今年の冬は寒い日が続いていますが、今日は久々に暖かかったのでイフリート改のエンジンオイルなどを交換しました(整備手帳参照)。
その後はがっつりインドア。
めでたくG3ガンダムも完成したので、久しぶりに桑製作記をアップします。
前回製作記がクリスマスイブだったので、3週間くらい間が空いてしまいましたが、この間も牛歩で作業は行っていました。
前回は、いったん作ったジオラマベースが気に入らず、表面をすべて引き剥がして石粉粘土を塗り直したところまででした。
作り直しを決定した理由は、航走波が大きすぎるという点に加え、船体から油漏れを起こしている状況を再現したかったこともあります。
その油漏れの表現を実験します。
まず試したのは黒色レジン。
DAISOで小さなボトルを買ってきてテスト用海面に塗布し、紫外線照明を当てます。
当てます。
当てます…。

と、どれだけやっても固化しません。
ザク違
「何故だ!?」
シャア
「坊やだからさ」
いえ、そういうことではありませんw
調べてみると、黒レジンは表面でほぼすべての光を吸収してしまうので内部まで光が通らず、結果、かなり薄く塗布しないと固化しないようなのです。
こりゃダメだ。
油の表現としては若干のカタマリ感=ちょっと膨れたように見える表現を目指しているので、レジンでは難しいと思われます。
よって黒のアクリル絵の具と透明ジェルメディウムを混ぜて塗布してみました。
こちらは順調に固化してくれて、カタマリ感も若干ですが感じられたので、この方法に決定。
塗り直した石粉粘土も固化したので、その全面にロイヤルブルーを筆で二度塗り重ね、クリアを吹いた後、クリアグリーンをところどころに吹き、さらにクリアを吹き重ねます。
その上から航走波部分にスカイブルーを塗り、その上からクリアグリーンを重ねます。
白く波立つ部分にはスカイグレイを塗った上からツヤありホワイトを塗ります。

↑の右側は白い部分との境目をドライブラシでぼかした状態。
まずまずかな。
この時点では航走波内の細かい波は入れません。
その後、ジェルメディウムを二度重ね塗りします。この段階では波立たせた表現は行わず均一に塗ることで、作業効率をあげます。

特に寒い時期はメディウムが透明化するのに時間がかかるので、前回製作記から時間が経ってしまったという事情があります。
二度目に塗ったメディウムがほぼ透明化した段階でいよいよ船体を据え付けます。このとき粘土で作ったベースと船体の間に隙間ができるので、そこへ細く切ったティッシュを詰め、水溶き木工ボンドを針の先に伝わせて流し込み、ホワイトで塗ります。

この方法は龍田改二の際に試行して割とよかったので、今後の定番工作になりそうです。
この状態まで来たら油漏れの表現を行います。

桑は2番主砲付近に直撃弾を受けたようなので、その衝撃により左舷側から油漏れを起こしたということにします。なお、こうした事実があったかどうかは不明であり、また重油タンクの位置が分かる図面などの資料もないので、あくまでもジオラマとしての表現です。
その後メディウムの仕上げ塗りを行い、透明に固化したら船体に余分に張り付いたメディウムを慎重に剥がします
こうして海面の工作は終了したので、ジオラマベース裏面から電飾ユニットを装着します。
点灯テストも成功。
完成時の燃え(萌え?)具合が楽しみになってきました♪
フネの工作ですか?
こちらも牛歩で進んでいるので、また後日報告します。今しばらくお時間をくださいませm(_ _)m
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Posted at
2022/01/16 16:42:08