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ザクとは違うのブログ一覧

2022年10月08日 イイね!

入社30周年旅行(宇宙編)

重たい話ばかりの続いたダークツーリズム編でしたが、今度はポジティブな話を。
今回の主目的地の1つが茨城県のつくば宇宙センターです。
2016年2月にJAXA相模原キャンパスは行っており、5年前のWロケット発射場ツアーでは、鹿児島県内之浦と種子島の発射場を見学しました。国内最大のパラボラアンテナ(臼田、美笹)も行きました。しかし国内ではやはり筑波が中心。以前からいつかは行きたいとずっと思ってきました。
我が家から現地までは片道400km。しかもその途中に複雑極まりない迷路・首都高速があります。実は私、この歳になるまで首都高バージン。途中のSAで長めの休憩をとって、深夜0時過ぎに首都高突入!
この時間でもこんなに混んでるの!?と思うほど車の数が多く、しかも短距離の間に次々と分岐が来ます。その都度車線を適切に選択しながら、ナビを確認しながらの深夜ドライブは滅茶苦茶神経を使いましたorz

しかし苦労した分、筑波では気合い爆裂!


決して派手ではない入口を入っていくと正面にJAXAと大書された高層ビルが!
そしてその手前にはH2型ロケット(本物)が!

このショットは映えますね~。
「宇宙兄弟」でも六太たちがこの角度で集合写真を撮ってました。

せっかくここまで苦労してきたなら、やはり場内案内ツアーを申し込むべし!
種子島でもそうしており、実際JAXA職員を質問攻めにした履歴があります(笑)
そして受付へ。

ガーン(꒪⌓꒪)
事前リサーチが不足していましたorz
仕方ない、展示館を眺めて帰るか。また機会があれば来ればいいし。ということで次に訪れたのがプラネットキューブ。

中に入ると…

おーっ、相模原より規模が大きい!展示の数が多い!来客数がたくさん!
興奮を抑えながら順路最初の方の人工衛星を見ていると、すぐ向こうに人だかりが。よく見ると場内案内ツアー(無料)でした。
こりゃ好都合ということで、早速輪の中に入って拝聴します。
そこで聞けたことの一部を紹介しましょう。

・人工衛星表面に貼り付けられた金色の素材はサーマルブランケットと言うが、断熱素材を20枚くらい重ねたもの。これは衛星本体とマジックテープで留めてある。宇宙には空気抵抗がないのでその程度の接続力でも外れない


・3.11の東日本大震災時には携帯電話での通信が必要だったが、地上携帯基地局が壊滅状態だったので、衛星経由で電波を伝えた。ただ携帯の電波は微弱なので、衛生の受信アンテナを半球状に大きく広げた


・ISS(国際宇宙ステーション)でのコップ1杯の水の価格は30~40万円。現在ではおしっこも濾過して飲水に再利用している。それまでは宇宙に放出していたが、放出直後に氷になって飛散するのでキラキラ光っていた。当時これが何か分からず、「宇宙ホタル」と呼んでいた。なお大は放出するとデブリとなって衛星を破壊するので地上に持ち帰るか、他のゴミとともに大気圏に突入させて燃やす


・HTV(こうのとり)のペイロードのうち与圧部は、現在は全体の一部のみだが、ロシアISS撤退により輸送機が無くなるので、HTV与圧部を拡大する計画あり


・世界のロケット発射場は出来るだけ赤道近くに作っている。これは地球の遠心力も利用して打ち上げるから。日本の発射場が沖縄に無いのは、沖縄返還前に建設したから

・展示している衛星は全てフライトモデル。即ち打上げ用衛星がトラブルで使えなかった際の予備機。本機打上後の予備機は本機のシミュレーターとして活用される

・当初に開発した衛星は、機体を回転させることで姿勢制御していた。現在はスラスターやリアクションホイールを利用

・どの衛星も実験的な要素が盛り込まれている。きく5号の場合は機体の分離と再合体の試験。この成果をHTVへ活用した


・折り畳んで格納されていた太陽電池パドルが何らかの理由で開かない時は、衛星をスピンさせて遠心力で引っ掛かりを取る方法もある

・N型ロケットは元はアメリカのICBMなので図面を見るななどの制限が非常に多くてうるさかった

・ドラマ「下町ロケット」の帝国重工のラボの撮影のため、展示してあるロケットエンジン・LE7を持っていった。その間、そこには写真パネルを置いた

・H3ロケットのLE9(新型ロケットエンジン)はなんとか年度内に打上げたい!

