今から約35年前。
学生の頃、友達と3人で17泊18日という行程でぐるっと1周した北海道。
飛行機が苦手なのでもう二度と行くことはあるまいと思っていました。
が。
数年前にネット上で知り合った艦船模型仲間と関係が深まり、会話の端々に「酒飲みながらお互いの作品を見せ合いっこしたいねー」と。
しかし遠い。
遠すぎる。
待て。
行くなら、まだ体の動く今じゃないか?
そこで思い出したのは、数年前にキャンプ場で交わしたバイクキャンパーさんとの会話。
「太平洋より日本海のフェリーの方が安いですよ」
調べてみると確かに少し安く、移動時間も短いです。
よし、行くか。
そう決めたのは約半年前。
ついにその日が来ました。
仕事を定時で終えてソッコー帰り、夕飯を済ませてイフリートカスタムを駆って敦賀へ。
乗船手続き後、岸壁から船を見学。

んー、やっぱいいなぁ(*´ω`*)
2355発の40分くらい前から車両積込み開始。意外と多くの車やバイクに加え、自転車ツーリンガーまでいたことに驚きました。
久々の船旅にワクワク♪
館内放送「間もなく車両甲板(こうはん)への立ち入りを制限いたします」
おーっ、「かんぱん」と言わず「こうはん」と言っとる!業界用語サイコー!!!
などと1人で興奮します(笑)
とはいえ時間も遅いのでその日はそのまま就寝。
翌日は船内を一周。

排水量約17000t、全長約225mは中型空母くらいの大きさ。速力は26ノット(時速約50km)でかなり早いですが、舷側に流れる白波はさほど広がっていませんでした。意外。
船が進んでいる間はピッチング(前後方向の揺れ)を繰り返します。そのため船首によって切り裂かれた白波は船首が沈んだ時に大きく

浮かんだ時に小さく発生することとなり

その後ろに流れていく波もそのまま凹凸となります。
こうした情報は次の艦船ジオラマを作る際の参考にしようと思います♪
船内は様々な施設が入っていますが、電波も届かずネットも使えないのでスマホ内の録画番組を見たり本を読んだり海を眺めたりして過ごします。
んー、こんなゆったりの旅路も楽しいなぁ(^ ^)
夕方には海の見えるお風呂(露天風呂もあり!)に入りました。お風呂は船の中央辺りにあるので、あまり揺れません。はー、さっぱり♪
そうこうしているうちに下北半島が見えてきました。
そしていよいよ苫小牧上陸。
到着は予定より10分程早め。その後高速に乗って南下し、順調に車中泊ポイントに到着しました。
まだ船旅しか書いてないのに、こんな長文になってしまいました^_^;
続く。
ブログ一覧 |
キャンプ&温泉 | 旅行/地域
Posted at
2024/06/06 21:38:28