2000年9月の東海豪雨でこの地方は甚大な被害を受け、当時私はその復旧関係の仕事に携わりました。結果、多くの残業代を得ることとなり、「自分へのご褒美」としてグランドセイコー(約30万円)を買いました。
以来約20年。
10年経過あたりでオーバーホールをしてもらいましたが「どこも悪くないです!」と言われました。これまで大きな傷が付くことも無く、正確に時を刻んでくれています。
さすがGS。
でも最近はブレスレットの留め具が少し外れやすくなったかな。ま、仕込んであるバネがヘタってきたのでしょう。正常な消耗だと思います。
と思っていたら…
留め具の溶接が取れました!
さて困った。一生モノとして買ったけど修理すると高いだろうし。
とりあえず強力瞬間接着剤で付けてみましたが、1時間も持たずに再び外れてしまい…orz
いっそ買換えか?と考えて新品を物色するも、やはりいいものは高い…orz
そして名古屋市中区大須に修理屋さんを見つけたので早速訪問。
ザク違
「これ取れちゃったんですけど直りますか」
店員
「あー、溶接部分ですね。ステンレス溶接だと1箇所3万くらいですよ。」
ザク違
「3万!?」
店員
「グランドセイコーはウチでは扱えないんで、専門店に行かれた方がいいですよ。」
部品交換なら技術料もさほどではないかもと考え、名古屋の松坂屋へ。久々の百貨店はセレブな雰囲気がバリバリで、ヘタレをやぢは少し気後れ(笑)
ザク違
「これ、直りますか?」
店員
「修理ですね。専門の窓口へご案内します」
そこまで歩く間も店員さんは「長く大切に使われているようですね」などと適当に話しかけてくれます。
さすが百貨店クオリティ。
修理担当からは以下を伝えられました。
・三つ折部の交換になる
・三つ折部近くのパーツも交換した方がよいかもしれない
・見積りは約32000円
さすがGS、修理も高い。
約10日後、修理完了の連絡を受けて取りに行くと、三つ折部の交換のみで約25000円でした。

修理に出している間、つい左腕を見てしまう瞬間に寂しく感じたりもしましたが、やはり愛機が戻ってくると嬉しいものですね。
「GSはこの破損で終わりではないのだよ。考えてもみろ、セイコーが取り替えてくれた部品を…GSはあと10年は戦える!!」
ブログ一覧 |
もろもろ | 日記
Posted at
2021/12/17 23:43:59