他にもたくさんの話を聞きました。あまりにも楽しかったので、一通り聞いたあと、次の回にも参加しました(笑)
この手の説明は説明者によって力点の置き方や切り口が変わるので、説明者の数だけ参加出来れば完璧です。
今回は1人目の方は地球温暖化について熱弁されていましたし、2人目の方はISSを多めに解説してくれました。説明中、参加者からは「へー」「そうだったんだー」などの声が聞こえてきます。そして説明が終わると参加者全員から万雷の拍手。
そしてその後も参加者から説明者への質問攻撃。見ると、どの参加者もすごく楽しそうで、目がキラキラ輝いているんですよね。
宇宙はロマンだ、などと言いますが、こうした光景を見るとそうなんだろうなーという気もします。
ただ一方で地球温暖化対策、自然災害への対応、無重力空間の活用検討など、様々な現実的な課題への解も具体的な成果として求められます。NASAに比べると遥かに少ない予算で、数少ないプロジェクトにできる限りの実験要素を盛り込んで少しずつ前進し、JAPANスペーステクノロジーと言えるような独自のノウハウを今後も蓄積していってほしいものです。

なんてことを考えながら展示館を後にして、物販コーナーへ。いろいろ目移りしましたが、JAXAのロゴが入ったTシャツとポロシャツを買いました!

ここまででつくば宇宙センター見学は終了ですが、宇宙ネタをもうひとつ。
旅程はこの翌日に東京、その次の日に静岡へ行く予定でしたが、台風15号により静岡県内の高速が通行止めになってしまいました。やむなく中央道経由で帰ることにしましたが、せっかくならどこかに立ち寄りたい。
実はつくぱの展示の中に長野県佐久郡美笹にある54mパラボラアンテナの説明がありました。既に全ての工事が終わったとのこと。こうした施設でよくあるのは小規模な展示施設の併設です。同じ佐久郡の臼田宇宙線観測所(64mパラボラ)などでは写真入りのカードを配っていたりします。ということで現地へ。
途中、渋滞に巻き込まれながらもお昼頃に到着。些か曇りがちではありましたが、愛車イフリートカスタムとのツーショットが撮れました♪

しかし残念ながら展示施設は無しorz
時間があればコーヒーを沸かしてパラボラを見ながら飲むというのもやってみたかったのですが…。

その夜は最近お気に入りの大博士キャンプ場で1泊。夜半までは雲で星空は望めませんでしたが、夜中にトイレに起きた時には冬の代表的星座・オリオン座がキレイに見えました♪

ということで宇宙編おしまい。
国内のメジャーな宇宙関係施設は粗方見学できました。残るは北海道大樹町のスペースポート(宇宙港)かな(爆)
Posted at 2022/10/08 19:10:22 | コメント(3) | 宇宙ネタ | 旅行/地域
2020年12月20日 イイね!

明日は木星と土星が最接近!

この土日は久しぶりにがっつり模型製作。
でもずっと工房にこもりっきりではさすがに疲れます。
そうだ、ようつべでも見てみるか。
そう思ってふと見かけた動画に「木星と土星が最接近!」とありました。
早速視聴。

細かい説明は省きますが、両星が最接近するのは20年に一度。
今回ほどの接近は400年ほど前にあったきりだそうで、次回は60年後だそうです。
おーっ、それでは生きている間に見られるのは今回が最初で最後ではないか。
ということで早速見てきました。
西の空が低くまで見える場所で、まずは肉眼で確認。
うーむ、ひとつの星に見える。
それほどまでに近づいているということかと実感。
次にスマホ撮影。

うーむ、やはりひとつの星に見える。

そしていよいよデジイチ撮影。

300ミリの中望遠の画角でこの近さ。
めちゃくちゃ接近してます♪
自宅に戻って撮った画像をさらに拡大!

