
4月の異動後、激烈な日々を過ごしていましたが、最近少しだけ落ち着いてきました。そこで3年ぶりに開催されたホビーショーに行くことに。
こんなこともあろうかと、一般公開2日とも予約を入れてありました(笑)
開場時間の9時頃に到着すると、既に現地の敷地をぐるっと一周するほどの行列…。

最後尾に並んで会場入り出来たのは9時30分頃でした。
最初に入ったのはメーカー展示。お目当てはハセガワとアオシマのジャンクパーツ販売コーナーでしたが、今年はいずれも開催されずorz
来年に期待しましょう。
今年はコロナ対策ということで事前予約で入場制限がかけられていましたが、バンダイブースだけはものすごい人だかりでした。
私は他社も含めて新製品に興味が無いので全社スルーw
ただ一社、駆逐艦竹を発売したヤマシタホビーさんだけは立ち寄りました。
そこで社長と思しき方と会話。
ザク違「
(現在台湾メーカーと交渉中と記載のある1/350・1/700乗組員フィギュアを指さしながら)このフィギュアは、いつ頃販売になりそうですか」
社長?「
台湾メーカーは商談が早いんですよ。早ければ年内かもしれませんね」
ザク違「
1/700の25mm単装機銃で、仰角がつけられるものは作れませんか。ジオラマにした時に不自然なんです」
社長?「
ん~、インジェクションパーツの場合、厚みは0.3mmが限界なんです。ウチじゃあ無理ですねぇ」
フィギュアは欲しいと思っていたので、いい情報が得られました♪
さて次はいよいよ合同作品展。
こちらもものすごい人ですが、前回までより若干少ないように感じました。入場制限効果でしょうね。
今回は画像の前に、現地の様子を少しでも感じていただけるよう動画を貼ります。ほとんどが10秒前後の短いものばかりです。
個人的にはザク2種とデロリアンの2本と航行中の空母に注目しました。
「動画見るなんてマンドクセー」という方のために、画像も準備しました。
とりあえず私が気になったものを貼りますが、その他の画像を収めたフォトアルバムも御覧ください。
モビルアーマーが海で勢ぞろい!
この髪の毛の表現は素晴らしいと感じました。
1機の大きさは僅か1cm程度。
噴射光はLEDでないのに光っているように見えます。
1/144空母瑞鶴です。3年前は艦橋のみでしたが、かなり進んでいました。それでもまだ製作は続くようです。

作者の方とはがっつり話し込んでしまいました(笑)
静止しているのに動きを感じさせます。このような表現もあるのかと刮目。
滴り落ちる水はペットボトルの細切りにメディウムを塗ったのだとか。
大きなジオラマの一部。引きずられている兵隊がリアルです。
凍えそうな寒さが伝わってくるポージングにブラボー!
この作品、タイヤ以外はフルスクラッチです。

パーツごとに図面を引き、一枚ずつ一つずつを丹念に作り上げたのだそうです。
大きなベースの中に小さな小さな命が配置されている。こうした場面の切り取り方は大好物です。

日本人画家の川合玉堂や山元春挙に通ずるものを感じました。
魚伸さん、ほれ!w
上掲以外の写真は以下のアルバムを御覧ください。
静岡ホビーショー2022合同作品展(ガンプラ・キャラ)
静岡ホビーショー2022合同作品展(艦船・飛行機)
静岡ホビーショー2022合同作品展(AFV・車・その他)
こうした展示会でいつも思うのは、キャラクターモデル・スケールモデルを問わず、ジオラマ化もせず電飾も行わず特にポージングもしていない作品は、どれだけ手の込んだ作業がしてあっても、どれだけ素晴らしい塗装がされていても、どれだけ考証が精密にされていても概ねスルーされてしまいます。
注目度が高い作品は、音響とセットになってモーターでリアルに動いたり、まわりと比べて一際大きかったり、無数のLEDであちこち光っているなど、何かスルーされない(できない)強烈なポイントがありますね。
特にスケールモデルは可動部分が少ないので表情がつきにくく、艦船は特にその傾向が強いです。ガンプラにしても素立ちだとスルー率が高いです。
万にも及ぶ作品群の中で注目されるのは、それなりの理由があるということでしょう。
などと偉そうなことを書いてしまいましたが、所詮模型作りは個人の趣味。
「どれだけすごいか」「どれだけ精密か」などでなく「どれだけ楽しんだか」が最大のポイントです。
展示会は競って一番を決める場ではなく、この模型作りがどれだけ楽しかったかを語り合う場でもあるのだと思います。
次の1枚の写真がそれを物語っているのだと思います。

てなことを私が言うと負け犬の遠吠えに聞こえちゃいますかね~(汗)
初日にはみん友の13さんとお昼をご一緒することが出来ました。短時間でしたが模型談義が出来たのは大変楽しかったです。
また是非オフりましょう!
その際は、お互いの作品を持ち寄るとさらに楽しいでしょうね♪
てな感じで濃~い2日間が終了。
最近はツイッターやインスタなどで作品を発表するケースが多いようですが、やはり現物の迫力というのは、小さな画像で見るの全く違います。
近寄ってみたときの質感、ブラインドボックスを覗き込むワクワク感、音響も含めた作品全体、そしてそれらの製作者との楽しい会話。これらは全て現地でしか味わうことが出来ません。
久しぶりに訪れた作品展ではたくさんの刺激をもらうことができました。
これを自分の作品に生かさなきゃ、と改めて思ったのでした。
そうそう、合間を縫って城跡を4つ巡りました。詳細はフォトギャラをご確認ください。
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Posted at
2022/05/15 21:10:47