
先日の戦艦榛名製作開始ブログの中で
「これからは艦船とガンプラをそれぞれ一つずつ同時並行で」と記載しました。
いろいろと罪はありますが、悩んだ挙げ句選択したのはザクレロ。
←の画像は、キットに入っている1/550ザクレロ・通称チビレロです。
しかしこのザクレロ、説明書片手にランナーをチェックすると、なかなかすごいキットでした。
現在の目で見た場合、旧キットの課題の一つは「関節がすぐに緩む」こと。
設計もCADなどではなく、金型製作も現在ほど精密に作り上げる技術はない時代なので、その意味では当然です。
しかしこのザクレロでは、↑の画像に示すように各関節にスプリングを仕込むことによって関節の緩みを防止するとともに、任意のポージングで固定できるというアイデアが具現化されています。
設計者のザクレロ愛を感じますね。
また1/550ガンダムは情景模型シリーズの他、アッザム、ブラウブロでキット化されていますが、中でもザクレロに同梱されているガンダムは非常に精緻に作られていて素晴らしいモールドです。
これまた設計者のザクレロ愛を感じますね~。
今頃気付いたのですが、MAモードのBパーツってガンダムの背中側に垂直尾翼が立った状態でドッキングしてるんですね。
Gアーマー状態でのガンダムは機体上面側にガンダムのお腹側が来るので、MAモードからGアーマーにはなれないことになります(笑)
ていうか、Bパーツはガンダムがどっち向きでもドッキングできるんだ(笑)
閑話休題。
ザクレロのランナーでもう一つ気付くのは、ディスプレイベースにアイテム名の彫刻がないこと。私の知る限り、ベースには必ず「ムサイ」とか「グラブロ」などのアイテム名が入っています。でもザクレロには無い。
なぜだ!?
「旧キットだからさ…」という答えにならない答えが返ってきそうですが、恐らくアイテム名を彫刻するといかにも子供向けになってしまうという事態を避けたかったのではないでしょうか。
これまたザクレr(ry
そんな愛に溢れたこのアイテムをどう料理するか。
ザクレロの改造例を何度もググり、どうしたらカッコよくなるか思案を重ねました。そのテストベッドとしてチビレロを活用します。
カッコ悪いとされる原因の一つに「本体と2基のバーニアのバランスが取れていない」ことがあるのではないかと考えました。物理的に考えても質量のある本体とは異なる動線にバーニアがあるため、このままバーニアを吹くと上向きにくるくる回ってしまいそうです(笑)
まずはその配置について検討。

本体真後ろに付けた場合と真横に付けた場合です。
うーむ、あまりカッコよくならない…。
カッコ悪い要因は他にも
・ヒートナタはダサい
・両目が複眼
・機械獣的な口
などが挙げられると思います。
しかしこれらを全て修正してしまうと既にザクレロではなくなってしまうのではないか…。そんな不安もよぎります。
うーむ、手強いぞザクレロ。
方向性を全く変えてしまって、2本の腕を地面におろして「伏せ」のような姿勢にするとホワイトベースにも似たフォルムのような…(笑)
その状態で大きな口から長い舌を出してビックリドッキリメカを発進させるとか(笑)
そのメカの役をチビレロにさせつつ、さらにチビレロの口からさらに小さなチビレロが出てきて、さらにその小さなメカからさらにさらに小さな…(以下無限ループ)
などとくだらない妄想もしましたが、やはり「カッコいいザクレロ」への思いを捨てきれません。
はっ!
これがザクレロ愛なのか?
そうなのか?
などと自問自答の続く日々。
いっそのこと罪の中に戻して別アイテムを作ろうかな~(爆)
ブログ一覧 |
ガンプラなど | 趣味
Posted at
2020/11/16 21:19:30