お昼も近付いたので戦跡巡りを終えて横浜に向かい、みん友のシウさんと合流、久々の再会です。
まずは腹ごしらえ。
お店はベタと思いながらも中華街で選択。

いかにも中華といったお皿の大行列!
ノンアルビールも飲みながら、会話が弾みました。世間は夏休みとはいえ、シウさんは相変わらずお忙しい様子。それでも精力的に活動しているのは、剣道などで鍛えた心・技・体があるからでしょう。流石です。
お腹も膨れたので横浜ガンダムへ。
実は約1年前、ここに来ていました。その時は二等輸送艦を作るため氷川丸のデリックとウインチを見学・撮影するのが主目的だったので、ガンダムは氷川丸から眺めただけでした。
それと正直に白状しますが、これまで横浜ガンダムに興味が持てませんでした。というのも、静岡とお台場で見たガンダムはBGMが流れて首が少し動く程度。
横浜版はかなり動くらしいという情報は得ていましたが、それが見たいかと言われると…。
加えて私はジオン軍人なので連邦MSに興味が湧かなかったというのもあります(笑)
入場料1,650円はちと高いのでは…。

しかし!
現地で実物を見るとその感覚は一変しました。

ガンダムと目が合いました(笑)

見える、私にもコックピットが見えるぞ!

感動しながら撮影するシウさん。
極めてスムーズに動く全身の関節、大きく腰をかがめての膝立ち姿勢、そして最も感動したのは単に動きを見せるだけでなく、そこにストーリーがあったこと。
古谷徹氏のアムロまで出演させての豪華な演出で、ガンダム世界に深みを加えるようなストーリー展開には驚きました。
同じ感想をシウさんも持ったようで、パフォーマンスを見終わった時、不覚を取ったとまで言っておられました。それほどまでに素晴らしい演出だったのです。
会場を囲む壁面には富野監督の言葉も飾られていました。

いかにも富野氏らしい発言内容ですね。
また場内の一角に設けられた「ガンダムアカデミー」には、動くガンダムの仕組みが建造業者によって詳説されていました。
シウさんはそこへ入るとまず壁をチェック。プラダンの仕上げ具合をチェックしていたのだそうです。
またMSハンドの握る・開くの動きを再現する模型を触りながら、「この複雑な動きを一軸で再現できるのはすごいなと思ったら、とある人から『オモチャのロボットハンドも握る離すの一軸で再現してるよね』と言われました」などと発言もされていました。
このあたりはさすが理系モデラーらしさ全開!といった印象です。
ショップでは横浜ガンダム関係のガンプラなどが大量に販売されていました。私は買いませんでしたが(笑)
そして愛車イフリート・カスタムにシウさんを乗せて一路お台場へ。
車中でもガンダムや模型の話で盛り上がります。
お台場到着!
そしてユニ子さんのお出迎え!

襲撃地はもちろんガンダムベース東京。
久しぶりに見る膨大な数のガンプラは、その場にいるだけでも興奮が止まりません(笑)
この日の直前にガンベ東京限定でトロハチが発売されたばかり。ちょっと遊べそうなアイテムなので買いたいと思っていました。
またみん友・YOSSHIさんからは「ナラティブC装備があったらゲットしてきて下さい」と頼まれています。
それと会社の部下から「キャリバーンお願いします!」との依頼ももらっていました。
そして捜索ミッション開始。
早速トロハチ発見!あちこちに大量に山積みされていました。東京限定なので売り切れているかと心配しましたが、次々売れていくたびに次々補充されていて、在庫が潤沢なんだなと思いました。
ナラティブは、A装備はたくさん積んであったもののC装備は見当たらず…。
水星の魔女関係はエアリアルとキャリバーン以外のMSはたくさんありましたが、主人公機は見当たらず…。
シウさんはいくつかのキットをゲット出来たようで、二人とも自分なりのミッションは完遂できました♪
余談ですが、トロハチはこんな状況も↓

相変わらず転売ヤー健在ですね。
こんなことが続かないためにも、東京だけに山積みするのでなく、地方の模型店にも供給してほしいものです。最近のバンダイはガンダムベースやプレバン限定商品がかなり多く、全国のガンプラモデラーは困っています。一時期に比べると巣ごもり特需も若干落ち着きつつあり、店頭在庫も多少は増えつつありますが、まだまだ以前のように「模型店に行けばどのキットを買うか悩む楽しみがある」という状況にはかなり隔たりがあります。歪んだ需給関係は早期に解消してほしいものですね。
少し愚痴が入ってしまいましたが、この日はまだ終わりません。
再びシウさんと二人でイフリート・カスタムに乗り込み、川崎へ移動。
そこでみん友・YOSSHIさんと合流することになっています。
実はYOSSHIさんとはみんカラでのお付き合いは長いものの一度もお会いしたことがなく、ヘタレの私はちょっとドキドキ…。
しかし実際にお会いしてみると、なんとも優しげな表情。そしてすらっと伸びた長身。
ガルマでと同じように「私は良い友人を持った」と思った瞬間でした。
そして飲みオフ開始。
会場はJR川崎駅近くのこちら↓

