前回ブログではジオラマベースの製作に手を付けましたが、いったん鳥海の製作に戻ります。
上部構造物がおおかた出来上がったので、主砲を製作します。
まずはバーベットの考証。

この写真のようにバーベット周囲には三角ステーが放射状に設置されているので、これを0.1mmプラバンで再現します。ステーを均等に配置するため、まずは十字方向の4つを取り付け(①)、次にその中間の4つを取り付け(②)、さらにその中間に8つ取り付ける(③)という手順を踏みました。

ステーは0.8mm程度のサイズなので、作業はなかなか大変です。しかも2番と4番の主砲は支柱の上にバーベットが置かれており、その下にも支えがあるので、これも同様に取り付けました。これらの作業だけで約1週間。疲れました…orz
次は主砲本体。キットの主砲パーツは基本形をよく捉えてはいるものの、40年以上前の設計であることなどから全体的にあっさりとしているので、ヤマシタホビーのアフターパーツを活用しますが、これも実物をよく見ると様々なことが分かります。

また少し前に公開された鳥海の動画を見ると、主砲前盾にある観測窓の覆いが上下に開いていることが確認できます。

しかしながら動画の時点以降にこの部分が改装されており、第一次ソロモン開戦時には手前に倒れる1枚板となっています。

これらを踏まえて主砲パーツに手を加えました。

組立て中に気付いたのは、コンマ数ミリですが砲身の長さが微妙に異なること。組立て時にはこれに気を付けて2本が同じ長さとなるパーツを選んで取り付けました。
次に煙突の蒸気捨管を設置します。実艦はこのような感じ。

右舷側はクリアな写真があるので確認しやすいですが、左舷側の詳細はあまり明確ではありません。そのあたりは総ざらいにあるイラストも参考にしながら0.4mm針金で工作しました。
ここで再び海面製作に戻ります。
前回ブログではアルミホイル海面を両面テープで設置し、ブルーで塗装後に木工ボンド原液を塗るという方法で決定と書きましたが、その後なんとなく納得、改めて試作することにしました。
一つ目のテーマは「ジェルメディウムに水を加えてよいか」。
ネットで調べる限りでは25%までは水を加えても大丈夫とのことなので、メディウム単体よりも伸びがよくなるかなと考えました。
さっそく実行。

左が水を加えたメディウム、左は木工ボンド原液です。
メディウムの方が艶感は上ですが、ところどころ下地の水色が変色していました。またメディウムはホイルの凹みに少し溜まったようになりますが、木工ボンドはそうしたことはありません。これらをどう捉えるかですが、艶が増すことにより水のような印象となるのは大きなメリットであり、メディウムの伸びもよい気がしたので、加水メディウムで行きたいと思います。
もう一つのテーマは「アルミホイル以外に使いやすい素材は無いか」。
これはおやつに食べたチョコの包み紙がアルミホイルよりもしっかりしていて、クシャクシャにしても破れないと感じたことがきっかけでした。

そんな話をハモン様としていると、「これはどうかな?」と持ってこられたのがフライパン用ホイルシート。おおっ、確かに通常のホイルと比べると少ししっかりしている。
そうなると欲が出るもので、もっと他にもないだろうかと考え始めました。手元にあったのはホイルカラー折り紙。この4つをクシャクシャにして比較してみました。

フライパン用ホイルは少々荒く扱っても大きな穴が開くことは無く、10cm四方あたり数個程度の針の穴程度の破れが出る程度でした。調べてみると表面にシリコン樹脂がコーティングされているようです。
折り紙はやはり紙なので、折り目から紙が露出してしまうため、これは使えません。かなり前に小惑星探査機はやぶさを作った際、機体表面のサーマルブランケットを金色の折り紙を見ずに濡らして表面の金シートを剥がして使ったことがありますが、かなり薄い素材なので、アルミホイルよりも弱く破れやすいと思われます。
包み紙はホイルシートよりしっかりしていて全く穴が開く様子はありませんが、サイズが小さすぎます。ハモン様から「100均とかで大きな包装紙が売ってるんじゃない?」と言われたのでダイソーで探してみましたが、望んだ素材は見つかりませんでしたorz
よって、フライパン用ホイルシートを使うことにします。
さて、これでジオラマベース作成の素材と工法が決まりました。
いよいよジオラマベース製作に本格的に取り掛かります!
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Posted at
2026/01/15 20:43:27