木星は4つのガリレオ衛星のうち3つまでは捉えています。

太陽系の惑星軌道面はそれぞれ微妙に傾きが異なるので、完全に一直線に並ぶことは極めて稀です。
ちなみに木星と土星が重なるのは7500年後だとか。
それも他の惑星の重力の影響などを受けるため、どうなるか分からないとか。
そこまで聞いてしまうと、「今日見ておいてよかったな~」と改めて思いました。

そうそう、真の最接近は明日の夜(17~19時の間あたり)のようです。
興味のある方はぜひ!
Posted at 2020/12/20 21:14:30 | コメント(2) | 宇宙ネタ | 趣味
2019年07月31日 イイね!

宇宙におけるトイレ問題について

唐突なタイトルですね(汗)

今日は講演会を聞いてきました。
タイトルは『無重力閉鎖空間「国際宇宙ステーションと宇宙船」~人はどこまで耐えられるか~』
講師は大同大学名誉学長でありJAXA研究統括の澤岡昭先生です。

講演ではまずこれまでの宇宙開発の歴史をたどり、次に日本人宇宙飛行士を紹介し、その上で国際宇宙ステーション(ISS)での生活に触れ、さらに再び人類が目指す月、そして火星への旅路について語られました。
講義の中で特に興味を引いたのはトイレの話。

ISSのトイレ、実はロシア製なのだそうです。
当初はアメリカ製を設置するつもりでしたが、開発がISS建造開始に間に合わず、やむなく旧宇宙ステーションのミール(ロシア)のものを改良して取り付けたのだとか。
知りませんでした。

しかしそのトイレ、なかなかに原始的だそうです。

男性の小用ならばともかく、大の場合、直径10センチほどの穴にお尻の穴をぴったりと合わせ、そこで●んこを出し、その後空気で吸い込むのですが、吸い込むためにはトイレ本体とお尻の間に若干の隙間を開ける必要があります。その技術の上手い下手が宇宙飛行士によって違うのだそうです。
加えてう●こを上手くお尻から切り離す技術も必要です。
特に日本人の場合、繊維質の食物を多く食べる傾向にあるため、なかなかすぱっと切れないのだそうです。
うまく吸い込めない、または切り離せない人の場合、ビニール手袋をはめてうん●をつかみ取り、そのまま手袋を裏返しにして●んこを包んで処分します。
そこで上手に処理できないと周囲にう●こが撒き散らされるという大惨劇となるとか…。
ホントかな(笑)

ただ、トイレ問題で宇宙飛行士が苦労しているのは事実のようです。

仮に火星まで人類が行くことになれば、現地滞在期間も含めて最短2年。
その2/3は移動時間となり、その間、トイレ問題は毎日発生することとなります。

講演のタイトルは「人はどこまで耐えられるか」ということでしたが、私は僅かな乗組員と長期間狭い空間で過ごすことなどが精神的に大変だということがテーマになるものだと思っていましたが、まさかトイレ問題を指しているとは…。
講演の締めくくりは「宇宙空間でのトイレ問題を研究しようという人は私を除きほとんどいません。これから私の跡を継いでトイレ問題に真剣に取り組んでくれる人が現れることを期待します」というものでした。

先生は既に御年80。
今朝の新聞で日本人の平均寿命がまた伸びたという記事が載っていました。
それによると男性は81.25歳。
先生はもうすぐ平均寿命に到達しますが、背筋もぴんと伸び、声にも張りがあり、もちろん頭脳も明晰。とてもそのようなお歳には見えませんでした。
その秘訣はもしかしたら講演後の質疑応答に隠されていたのかも。

質問者:ISSには時折女性も乗り込みますが、女性がいるかいないかでチーム全体の士気は変わるのでしょうか?
先生:具体的なデータはありませんが、やはり女性がいるとミッションをしっかりこなそうと頑張るようですね。私が宇宙飛行士なら絶対に女性と一緒がいいです!

先生、お若い!
これからもまだまだ活躍してほしいですね~♪
Posted at 2019/07/31 18:23:21 | コメント(2) | 宇宙ネタ | 趣味
2019年02月05日 イイね!

