「はやぶさ」カプセルから発見された微粒子1,500個がイトカワ由来と判明!
いやぁ、本当によかったですね~。
悲観論者の私としては、「そう簡単にサンプルリターンなど、できるものではなかろう」などと思っていただけに、このニュースを見た瞬間、わが目を疑うとともに、本当にうれしく思いました。
そもそも小惑星からのサンプルリターン計画は、
NASAに先を越されないように出した「破れかぶれ」のアイデアだったそうですし、そうであるだけに、JAXAの方々も実現は非常に困難であるという認識をされていたようです。
その証左に、JAXAははやぶさのミッション達成度を以下のように設定していました。
・電気推進エンジン 稼働開始(3台同時運転は世界初) 50点
・電気推進エンジン ある期間(1000時間)稼働 100点
・地球スウィングバイ成功
(電気推進によるスウィングバイは世界初) 150点
(自律航法に成功して)イトカワとランデブー成功 200点
・イトカワの科学観測成功 250点
・イトカワにタッチダウンしてサンプル採取 275点
・カプセルが地球に帰還、大気圏に再突入して回収 400点
・イトカワのサンプル入手 500点
ちなみに100点満点での評価です。
500点満点ではありません。
すごいっ!
もう、ホントすばらしいです。
しかも、まだ別のカプセルにもっと入ってるかもって?
うーん、楽しみすぎる~(≧▽≦)
でもこれでまた、川口プロジェクトマネージャーさんは忙しくなるんでしょうね。
JAXAは今回の試料を各国に配布して分析してもらう予定としているそうなので、さらなる分析が進むことが期待されます。
なかでも、「世界初」をとられて悔しい思いをしているであろう某国がどのような動きをするか、楽しみです(^。^)
Posted at 2010/11/16 21:10:39 | |
宇宙ネタ | 日記