前回制作報告からだいぶ時間が経ってしまいましたが、ようやくの完成報告です。
では早速ご覧ください↓

今回はホワイトベースではなく、小説版「機動戦士ガンダム」に出てくるペガサスJrとして建造しました。小説内にはペガサスJrの挿絵は一切なく、フォルムに関するいくつかの記述があるのみなので、それを頼りに製作しました。
基本的なシルエットはホワイトベースと同様ですが、両側に伸びる主翼のオモテウラは太陽電池パネルとバーニアが装着されていることが異なります。
これに加えて作品では以下の部分を作り込みました。
・カタパルトデッキ前端部を斜めの平面に変更
・カタパルトデッキを3mm拡幅
・艦橋前にフルスクラッチの主砲を設置
・艦橋周辺に2段のデッキを追加
・艦橋後方に各種測定機器等を設置
・測定機器後方に副砲2基増設
・艦橋周辺の上甲板に宇宙用救命イカダを装着
・主翼の取付角をほぼ水平に変更
・メインエンジンブロック両側にスラスターユニット装備
・メインエンジンブロック上部に3連装ミサイル発射管増設
・船体後端部にMS等搬入用デッキを設置
特に艦橋周辺は「艦船らしさ」を演出するため、できるだけ細かく作り込むようにし、マストやアンテナ類もいくつか立ててみました。
宇宙艦船と言えど、撃沈時に乗組員が脱出する必要はあるので、救命イカダの装着は今回の小さなポイントの一つです。
最大のポイントはこちら↓
左舷のみ、カタパルトデッキが開閉できるようになっており、内部には1/2400ガンキャノン(フルスクラッチ)が発進しようとしています。この表現を行うためにデッキを拡幅しました。(それでも狭い…)
ディスプレイ用にSeriaで買ったはがき代フォトフレームを使用しました。
手前に立っている黒い棒が邪魔?
いえいえ、これはこのように使います↓
ペガサスJrとG-3ガンダム。
これこそが小説版ガンダム!
コンパクトなスペースに2つの作品を並べることができました(^^)

【作ってみての感想】
よく言われるようにガンプラの艦船シリーズは非常によくできています。素組みをしてもホワイトベースの勇姿をしっかり再現できるクオリティです。ただ如何せん古いキットなのでパーツのバリやヒケなどが認められます。それらをきちんとケアしてあげれば現在でも十分通用する作品が出来上がります。
今回は「艦船らしさ」を軸に、「ホワイトベースではないペガサス」を目指すとともに、大気圏突入しない宇宙専用艦船として設定することで細かい作り込みを行うこととしました。これについては一定の成果が上がったかなと感じています。
ただ原作からあまり大きく外れた作品にはしたくなかったので、大幅なフォルム変更は行いませんでした。よって細部は違えど「木馬」として見てもらえる作品に仕上がったと思います。
あとはガンキャノン製作は楽しかったですね。全長わずか7.5mmの極小サイズですが、遠目には十分ガンキャノンと認識してもらえるだろうと思っています。
さて、小説ベースの製作は以上で終了。
次のガンプラは何にしようかな…。
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Posted at
2022/05/21 13:35:28