駆逐艦桑も完成したので、ペガサスJr製作に戻ります。
艦船続きですねw
まずは船体の甲板部の工作。
艦橋前にある主砲はカバーがモールドされていますが、今回は主砲が見えた状態にするので、カバー部をカットして開口部を整形します。

裏面に1mmプラバンを裏打ちして主砲設置部の床を作り、さらにその前端部分の段差をプラペーパーで埋めます。
ここでホワイトベース級の艦種について検証します。
キットの箱絵に書かれた艦種は「宇宙空母」。
確かに備砲は連装主砲1基とカタパルトデッキ両側の連装メガ粒子砲が2基。
戦艦グワジンは連装メガ粒子砲3基、連装メガ粒子副砲10基。
機動巡洋艦ザンジバルは連装メガ粒子砲1基、固定メガ粒子砲4基、偏光型メガ粒子砲4基、連装主砲1基。
巡洋艦ムサイ級は連装メガ粒子砲3基。
これらの口径や出力などははっきりしませんが、いずれにせよホワイトベース級がさほど重武装でないことは言えると思います。
また搭載MS数はホワイトベース級が6機以上(諸説あり)、グワジンは不明、ザンジバルが6機以上(諸説あり)、ムサイ級は6基。
空母と言うにはホワイトベース級の搭載数があまり多くない印象ですが、ジオンは艦船にMSを搭載することを早くから考えていたこと、連邦のマゼラン、サラミスともMS運用能力は無いことの2点から、連邦内部ではホワイトベース級を空母と呼んでも差し支えないと思われます。
改めて小説を読み直すと、このような表記が見られました。

ジオンは戦艦と認識していますが、連邦では強襲揚陸戦艦という複合的な用途の艦種としていることが分かりました。
戦艦としての機能もあるということなら、備砲をもう少し強化した方がよいと考えたので、艦橋前の主砲に加え、艦橋後ろにも備砲を増設することとしました。
このためのスペースをプラバンで自作。
甲板部の後端には後部ハッチがあります。
キットのパーツではそのシャッターが垂直に設置されていますが、特にラインなどがモールドされておらず寂しい印象だったので、ラインをケガいたプラバンに置き換えます。
キットのパーツにモールドされているパネルラインを埋めます。ライン埋めには久しぶりにランナーパテを使いました。これだとラッカーパテと違ってパーツ接着力もあるし、乾燥後はスジボリも決まるし、乾燥時間はかかりますが多少の盛り上げも可能です。
木馬の後ろ足に当たるメインエンジンユニットは、特に大きな形状変更などをしない予定なので、パネルラインを彫り直すため、船体同様にパネルラインを埋めます。
船体とエンジンユニットの接続は薄い板一枚となっていますが、いかにも華奢なイメージなので、ボリューム感を出すためプラ板プラ棒で5角形の板を作りました。
小説内には後部ミサイルは8発であるとの表記があるので、発射管をメインエンジンユニットに装着します。発射管はカタパルトデッキ側面にモールドされているものを複製して製作しました。
5角形パーツとミサイル発射管を設置し、パネルラインを彫り直し、細かいディテールを細切れプラバンで味付けしたものがこちら↓
おー、なんとなく精密感が出た感じ♪
この勢いで船体やカタパルトデッキなども作り込みたいと思います。
ブログ一覧 |
ガンプラなど | 趣味
Posted at
2022/02/27 17:15:15