日本最古のプラネタリウムと「書の甲子園」

上の娘は書道が大好き。
小学生から書道教室に通い出し、中学2年生の頃には特待生にまでなりました。
高校生になるとそれがリセットされ、またイチからの出発。
ほぼ同じタイミングで、それまで通っていた書道教室の先生が、ご高齢であることを理由に教室をたたむという話になりました。
娘としては書道はまだまだ学びたい。
ということでその先生に、次の教室を紹介してもらいました。
昨年5月ころから新しい教室に通うようになり、娘の書道熱はますます高まったようで、学校の勉強の合間に、時間を見ては書道教室に通う日々が続いています。

そんな中、毎日新聞社主催で毎年開催される第27回国際高校生選抜書展:通称「書の甲子園」に出品したところ、娘の作品が入賞したとのこと。
ついては2月3日(日)に毎日新聞大阪本社で行うので、出席するようにとの連絡が。
娘、大喜び。
夫婦も大喜び。
せっかくなら前日から大阪に入り、USJで遊ぼう♪などと大盛り上がり。

しかしっ!

表彰式当日は、休日出勤の予定がががが…orz
やむを得ず、私は土曜日にハモン様と娘たちをUSJへ送り届け、その足で日帰りドライブを楽しむことにしました。

そして迎えた2月2日(土)。
ハモン様たちをUSJ前で降ろした後、兵庫県明石市へ向かいます。
行き先は明石市立天文科学館

私の住む愛知県には名古屋市科学館があり、そこには「世界最大級」とされるプラネタリウムがあります。
私はその年間パスポートを毎年購入し、ほぼ毎月、「今月のプログラム」を楽しんでいます。
最近のプラネタリウムはCGを効果的に活用し、見て楽しめる演出を行っているところが多いですが、名古屋市科学館の「売り」はやはり生解説。
テーマだけは月ごとに決まっていますが、それをどう解説するかはその時間を担当する学芸員さんに任されているので、この人だとこのテイストの解説というような楽しみ方もできます。

そんな会話を時々交わすとある友達から先日、「明石のプラネはいいよ~」とオススメを受けました。
なので、この機会に
「見せてもらおうか、明石のプラネタリウムの楽しさというものを」
と企画したという経緯です。

そして現地到着。


主目的のプラネ上映までの時間は常設展示を楽しみます。
明石と言えば日本標準時の基となる子午線が通っているまち。
天文科学館は、まさにその子午線の上に建てられています。


建物の裏には、こんな標識も。

頂点にはトンボが象られていますが、これはトンボ(あきつ)が日本(あきつ島)の象徴であるということに由来するのだそうです。
館内の常設展は、子午線に関するものと宇宙に関するものの2つがメインテーマとされていました。
私の興味はもちろん後者。


これは約4億5千万年前にナミビア共和国に落ちたギベオン隕石の実物。
さほど大きくはありません(隕石としては巨大)が、持ち上げようとしても上がらないほど重かったです。鉄が主成分だからでしょう。


こちらははやぶさ初号機のプロジェクトマネージャーを務められたJAXAの川口淳一郎博士の書かれたもの。
技術者でありながら、単に技術だけでなく精神論を同時に説くあたりが、一流の証なんでしょうね~。

小高い丘の上に立つ施設ですが、14階に展望室が作られており、そこからは明石海峡大橋や日本百名城の一つ・明石城も望見できます。

さらに16階には口径40cmもある反射望遠鏡。

こちらは来館者が覗くことができます。
当日は半分くらい欠けた金星を見せてくれました♪

さてそろそろプラネ上映時間。
ワクワクしながらプラネドームへ入ります。
そして、投影機とご対面。


この投影機、1960年6月に設置されたものなので、約60年も稼働し続けていることになります。

その間に阪神大震災を経験していますが、幸いにも被害を受けず現在に至っており、稼働時間ももちろん日本一。すごい機械です。

いよいよ上映。
こちらのプラネも生解説をしてくれます。
最初は町中の明かりという設定で、2等星くらいまで見える明るさで始まります。
若干の説明があった後、解説員の方が「みなさん、少しの間だけ目をつぶってください。そして私が3、2、1、はいどうぞと言ったら目を開けてくださいね」と案内します。
そして目を閉じて、合図があって目を開けるとそこには満天の星空。
ドーム内のあちこちから「わーっ♪」と歓声が上がります。
私もこの演出には少し感動しました。
↑に書いたように、名古屋で毎月プラネを見ている身としては、街明かりでの星空と山奥などでの満天の星空の違いなど、飽きるほど見てきましたし、もっと言えば実際の夜空も町中と山奥などの差も何度も見てきました。
でも。
この時の星空は何か特別な感じがしました。
星を表す点の光は、名古屋市科学館の最新鋭投影機に比べるべくもありませんが、そういう問題ではないのです。
理由は分かりません。
なぜかものすごく感動しました。