3人で乾杯の後、それぞれが持ち寄った作品をテーブルに並べます。
まずはYOSSHIさんのRGズゴック。

うぉー、めちゃくちゃカッコイイっ!
全身の情報量のバランスを取るため頭部にスジボリを追加したとのことですが、曲面に直線を入れるのってすごく難しいんですよね。さすがYOSSHIさん!
シウさんは出張目的の旅行なので作品は持ってこられないとの事前情報でしたが…

ゼフィランサス、カッコいい!
シウさん作品の特徴といえば表面処理の素晴らしさ。この作品も数千番の水ペーパーを掛けたそうで、どれだけ近寄って見ても美しい表面でした。
YOSSHIさん
「私も今つくりかけのキットがあるので、参考になります」
そして私は…ガンプラを持っていきたかったのですが、ジオラマはなかなかそうも行かず、悩んだ挙げ句、代表作でもある「駆逐艦桑の最期」を持っていきました。
お二人には電飾と煙表現だけでなく、船のディテールについても注目していただけて、嬉しく思いました。
と、YOSSHIさんから
「実はまだ持ってきたんです」と。

ドアンザク!
ザク違的に注目のアイテムですが、完成品を見たのはこれが初めて。
しかもやりすぎず少なすぎない絶妙なウェザリング具合です。
YOSSHIさん
「ドアンは機体を大事に使う人なので、あまり汚れていないと思うんですよね」
うーむ深い、深いぞ。大きく頷くザクとは違う。
ザク違
「そうなんですよ、フネでも日本海軍は規律が厳しくて、フネの掃除をかなり頻繁にしっかりとやっていたので、モデラーによっては汚さない人もいますね。」
会話も盛り上がります♪
YOSSHIさん
「まだ持ってきたんですよ」
シウさん・ザク違
「えっ、まだあるんですか?」

断続的に次々出てくる絶品の数々に驚くとともに、その仕上がりの素晴らしさに感動しまくり。特にフォースインパルスはそのロービジカラーが兵器らしさを強調している印象で、個人的に大注目。シャアザクも大河原テイストが完璧に表現されていました。
実はこの日の座席はお店の入口を入ったすぐの場所だったので、入店してきたお客さん全員が私達のテーブルをチラ見していきました。
中には私達に声をかけてくださる方も。
ガンプラが注目されるだろうと思いきや、意外にも私のジオラマに食いつく方もいて驚きました。やはり電飾は目立つようですね♪
さらには30代くらいと思しき店員さんが「すごいですね」と声をかけてくださいました。
実はこの人、店長さん。
店長
「私、艦これやってるんです。このフネの名前はなんですか」
ザク違
「駆逐艦桑と言います」
シウさん
「プロモデラーのチョートクさんに絶賛された作品ですよ」
店長
「すごい迫力ですね」
ザク違
「艦これの嫁艦はなんですか?」
店長
「まるゆです(笑)」
なーんて、一部の人しか分からないヲタ会話も(笑)
店長によると、店員全員が私達のテーブルの作品を注目してくださっているとのこと。こんなに嬉しいことはない♪
その後も3人の会話は途切れることなく、模型談義だけでなく仕事や家族のことなど多岐にわたり、時間を忘れるほどの大盛りあがりでした。
とは言え徹夜するわけにも行かず、ぼちぼちお開き。
最後に店長さんにお願いして3人の記念写真を撮ってもらいました。
別れ際には3人で握手を交わし、名残を惜しみつつ、再会を固く誓いました。
いやー、これほどまでに濃い一日を過ごせたのは久方ぶり。充実感120%でした。
オフ会後のビジホへの帰り道もニコニコの笑顔だったので、きっと周囲に気持ち悪がられていたことでしょう(笑)
翌日は午後から仕事だったので、朝6時に起床してソッコー名古屋へ、そしてソッコー渋滞orz
約6時間掛けて名古屋へ無事到着。さすがに疲れました。
帰宅時のメーターはこちら↓

前日よりも伸びてました♪
いやぁ本当に楽しかった。
またみんなでオフれるといいなぁ(^^)