少し前のブログでそらくんがガンになったと報告しました。
切除手術直後の姿がこちら↓
そして先週の土曜日に包帯を取ってもらいました。

そこで検査結果を教えてもらいましたが、やはり悪性腫瘍が進行しているとのこと。
犬の場合、人間のステージに当たるものとして3段階の「グレード」というものがあるそうです。グレード1が初期、3が末期。そらくんはグレード2ですが、3に近い方だそうです。
ガンの種類は肥満細胞腫
(太っているからガンになるというものではありません。そらくんの名誉のために)。犬の場合、人間のそれのようにガン細胞から触手が伸びるのではなく点状に広がっていくのだそうです。そらくんのガンは既にリンパにまで行ってしまっていました。
治療法は抗がん剤が2種類、免疫力を高めるサプリ、何もしないの4択だそうです。
そして受けた余命宣告は「4ヶ月」。
短いです。
すぐに来てしまいます。
そうとは知らぬそらくんは、切除手術翌日と翌々日はしっぽも垂れて左前足はびっこを引いて食欲もなく水すらあまり飲まないという元気の無さでしたが、その後は徐々に取り戻し、1週間後には庭を走り回る姿すら見られるほどになり、とても重病とは思えないほどです。
でも現実は襲ってきます。
諦めきれない。
諦めたくない。
実はそらくんのガンに気付いたのは職場で柴犬の話をしていた時のこと。
その人の柴ちゃんは胸のあたりから血を流し出したので病院に行ったらガンだったそうです。幸いお知り合いの獣医さんに診てもらい、亡くなるまでの短い間はしっかりと看病できたとのこと。
その人から「ウチが診てもらった先生を紹介しましょうか」とお申し出を頂いていました。ありがたくお願いし、数日後にその先生へ連絡すると「あぁ、家内から聞いてます。いつでも来てください」と優しい言葉を頂いていました。
そして週が明けた今週月曜日、早速検査結果を持ってその先生に見せに行きました。
先生:
肥満細胞腫は柴犬にはよくありますね。しかもできたところが足。お腹などならばその周り4cmくらいを余計に切除しますが、足は肉が少ないのでそれができない。必然的にガン細胞が残ります。この検査機関は信頼できるところですし(医学書を見せながら)ここにも余命は4ヶ月とあります。無論平均値ですが。
ザク違:
そうですか…。では今後ですが、私達としてはそらくんに苦しんでほしくない。先生ならどのような方法が考えられますか。
先生:
うーん、既にリンパまで行っているので、どの選択肢をとってもそんなに長くは生きられないでしょう。抗がん剤はお金もかかるし犬もつらい思いをします。それ以外だとステロイドを処方するくらいですね。いずれにせよ今後は痛みが増して下痢を起こしたりします。何らかの症状が出た際に対症療法的に薬を処方するという方法もありますね。
ザク違:
分かりました。ありがとうございました。
そらくんや私達がどれだけ頑張っても、4ヶ月が2年や3年に伸びることはないようです。ならば、あと私達にできることと言えば、少しでも美味しいものを食べてもらい、少しでも楽しいと思ってもらえるようにすること。
今日、再び施術してもらった獣医さんに行き、抜糸してもらいました。
傷口などを舐めないように付けているライオン状のエリ巻きもじきに外して良いとのこと。
薬は免疫力を高めるサプリをもらってきました。
先生曰く、これを飲んだ柴犬が1年6ヶ月ほど生きた例もあるそうです。
とりあえずの目標は再来月9日のそらくんの誕生日を無事迎えること。
おっとその前に、そらの大好きなキャンプに行かなきゃ。
昔は家族みんなで和良川公園オートキャンプ場に行ったね。
そして川に入って気持ちよさそうにしてたね。
川はまだ入れないけど、心地よい風に吹かれながら久しぶりのキャンプを楽しもう♪
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柴犬そらくん | ペット
Posted at
2021/04/10 21:37:49