その後の解説もじっくり聞くことができ、名古屋とはまた一味違う「夜」を体験することが出来ました。
翌日の仕事があるので、現地に長居はできなかったのは少し残念でしたが、満足感いっぱいに包まれて帰路の高速道路を走ったことは言うまでもありません。

さて翌日。
ハモン様たちは表彰式会場へ。
到着した時には既に会場内は黒山の人だかりだったとのこと。
付添の人たちは会場に入ることすらままならず、入口の扉の脇からこっそり覗くといった状況だったとか。
それでも娘が表彰される瞬間は、どうにか撮影できたようです。


ちなみに受賞作品はこちら↓


紙の大きさは縦が1メートル以上もある大きなもの。
娘もこんなダイナミックな書を書けるようになったのかと思うと…

「好きこそものの上手なれ」
「継続は力なり」


娘にはこのふたつの言葉を贈るとともに、これからの活躍を大いに期待したいと思います。
Posted at 2019/02/05 18:06:07 | コメント(6) | 宇宙ネタ | 日記
2018年12月16日 イイね!

ふたご座流星群観測キャンプ

3大流星群の最後を飾るのは「ふたご座流星群」。
例年、12月中旬に極大日を迎えます。
今年の場合12月13日(木)でした。
でもその週であれば一定数は観測できるとのことだったので、思い切って見に行くことにしました。

出発は14日(金)の15時半頃。
午後からの会議を終え、そそくさと職場を後にし、急いでシャトルに乗り込んで高速をひた走ります。
行き先は三重県の志摩半島。

道中は渋滞ポイントの四日市付近も順調に抜けることができ、現地には19時頃に到着しました。
まずは夕飯の準備。

今日はキムチ鍋&日本酒(カップ酒)で体を温めます。
外気温は5℃。
しかも風が強めです。
寒さ対策として持ってきた焚き火セットも出動!


この時間は半分くらい欠けた月が出ていましたが、それでもなお3等星くらいまで見えるほど、このあたりの観測条件は良好です。

太平洋に映る月影も美しい…

しかしせっかく流星群を見るなら月が没した後のほうがいい。
それまで、おいしい食事と好きな音楽を楽しみながら、その時を待ちます。

ぼちぼち22時。
月も沈みました。
自分の周り360°のうち180°は海。残りの180°は数個程度の街路灯があるのみです。
街路灯の光を避けて暗い場所に椅子を置き、夜空を見上げると、そこにはまさに満天の星、星、星…
素晴らしい…

と、感動に浸っている間もなく、すーっと流れ星が。
あっと思った瞬間、また流れます。
立て続けに3つも。
しかもそのうちの一つは、腕を前方に伸ばした先で手のひらをいっぱいに広げた状態での、親指と小指の先端の距離の2倍以上もの長さを光り続けていました。
今まで私が見た中で、最も長い尾を引いた流れ星でした。

その後もたくさんの星が流れては消えていきます。

中には水平線の下へ消えていくものも。
そんな流れ星なんて、初めて見ました。

小一時間の観測の間に、なんと26個もの流れ星を確認することが出来ました♪
これまた自身最高値。

まさに2018年の最後を飾るにふさわしい流星ショー。
観測中は感動しまくりで、真冬並みの寒ささえなければいつまでも見続けていられるだろうと思えるほどでした。

唯一惜しむらくは、愛機PENTAX・K-30が露出異常により修理中だったこと。
次回の観測時には、しっかり働いてもらいましょう。
って、もう来年も行く気になってますが(笑)
Posted at 2018/12/16 23:59:23 | コメント(1) | 宇宙ネタ | 趣味

プロフィール

「重巡鳥海の製作(艦橋の工作その4・船体塗装) http://cvw.jp/b/488285/48791180/
何シテル?   11/29 12:01
模型工作とキャンプが大好きなヘタレをやぢです。 私がフォローする方には2種類あります。 一つは「以前からのみん友さん」 もう一つは「ちょっと興味を持っ...
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