先日、Twitter(X)で見つけたのは、こんなイベント↓
特別企画展「
プラモデル 松井康真の世界(~もう一つのものづくり~」
場所は富山県南砺市の井波彫刻総合会館
会期は9月17日まで。
こりゃ急いで行かなきゃ!
ということで、富山キャンプを計画しました。
我が家からは約200数十kmの彼方にあるので、この機会に周辺の観光もします。
まずは富山城。

まちの中心にどどーんと建つ石垣、水堀、そして巨大な模擬天守。各曲輪がかなりの広さで驚きました。
その後訪れたのはこの光景。

まるで北海道か長野のような広大な草地!
これ、実は城跡なんです。
城跡の観念を完全に覆されました(笑)
次に立ち寄ったのは砺波市にある駆逐艦榧記念館。
榧は太平洋戦争末期に建造された松型駆逐艦で、戦艦大和の最期・沖縄特攻作戦に途中まで同行し、戦後は復員輸送にも従事しました。
記念館はお父様が榧の通信兵だった方が運営されており、貴重な品々が展示されているはず…と思ってワクワクしながら現地に着くと…

閉館中でしたorz
この日だけ閉館なのか、既に営業を辞めてしまったのか不明ですが、見学出来なかったのは大変残念です。
さていよいよ本題の企画展へ。

入場料500円を払って館内へ入ると、まずは常設展示が見られます。
撮影禁止なので撮っていませんが、大変精巧に彫られた素晴らしい作品群がてんこ盛り。そんな中、立派な獅子舞の隣に、座布団に鎮座したカネゴンの頭があったのには笑いました(^ ^)
その先が企画展。

入口からもうワクワクです。
最初に挨拶文。

そして作品群。

いずれも作者の想いがたくさん詰まっていると感じました。
更に松井コレクションの数々。

↓の1/72検問所セットは子供の頃に作った記憶があります。懐かしい…。

特に食い入るように見たのはTAMIYAの旧ロゴマークの入った製品。

TAMIYA本社にさえ残っていないものばかりだそうで、近い将来同社に寄贈予定とのことでした。
そもそも松井さんがこの展示を企画したのは、模型趣味に対する見方です。
「趣味は写真です」「油絵です」などと言われれば「良い趣味をお持ちですね」となります。
しかし「模型作りです」と言うと「あー子供の頃、作ったなー」「まだやってるんだー」などの冷めた反応…。
だけど模型作りってこんな深い世界なんだよ、と伝えていきたい。
そんな思いからなのだそうです。
私も模型が趣味とはなかなか言えず、最近は「ジオラマ作りが趣味です」と言うようにしています。それでも良い趣味だとは言われませんが。
しかし模型作りの楽しさはよく知っています。
どのキットを選ぶか、その完成状態をどうイメージするか、それをどんな道具でどのように作るか、そして実際に手を動かして作り、完成させた達成感を得る。時には友人などに見てもらいながら語り合うこともあります。
それら一連の作業は優れてクリエイティブであり、自己実現や自己表現のツールでもあると思います。
でもこうしたことの根っこは、写真や油絵も同じですよね。
松井さんはきっとそういうことが伝えたいんだと思います。
松井さんはこの4月から独立し、この活動を続けていくそう。是非とも今後のご活躍に期待したいと思います。
そしてキャンプ場到着!
今回は「閑乗寺公園キャンプ場」です。小高い山の中腹に立地しているので、一部のサイトからはこんな光景が臨めます。

ゆったりとした時間を過ごし、ピールを飲みながらの夕飯タイムを楽しみ…

そして満天の星空を…見られませんでした!
夜半から小雨模様。その後も雲が切れることがなく…。
仕方なく床につきましたが、学生と思われる連中が夜中遅くまで大声で騒いでいて…。
またか…。
こりゃ近いうちにまたまたリベンジしなきゃね(笑)
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Posted at
2023/09/14 21:15:53