマでは敵艦の弾着による爆発を表現しようと思っています。
爆発部は綿を使いますが、3種類を試してみました。

左からSeria、薬局、手芸屋の商品です。
Seriaと手芸屋のものは綿の繊維方向がランダムになっているとともに、少し硬めな印象であり、塊のようなものを作るのに適していると感じました。
薬局の脱脂綿はシート状になっているので塊を作るのは困難ですが、繊維が細かく、一方向に揃っている作りでした。
爆発のような鋭角なものを作る場合は、脱脂綿が適していると思われます。

試作1号です。
石粉粘土で芯を作り、その上から脱脂綿を貼り付けます。
脱脂綿は、シートの状態から繊維方向と平行に引っ張り、それによってできた鋭角を爆発の上方向になるように貼り付けています。
もう少し練習は必要ですが、この方法でなんとか形にしてみようと思います。
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Posted at
2020/05/09 21:11:48