小説版ガンダムに刺激されて製作したG-3ガンダムは、自分なりに一定の満足度が得られる作品となりました。
次に作るのは予告通りホワイトベース。
でもホワイトベースとして作るのではなく、小説に出てくるペガサスJr.として作ります。
小説では当初ブライトやアムロたちはホワイトベースタイプ強襲揚陸艦の1番艦・ペガサスに乗っていましたが、テキサスコロニーでの戦いでガンダムとともに沈められます。
その後新たに乗艦となったのが2番艦ペガサスJrで、この艦でサイド3本土決戦に臨むことになります。
まずは小説版での表現からチェック。
どのようなシルエットなのかが分かる表現はあまり多くありませんが、↑にあるように概ねTV版ホワイトベースの形状と同様であり、加えて両翼は「太陽電池を埋め込んだ放熱板」とされ、バーニアも設置されています。
残念ながらペガサスもペガサスJrも挿絵が入っていないため、具体的な形状は不明です。
ちなみにこちらはORIGIN版のホワイトベース。

全体のシルエットはTV版ホワイトベースに似ていますが、細部は色々と異なる部分が見られます。
また「ガンダム公式大百科事典」ではホワイトベースの5面図が載っていたので、参考にしようと思います。
そしてキットのチェック。
先程の5面図をキットと同じ大きさにして印刷し、各部のサイズ感を確かめます。ホワイトベース製作で一般的に行われるのはモビルスーツデッキの前方延長ですが、5面図とキットを比べると全く同じサイズだったので延長の必要はありません。
他の部分も大半は問題ありませんが、船体前方の斜めになったライン(モビルスーツデッキの付け根付近)はキットのほうがより鋭角になっていました。
また艦橋基部の前後長もキットのほうが2mmほど短いようです。
さてここまでの考証を行った上でいよいよ工作。
まずは各パーツに施されたパネルラインを瞬間接着剤ですべて消去します。
キットのモールド幅は0.25mmくらいですが、これを2400倍すると60cm。そんなに広く鋼板の隙間が空いているとは思われないので、0.1mmに彫り直す予定です。それでも24cmの隙間ですが…(笑)
合わせて艦橋前にある主砲カバーも削り取りました。
今回はここまで。
しばらくは表面処理作業が続くので、次回アップまでしばらく間が空きそうです。桑製作も牛歩で進んでいるので、そちらの報告が先になるかも知れません。
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Posted at
2022/01/30 08:43:41